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「チームとして『覚悟』を持って」春季オープン戦初戦を逆転快勝で飾る!ー関東学生アメリカンフットボール連盟春季オープン戦 対日体大戦

2025年5月18日 東京都・アミノバイタルフィールド

昨年、TOP8で8位となるもチャレンジマッチに勝利し残留を決めた中大は今年度初の関東学生アメリカンフットボール連盟主催春季オープン戦を迎えた。相手は昨年BIG8・3位の日体大。中大は先制こそ許すも全クォーター(Q)で得点を重ね中盤で逆転。ディフェンス陣も守り切り31-7で快勝した。▲試合に臨む選手たち

試合は日体大のキック、中大のレシーブで始まる。中大は第1Q前半にRB小菅一然(日体大)にタッチダウン(TD)を決められ先制を許す。日体大はTD後のキックも決めこれで得点は0-7。しかし、中大オフェンス陣が即座に反撃する。RB山口典誠(商2)のランプレーで1stダウンを獲得する。ここからQB畑尾櫂(商2)、RB上村誠哉(商3)がランプレーでつなぎ上村、さらには山口が相手陣33ヤードまで攻め込み1stダウンの更新に成功、相手ゴールに迫る。中大は次の攻撃でパスを選択。QBからの正確なパスはWR宮澤光士郎(経4)のもとへ、このパスを見事キャッチしそのままTDを決め6点を獲得。33ヤードのTDパス、宮澤はこのプレーを振り返り「練習していたプレーだったしQBがいいボールを投げてくれたので捕るだけだった」と語る。中大はTD後にキックを選択、これを決め、得点を7-7とし第1Q内で追いついた。

▲WR宮澤(左)はタッチダウンを決めた

先制こそ許した中大ディフェンス陣だったがそこからは攻撃をしのぎ続け第2Q前半まで得点は7-7のままゲームは推移する。第2Q後半試合が再び動く、WR吉原聖也(商3)のパス、山口のランプレーで1stダウンを獲得し相手陣1ヤードまで迫ると山口がTD、勝ち越しに成功する。TD後のキックには失敗したものの得点は13-7となる。その後の相手の攻撃をしっかり受け切り中大は反転攻勢、相手陣32ヤードまで攻め込むとK小林隼人(商2)がフィールドキックを決め3点を追加し16-7となる。

続く第3Qでも中大の勢いは止まらない。日体大のレシーブで始まったが、相手のファンブルもあり、攻守交代。中大は相手陣の深い位置から攻撃開始となる。相手の反則もあり、TDまで残り1ヤードとして、またもや山口が走り込みTDを奪う。中大はTD後にトライ・フォー・ポイント(TFP)でもう一度TDを狙い失敗するも、22ー7とリードを広げる。その後の日体大の攻撃中にLB松尾賢輔(商4)がインターセプト。攻撃権を中大に手繰り寄せる。3回の攻撃で堅実に陣地を取り、4回目の攻撃でフィールドゴールを選択する。これを小林がきっちりと決めさらに点差を突き放す。その直後の日体大の攻撃中に今度はDB柿内海武▲貴重な追加点となるTDを決めたRB山口

(商3)が相手のパスをインターセプト。すぐさま中大の攻撃となる。山口、畑尾、RB浅川康生(法3)のランや宮沢のパスキャッチなどで相手陣に侵入し、最後は小林がフィールドゴールを決め、第3Qを28ー7と大量リードで終える。

  ▲小林もキックで貢献

第4Q前半はお互いにパスミスが多く、こう着した展開となる。しかし、第4Q後半に試合が動く。中大は自陣20ヤードからの攻撃だったが、畑尾、山口、浅川のランで陣地を進めると、小林が「ゾーンに入っていた」と本日4度目となるフィールドゴール成功で点差をさらに広げる。その後、日体大に連続で1stダウンを奪われるも点数は与えず、31ー7で勝利を収めた。

◆試合結果◆
〇中大RACCONS 31 -7日体大Triumphant Lion●

中大 日体大
12
31
スクロールできます

◆コメント◆
選手名:山口典誠
──チーム全体で意識していることは
「チーム全体としては、とにかく覚悟を持って、チームスローガンの『覚悟』を持って、しっかり自分のやるべきことをやるっていうのを意識してやってます」

◆お知らせ◆
次戦は6月8日(日曜日)にアミノバイタルフィールドで行われる対上智大戦です。

(記事:湊谷昂太郎、紀藤駿太 写真:湊谷昂太郎、紀藤駿太、比留間柚香)

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