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【2024春季リーグ開幕直前インタビュー】第7回・3年生野手後編

昨年は春季リーグで5位、秋季リーグは3位という結果に終わった中大野球部。今年は「結勝」をスローガンに掲げ、櫻井亨佑(商4)主将のもと5年ぶりのリーグ優勝、日本一に向けて調整を進めている。今回は春季リーグ開幕を目前に控える選手たちの声を6日間、全11回にわたってお届けします!

第7回は3年生となり、打力が期待される松嶋晃希(経3=浦和学院)選手、皆川岳飛(経3=前橋育英)選手のお2人です!飛躍の年とすべく、決意新たに新シーズンを迎える意気込みをお聞きしました!

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<松嶋晃希>(聞き手、構成:橋本唯花)


▲守備と打撃でチームを率いる松嶋

──秋季リーグを振り返って

「出場する機会が少なかったので正直悔しい気持ちがたくさんありましたね」

──キャンプやオープン戦を通して改善した部分

「バッティングの練習を一から見直したので、まあそこの部分で結果が出て良かったなと思います」

──重点的に取り組んだこと

「体づくりですかね。食事とトレーニングを重点的にやりました」

──技術的な課題も見つかりましたか

「今年、新チームになってからポジションがファーストに変わったのでそこの部分で守備の練習をしました」

──これまでの2年間を振り返って

「けがで半分以上野球ができなかったのでそれを含めて良い経験ができたのかなと思います。あと2年は結果にこだわっていけたら良いと思います」

──2年間で成長した点

「バッティングが伸びたかなと思いますね」

──新チームの雰囲気は

「上下関係なく仲が良いのでそういう面では良いのかなと思います」

──期待の1年生は

「橋本(航河=文1・仙台育英)ですかね」

──どんなところが

「足が速いのとミート力があり出塁率が高いので期待できるバッターだなと思います」

──新入生にはどんなアドバイスを

「特に言うことはないですね」

──同年代や先輩で目標にしている選手

「櫻井さんですかね。同じ部屋でずっと一緒に練習しているので。良い目標として一緒に頑張っています」

──バッティングで気を付けていること

「状況に応じて考え方を変えたり、そういうことは意識しながらやっています」

──ファーストを守る上で気を付けていること

「ファインプレーとかはなかなかできないので、ピッチャーが打ち取った打球を一つずつさばくっていうのは意識してやっています」

──自身のチーム内の役割

「チャンスで回ってくることが多いので打席の中で1本打つというのが自分の役割だと思っています」

──対戦を楽しみにしているチームや選手

「青山学院ですかね。去年優勝されているチームなので倒したいなと思いますし、良い選手が多いので楽しみにしています」

──春季リーグで注目してほしいポイント

「バッティングです。出塁率の高さと安打数というのは注目してほしいですね」

──春季リーグの目標

「個人ではチャンスで回ってきた時に1本打つということが目標です。チームとしては優勝、とにかく1戦目の駒大を取ることを目標にしているので頑張りたいと思います」

 

◇松嶋晃希(まつしま・こうき)◇
学部学科:経済学部・公共環境経済学科
身長・体重:183.0㌢・81.6㌔
出身高校:浦和学院高校

 

<皆川岳飛>(聞き手、構成:高橋美帆)
▲持ち味の長打力に磨きがかかる皆川

——オープン戦を振り返っていかがですか
「オープン戦は打ててはいるんですけどまだチャンスボールをミスショットすることが多くて、リーグ戦では1球1試合1勝が大切だと思うので、あと数日間しかないんですけどそこを突き詰めてやっていけたらと思います」

——1年間を振り返っていかがですか
「そうですね。まだ下級生なんですけど、4 年生がいて4 年生頼りになってしまったんで。もう少し1年から出てるっていう経験をまだ未経験の人に伝えていったりとか。わからない部分があると思うんで、それをサポートしながらやっていきたい。この年が勝負というか、3 年が勝負だと思うので、上級になって 4 年生頼りにならずに1、2年生に伝えていけたらなと思いますね」

