2025年9月16日 ジャイアンツタウン球場
チーム 123 456 789=RHE
亜 大 000 000 000=030
中 大 000 003 00×=350
[中]三奈木、岩城ー綱川、野呂田
[亜]齊藤、井上、比嘉-前嶋
[本]なし
◆スタメン◆
1[遊]佐藤 壱聖(経3=東日本国際大学昌平)
2[中]青木 勝吾(文1=中央学院)
3[二]繁永 晟(商4=大阪桐蔭)
4[右]皆川 岳飛(経4=前橋育英)
5[一]髙橋 徹平(文1=関東第一)
6[左]松嶋 晃希(経4=浦和学院)
7[三]伊藤 櫂人(文3=大阪桐蔭)
8[指]前川 竜我(商1=福井商業)
9[捕]綱川真之佑(経4=健大高崎)
P 三奈木亜星(商4=浦和学院)
春季リーグでは4位へ沈んだ悔しさを胸に、中大は、リーグ優勝27回、春季リーグでは2敗を喫した因縁の相手亜細亜大学と対戦した。三奈木が7回無失点と圧巻のピッチングを披露し、続く岩城颯空(経4=富山商)も8回9回を無失点に抑え完封リレーを完成させた。投手陣の奮起に応えるように、上位打線が得点を重ね、秋季リーグの開幕戦を勝利で飾った。
秋季リーグ開幕戦のマウンドに上がったのは、プロからも注目が集まる三奈木。「絶対に投げ勝つ」と誓った三奈木は、先頭の山里を149㌔のストレートで空振り三振に仕留める。亜大の正村監督も唸るほどの鋭い変化球を駆使し、初回を三者凡退に抑えた。2回には、先頭の上原口に安打、続く小池に犠打を許し得点圏にランナーを背負うも、持ち前の気迫のこもったピッチングで後続を抑えた。
▲順調な滑り出しを見せた三奈木
5回に松嶋晃がチーム初安打を放つも、後続が内野ゴロに倒れ、無得点に終わる。試合が動いたのは6回裏。ここまで苦戦していた齊藤相手に、佐藤壱がストレートの四球で出塁すると、この日2番に抜擢された1年生の青木勝が右方向へ安打を放ち、チャンスを作る。
▲気迫のヘッドスライディングを見せた皆川
続くキャプテン繁永の二塁打で先制点を奪い、4番の皆川も変わった井上(亜大)の初球をとらえ、センターの頭を超える走者一掃の三塁打で一挙3点を獲得した。
7回表には、三遊間に飛んだ難しい打球を伊藤櫂が軽快に捌く好プレーも飛び出した。
▲難しい打球も華麗に捌く伊藤櫂
続く8回、7回112球無失点の熱投を演じた三奈木は、岩城へとバトンをつないだ。変わった岩城は、自己最速を2㌔更新する152㌔のストレートを投じた。「自分も、投げてみてびっくりした」と振り返る。2死から前嶋(亜大)に二塁打を許す場面もあったが、その後は三ゴロで抑え、スコアボードに0を並べた。
▲150㌔台を続々と投げる岩城
9回も続けてマウンドに上がった岩城は、最後は151㌔のストレートで空三振を取りゲームセット。春季リーグに続き、開幕戦勝利を飾った。
▲岩城とバッテリーを組んだ野呂田
「松嶋の1本を手本に、みんなでつないだ」と振り返る清水監督。第2試合も続けて勝利し、勝ち点を得たい。
◆試合結果◆
〇中大 3-0 亜大●
◆お知らせ◆
次戦は9月17日(水曜日)にジャイアンツタウン球場で行われる対亜大2回戦です。
(記事:寒田理菜、写真:高橋美帆、橋本唯花)
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