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専大崩し、開幕後初の白星獲得ー春季関東大学男子1部バレーボール戦 対専大

4月7日 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

スタメン(サーブローテンション順)

17 S  山岸隼(法2)

15WS  鍬田憲伸(法2)

8MB  平井海成(総3)

11WS  中野竜(総3)

2WS  富田将馬(文4)

10MB  梅本鈴太郎(法3)

13Li  土岐大陽(経3)

18Li  柴健太郎(商2)

 

前日は順大に悔しくもストレート負けを喫した中大。リーグ2戦目専大との戦いは、出だしに硬さは見えたものの攻撃陣を中心に立て直し3-1で試合を制した。

 

▲ブロックを決める平井と富田

 

第1セット、序盤は相手の勢いに押され中大の硬さが目立った。しかし、中野や富田がアタックを決め、ピンチサーバーとして出場した内山隆司(商1)もまた試合の流れを変えたことにより、徐々に調子を取り戻した中大が1セットを先取する。

2セット目、中大のミスが重なり相手に主導権を握られ、一時は専大に5点の大きな差を開かれた。ここから中野や梅本がスパイクを決め続け、驚異の追い上げを見せたがあと一歩届かず23-25でこのセットを落とす。「勝つためのサーブの入り方がこの2試合(春リーグ)とも悪かった」(豊田監督)と、サーブミスを課題にあげた。

トスを上げる山岸

 

続く第3セット、出だしから中野がスパイクを決め中大が勢いに乗る。順大戦とかわりスタメンで出場した鍬田も多くのスパイクを決めるなど調子を上げ、専大を一気に引き離し、25-15で3セット目を奪取する。

第4セット目は、「3セット目に余裕があるくらいの点数差がある中で、次のセットの入りというのは注意しないといけない」(豊田監督)と振り返るよう、序盤専大に流れを持っていかれてしまう。中大も負けじと点を重ねるが、この後も専大を振り切ることはできず一進一退の攻防が続く。なんとか取りきりたい中大は、山岸も攻撃に加わり点を上げ、最後は中野のフェイントが決まり25ー22で取り、試合を決めた。

スパイクを決める富田

今季初の勝利を勝ち取った中大。次戦、相手は慶大。豊田監督は「どこの大学も状態はいいと思うので気は抜けない。まずは自分たちのチームをしっかり作っていきたい」と語る。この勢いのまま新たなチームでどんな戦いを見せてくれるか、目が離せない。

 

◆試合結果◆

○中大3(25-22、22-25、25-15、25ー22)1専大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部