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駒大にストレート勝利!次戦に弾みをつける-秋季関東大学バレーボールリーグ戦 対駒大

9月8日   駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

 

スタメン(サーブローテーション順)

16S  伊藤洸貴(経2)

9WS 都築仁(法3)

8MB 平井海成(総3)

11WS 中野竜(総3)

15WS 鍬田憲伸(法2)

4MB 水野将司(法4)

13Li 土岐大陽(経3)

5Li 斎藤総人(法4)

 

9月7日土曜から開幕した秋季リーグ戦。中大はここまで春季リーグ戦4位、東日本インカレ3位と満足いく結果を得られてはいない。その悔しさをバネに夏を乗り越え、秋、そしてインカレで優勝を目指す。

初戦の順大戦ではチームの歯車が上手く噛み合わずストレート負けを喫したが、2回戦の駒大戦ではストレート勝ちを収め、まずは白星を一つ掴んだ。

 

昨日の敗戦から「ネガティブにならずに前向きにやっていこう」(都築)と気持ちを入れ替えて臨んだ1セット目。序盤から水野や伊藤のブロックポイントなどの連続得点でリードする。その後も中大がリードを守るも、その差は広がらず、終盤までシーソーゲームが続いた。2019と先に中大が20点台に乗ると、鍬田のスパイクや水野のブロックで連続得点に成功。3点差をつけた中大が2522で1セット目を先取する。

▲ブロックで大活躍だった伊藤(左)と水野(右)

第2セット、序盤から先に流れをつかんだのは中大。鍬田のバックアタック、平井のブロック、また相手のスパイクミスも重なり、7-1と序盤から引き離しにかかる。しかし、その直後に駒大に5連続得点を許し、流れを奪われかける。この嫌な流れを断ち切ったのは中野。それに負けじと今季怪我から復帰したエース都築が躍動する。一度もリードを許すことなく2014で終盤を迎える。残り5点という所から連続失点が重なり、2423と迫られる。それでも、最後は平井のクイックで逃げ切りセットを連取する。

▲チームを救う一点を決める中野

第3セット、このセット中盤まで両者一歩も譲らず1313と均衡した試合が続く。均衡した状況を先に抜け出したのは駒大。サービスエースや中大のミスが重なり連続失点すると1620とこの試合初めて終盤でリードを許した。それでもサイド陣気迫のスパイクですぐに同点に追いつくと、都築がノータッチサービスエースを決め逆転に成功。最後は中野のブロックと鍬田のスパイクで逃げ切り、ストレート勝利を収めた。

▲得点を決め喜ぶ選手たち

水野は「これまで自分たちのミスが多かったのが負ける要因だった」と話し、この夏は自分たちがどういう状況なのか知っていくことを念頭に置いてやってきたと言う。また、夏合宿を通して真ん中の攻撃を活かした試合運びにも重点的に取り組み、この2つの課題が今後のリーグ戦を勝ち抜く鍵となってきそうだ。

初戦黒星スタートとなった中大だが、「残りは全勝で」(都築)と気合いは十分。リーグ戦はまだ始まったばかり、この勝利を弾みにして来週の2戦に挑みたい。

 

◆試合結果◆

〇中大3(25-22、25-23、25-23)0駒大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部