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鉄壁の守備に阻まれ惜しくも敗戦ー第72回長浜ひょうたんボウル

第72回長浜ひょうたんボウルが8日に開催され、関西の強豪立命館大との試合に挑んだ。前半は得点を奪うことができず0-7で折り返すと、後半も攻撃のリズムを掴めなかった中大ラクーンズが3-16で敗れた。

 

第1QはQB西澤慧介(商4・中大附属)のパスが冴えるも得点には至らず。LB・山北爽一朗(商4・箕面自由学園)のフィールドゴールが強風によって流される不運もあり第1Qは0-7とされる。第2QではDB・玉川遊帆(国経4・会津学鳳)、山北らのタックルが光り立命館大の攻撃を阻む。追加点を許さず前半を7-0で折り返した。

▲奮闘するキャプテンの藤原

巻き返したい第3Q。開始からDL北濱雄人( 経4・中大附属)のQBサックが決まり流れを掴んだかに見えた。直後のオフェンス、QB 小林宏充(法3・佼成学園)のパスを中心に攻撃を組み立てたいところであったが今度は立命館大のQBサックが決まり得点を奪えない。DB・玉川のインターセプトが決まり、再びオフェンスに転じるもののこの日の立命館大のディフェンスは堅かった。中大側にもミスが出てしまいタッチダウンまではつながらず、山北のフィールドゴールの3点に留まる。

▲QBサックを決めるなど大活躍だった北濱、優秀ラインマン賞を受賞

7-3で迎えた第4Q。意地を見せたいところであったが残り4分台でタッチダウンを決められ点差が広がる。反撃の糸口を掴みたい中大、しかし最後まで立命館大のディフェンスとフィジカルの強さに苦しめられ、16-3での敗戦となった。

▲好プレーでチームを救った玉川、敢闘選手賞を受賞

 

またこの試合で優秀ラインマン賞を北濱が、敢闘選手賞を玉川がそれぞれ受賞。試合には敗れてしまったが、「立命館さんのディフェンスは理想のディフェンスをしており、学ぶべきことが多かった試合だった」(北濱)と、普段対戦することが少ない立命館大を相手に収穫もあった。この敗戦は、秋に向け更なるレベルアップを図るチームの糧となるに違いない。

◆試合結果◆
中央大学RACCOONS 316 ○立命館大学PANTHERS

0  1Q  7

0  2Q  7

3  3Q  7

3  4Q  16

◆コメント◆

 OL・藤原快(商4=南山)

①試合を振り返って

ディフェンスが踏ん張っているなかで、チャンスはあったものの得点につなげることができなかった。フィジカルもフットボールの実力もまだまだで、スコア以上に差があると感じている。

②立命館大の印象

フィジカルが強くアグレッシブなフットボールをしている印象。

DB・玉川遊帆(国経4=会津学鳳)

①試合を振り返って

勝てた試合だった。誰よりも気持ちは準備してきた自信があった。個人としてもチームとしてもまだまだ伸び代があるので、リーダーとして引っ張っていきたい。

②立命館大の印象

フットボールが上手いというより、強いチームという印象。次は倒そうと思う。

DL・北濱雄人(経4=中央大学附属)

①試合を振り返って

通用する部分もあったが、それ以上に相手が強かった。特に立命館さんのディフェンスは理想のディフェンスをしており、学ぶべきことが多かった試合だった。

②立命館大の印象

フィジカルがとても強く、最後までやりきるチームだった。

 

(記事:竹内賢心、写真提供:アメリカンフットボール部)

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