——昨年のこの時期にお話を伺った際に、ご自身では秋があまりうまくいかなかったという風にお話しされていたと思いますが、どうですか
「そうですね。チャンスで 1 本打てないっていう部分で、春よりは秋の方がダメだったなって自己評価で思ってたんですけど。1年間通して安打は出るんですけど、打点とかチャンスで 1 本とか出ない部分が少し物足りないというものがあったのでそこを次の4月8日のリーグ戦からは修正していって最初から100で入れるように準備していきたいですね」

——秋以降重点的に取り組んできたことはなんですか
「やっぱり単打ばっかりで長打があまり出てなかったんですけど、クリーンナップだったりとか3番4番打たせてもらっていて去年の4年生が抜けてあまり長打がない中で自分というか3番4番打つバッターが長打を 1 本というか、そこで打てなかった部分をこの秋以降で修正して長打力っていうものを身につけられてきたので。ミートとか塁出ることもそうなんですけど長打で一本というかそれでチームを勢いづけられるようなつけられるようなバッティングをしたいなと思います」

——長打力というところで手ごたえは出てきましたか
「そうですね。ホームランだったりとか結果で出てるので。まだまだ課題っていうのがあるんですけど。ピッチャーに嫌がられるようなバッターというか、勝負を避けられるようなバッターになっていきたいなと思います。」

——キャンプはどのようなことに取り組んできましたか
「そうですね、キャンプは初のフルキャンだったので長く通して怪我なくできたのと、3年生に上がって上級生になって、より引っ張るっていう自覚が芽生えてきたので、技術面だったりとか打つ打てないことよりもグランド整備だったりとか、そういう小さな気づきにも気づけてきたので。下級生が上級生の背中を追えるような上級生になっていきたいなと心掛けてやってきたので、それはキャンプ通して良かったのと、キャンプ中でのオープン戦でもヒット打てたりとかチームに貢献できるようなバッティングができたと思うので、そこをリーグ戦でも発揮できたらなと思います」

——期待する1年生はどなたかいらっしゃいますか
「そうですね。やっぱり外野でセンター守ってる橋本航河ですかね。自分も1年生でセンター守っててその時森下(翔太=令6卒・現阪神タイガース)選手がライトでものすごく声かけてたので、そのような先輩になるっていうのもあるんですけど、1年生でまだ不安だったりとか、わかんないことあるのでそこを周りの外野の人とかでサポートしていけばのびのびできると思うのでそこは注目していきたいですね」

——何かアドバイスや声かけを行ったりはしましたか
「そうですね。あんまり技術面で考えすぎて打てないとかあったんで、そこは1年生らしくがむしゃらにやれば結果は自ずとついてくる力のある選手なので、そこは自分が1年生で先輩方にそういう経験させてもらったことを伝えられればなと」

——警戒しているチームや打者はいらっしゃいますか
「そうですね。どこも強いんですけど。青学大とかはやっぱり打線もすごいですし、個人というよりかはチーム全体で勝ってくると思う。そこは投手でも負けないっていうのもそうなんですけど打たれたらその倍打ち返すっていう打線にも力つけてきてやってきたので、そこは怖がらずに戦っていきたいなと」

——春に向けて目標や意気込みなどありましたらお願いします。
「まだ優勝って大学来てから見れてないので、優勝をチーム全体でしたいっていうのもありますし、その中で個人としてのタイトルだったりとか、結果っていうのを先読み過ぎずに目の前にある1勝っていうのをものにしたい。1球1試合1勝っていうのを心がけてその1球で負ける、1試合で負けるとかをなくしていきたいですね。1勝で順位は全然違うと思うので。どの試合も油断せずにぶつかってチャレンジャーな気持ちでやっていきたいなと思います」

 

◇皆川岳飛(みなかわ・がくと)◇
学部学科:経済学部・経済学科
身長・体重:181.2㌢・81.2㌔
出身高校:前橋育英高校

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