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部員コラム第21回ーNO MUSIC, NO LIFE.  記事・辻市雄大

初めまして!文学部社会学専攻2年の辻市雄大です。陸上競技・自転車・水泳・拳法・柔道を担当しています。

皆さんは普段どんな事をして過ごしてますか?私は野球観戦や料理、釣りなど趣味が多いのですが、特に一番好きなのは音楽です。音楽が自分の全てと言っても過言ではないくらい音楽が好きで、暇さえあればイヤホンを取り出す音楽中毒です♪

自分の好きなバンドのライブやフェスには必ず参加しているのですが、新型コロナウイルスのせいで中止のオンパレード。人生の楽しみの半分を持っていかれた気分です。ただ最近はオンラインライブという新しい楽しみ方ができ、これはこれで悪くないです。居心地のいい家で観るライブもまた新鮮。手のこったおつまみを作り、お酒とグラスをキンキンに冷やし、部屋を真っ暗にして、最大限まで場の雰囲気を高めるのがオンラインライブを楽しむおすすめの方法ですね。

▲オンラインライブ前、火災探知機がなるギリギリまで煙を放出し作った燻製ベーコン、燻製チーズとそれを羨ましそうに眺めるうさぎのぴょんちゃん

 

自分の事を自由に書いていいコラムみたいなんでここで皆さんにお勧めしたいアルバム3つをランキング形式で紹介してみたいと思います笑(音楽理論とか詳しくないので素人の感想だと思って暖かい目で見守ってあげてください)

 

第3位
Mr.Children「It’s A Wonderful World」

▲ Mr.Children「It’s A Wonderful World」のジャケット写真。音符と地球、花は何を表してるのか、、

自分が初めてハマったバンドがミスチルでした。この作品は2002年に発売された10作目の記念すべきアルバム。しかし題名の「素晴らしい世界」とは対称的な、不倫を彷彿とさせるドロドロとした内容や9.11同時多発テロの影響を受けたと思われる生と死に関する重い内容がオシャレなコードに乗って描かれてます。醜く穢れた世界でありながらも結局誰かは誰かを必要とし、依存し合って生きる事の素晴らしさを伝えたいんじゃないかなって私は勝手に解釈しています。初めて聞く人は「君が好き」や「youthful days」がオススメ!個人的には「Bird Cage」が好きです。

 

第2位
Tempalay 「21世紀より愛をこめて」

▲ Tempalay 「21世紀より愛をこめて」のジャケット写真。太陽と月でしょうか?

知らない人も多そうなバンドを2位に入れてみました笑 最近かなり注目を浴びている3人組のバンド。大ブレイクする前に聴いて欲しいと思い紹介しました!昨年出したばかりのこのアルバムはとにかくクセがすごくて嫌いな人は嫌いでしょう。令和に変わるタイミングで出したのですが、平成という時代の混沌さ、違和感、そして美しさを詰め込んだ大作だと思います。一度聴くと忘れられない奇妙なサウンドが頭から離れない独特の脱力感がたまらない、中毒性のあるアルバムです。初めて聞く人は「そなちね」がオススメですが自信持って聴きやすいと勧められる曲がないんですよね笑 説明するのが難しいんでとりあえず聴いてみてください。

 

第1位
東京事変「スポーツ」

▲ 東京事変「スポーツ」のジャケット写真。来年の東京オリンピック楽しみですね。

椎名林檎を中心とした天才音楽集団、東京事変。閏年の2012年に解散しましたが、今年8年の沈黙を破り再び閏年に再生した今大注目のバンドです!自分の生きる意味である東京事変、椎名林檎について語るとこのコラムだけでは全く足りるはずが無いので、その愛をしまい込んでこの作品だけ説明していきます。スポーツと音楽を見事に融合させた疾走感のあるこのアルバム。リード曲の「勝ち戦」という曲のBメロの歌詞をちょっと紹介。

「誰もわかっちゃくれないね 他人の隠された苦労なんて 評価はあの世で気にしよう 夢と現の隙間だけが正しい」

この歌詞大好きなんですよ。スポーツをしてる人は共感しやすい歌詞なのではないでしょうか。小学校の道徳の時間は基本的に睡眠時間だった自分にとって東京事変は人生の教科書です。初めて聴く方には「能動的三分間」や「閃光少女」がオススメ!個人的には「電波通信」が好きです。

最後までお付き合いしてくださった皆さんありがとうございました。正直SuchmosやYogee New Waves、WONKなどもっと紹介したいバンドは沢山あったのですが飽きられそうなのでこの辺で。オススメの曲も紹介しましたが、やはりアルバムはディスクを買い、リストの上から順に聴くのが一番!曲順や曲間、ジャケット写真などでアーティストの伝えたい事が分かったりしてとても面白いです。CDショップの回し者ではありませんが、お近くのショップに行き、気になった一枚を手に取って頂けると幸いです。(いつの日か再びコラムを書く機会があるとしたら椎名林檎の魅力を前編、中編、後編の3回に分けて語ろうと思うのでまたその日まで)

最後までお読みいただきありがとうございました!