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優勝候補の亜細亜から勝ち点奪取!代打1年前川の勝ち越しタイムリー!ー東都大学野球秋季リーグ戦 対亜大2回戦

2025年9月17日 ジャイアンツタウン球場

チーム 123 456 789=RHE

中 大 002 000 302=770

亜 大 101 000 000=260

[中]山口、子安、岩城-綱川
[亜]山城、井上、比嘉-前嶋

[本]〈中〉伊藤櫂(9回2点)

◆スタメン◆

1[三]伊藤 櫂人(文3=大阪桐蔭)

2[中]青木 勝吾(文1=中央学院)

3[二]繁永  晟(商4=大阪桐蔭)

4[右]皆川 岳飛(経4=前橋育英)

5[一]髙橋 徹平(文1=関東第一)

6[左]松嶋 晃希(経4=浦和学院)

7[指]若井 勇輝(文1=桐蔭学園)

8[捕]綱川真之佑(経4=健大高崎)

9[遊]佐藤 壱聖(経3=東日本国際大学昌平)

P   山口 謙作(商4=上田西)

対亜大1回戦では、プロ注目、三奈木亜星(商4=浦和学院)・岩城颯空(経4=富山商)の完封リレーで開幕戦を勝利で飾った中大野球部。今春ストレート負けを屈した亜大相手に雪辱を果たすべく、2回戦に臨んだ。先制点を奪われるも、伊藤櫂、青木の連続タイムリーですぐさま逆転。6回からは1回戦に引き続き、岩城がリリーフ登板。岩城は4回を無失点で圧巻の投球。岩城の好投で打線も奮起し、7回代打前川竜我(商1=福井商業)の走者一掃タイムリースリーベースヒットで勝ち越しに成功。9回には伊藤櫂の2ランホームランで追加点を加え、7−2の快勝。優勝候補、亜大相手にストレート勝ちを収め、勝ち点を獲得した。

中大の先発は、4年生ピッチャー山口。対する亜大は、山口と同学年の山城。今春は、6回1/3をわずかヒット3本に抑えられ、苦渋をなめた因縁の相手である。

先制したのは、亜大。初回、1死から2番的場にツーベースを許し、続く芹澤のあたりはショートへの進塁打。2死三塁となり迎えるは、4番の上原口。フルカウントから山口の直球を捉え、左中間を破るタイムリーツーベースヒット。続く5番小池はチェンジアップで打ち取り、初回は1失点の投球。

▲先発の山口

試合が動いたのは、3回表。この回先頭の7番若井がフォアボールで出塁。続く8番綱川は送りバントを初球で決め、1死二塁とチャンスを作る。2死3塁となり、バッターは1番の伊藤櫂。1ボール1ストライクから低めの直球を捉え、ライトへの同点タイムリーツーベースヒット。続く2番青木も変化球をライトへしぶとく運び、連続タイムリーヒットでこの回勝ち越しに成功。

 ▲勝ち越しタイムリーを放った青木

6回裏からは岩城が2試合連続の登板。最速152㌔のストレートを軸に2奪三振を奪い、三者凡退でチームに流れを引き寄せる。

三者凡退に抑える岩城

同点で迎えた7回表。中大は3者連続四死球で満塁とチャンスをつくり、ここでバッターは代打の前川竜我(商1=福井商)。「先輩たちの思いを背負いながら打席にたった」と話すルーキーは、直球をフルスイングで捉え、勝ち越しとなる走者一掃のタイムリースリーベースヒット。

代打で勝ち越し打を放ち吠える前川

9回表は伊藤櫂がダメ押しとなる2ランホームランを放ち、7得点と亜大を突き放した。最後は岩城が締め、7−2と優勝候補、亜大相手に2連勝で勝ち点獲得。

確信歩きの一打、伊藤櫂

「4年生が頑張ってくれて、2連勝という大きな結果になった」と振り返る清水監督。この勢いで次の青学大にも期待がかかる。


◆試合結果◆
〇中大 7-2 亜大●


◆お知らせ◆
次戦は9月24日(水曜日)に神宮球場で行われる対青学大1回戦です。


(記事:宮本桜佑、写真:齊藤さくら、高橋美帆、比留間柚香、小林陽登)

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