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箱根予選会2位通過 「今日のメンバーで走れたことを誇りに思います」 (監督・全選手コメント)―第98回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

2021年10月23日 陸上自衛隊立川駐屯地周回コース

◆大会結果◆
総合順位
①明治大学 10時間33分22秒
❷中央大学 10時間37分38秒
③日本体育大学 10時間39分32秒

新型コロナウイルスの影響により、今年も昨年同様に無観客、周回コースでの予選会となった。
前日の雨とは打って変わって、透き通るような青空のもと行われた今大会。強風と日差しに見舞われるなか、中大はエース吉居大和(法2)の活躍や後半までペースを乱さない安定した走りをみせ、2位で5年連続95回目の箱根駅伝出場を決めた。藤原正和駅伝監督は「3位以内通過を考えていたのでまずは安堵している」と語り、箱根本戦へ向け幸先の良いレースとなった。

▲留学生の集団に着く中野㊧と吉居㊨(写真提供:陸上競技部)

「日本人トップ集団でレースを進め、日本人トップを目指して走った」(吉居)というように、レース序盤から吉居と中野翔太(法2)が積極的に飛び出し日本人先頭集団を形成。留学生ランナーの後ろにつくレース展開となった。トップの5㌔通過が14分46秒と例年と比べスローペースとなった結果、レースは異例の大集団で進められた。
中大は吉居、中野に続いて中間に手島駿(商4)ら4人、後方に森凪也(経4)ら6人の集団を形成し5㌔を全体の22位で通過。前半の走りについて藤原監督は「序盤突っ込んでしまうと後半、強風下で大きく崩れてしまうので、最初の5㌔はゆったり入った。選手の表情をみても問題ないと思った」と話す。また第2集団を築いた中澤雄大(経3)も「焦らずに後半から上げていくということは決めていた。前の集団で戦いたい気持ちはあったがチームで通過することが第一だった」と序盤のレース展開は戦略通りだったと話した。▲集団を形成する、中澤㊧手島㊥阿部㊨(写真提供:陸上競技部)

その見解通り中大は10㌔通過を9位、15㌔通過を4位と徐々に順位を上げていく。15㌔付近で中野が日本人先頭集団から外れるも、阿部陽樹(文1)、手島らが第一集団に迫る懸命の走りでカバーするなど持ち前のチーム力を発揮した。
一方、吉居は少しペースを落としたものの、先頭集団から離れることなく15㌔を44分44秒、1㌔3分ペースで通過。そして19㌔地点からは先頭集団を抜け出しラストスパートをかけた。

吉居を筆頭に次々と先頭集団の選手がスパートをかけ始め、激しい日本人トップ争いを繰り広げるも、最後まで懸命な走りをみせ、全体13位、日本人5位の1時間2分51秒でフィニッシュ。目標としていた日本人トップとまではいかなかったが、今シーズンの復帰を物語るような大健闘の走りを見せた。
続いて、32位に阿部、36位に手島がフィニッシュ。特に阿部は1時間3分台をマークし、出走した日本人1年生のなかで1位フィニッシュを果たし、「チームに貢献することができてよかった」(阿部)と語った。チーム10番手は森凪也(経4)で107位。好調とはいえない状態での出場だったが懸命な走りをみせた。

▲出走した日本人1年生でトップを飾った阿部(写真提供:陸上競技部)

確かなチーム力で確実に掴んだ箱根への切符。本戦まで残り2ヵ月弱だが、選手たちはすでに2週間後に迫る全日本大学駅伝、そして本戦に向けて気持ちを切り替えている。
今回、苦しいレースとなった中野は「チームのみんなに助けていただいた分、全日本では区間賞をとってチームを勢いづける走りがしたい」と強い意気込みを語った。

1月2日、中大は今年9月に亡くなったOB碓井哲雄さんの思いも胸に95回目の箱根路へ。10年ぶりのシード獲得なるか─。チームとしても個人としても箱根の地で輝きを見せてほしい。

◆個人結果◆
13位 吉居大和(法2) 62分51秒
32位 阿部陽樹(文1) 63分28秒
36位 手島駿(商4) 63分30秒
40位 中澤雄大(経3) 63分34秒
61位 田井野悠介(文3)  63分52秒 PB
74位 湯浅仁(経2) 63分57秒 PB
76位 東海林宏一(経1) 63分58秒
78位 助川拓海(経3) 63分59秒
82位 中野翔太(法2) 64分03秒
107位  森凪也(経4)   64分26秒
173位 三浦拓朗(商4)  65分22秒
283位  山平怜生(法1)  67分14秒

◆一問一答◆
藤原監督
──2位通過で箱根出場を決めました。率直なお気持ちをお願いします
3位以内通過を考えていましたので、まずは安堵しています

──5㎞、10㎞、15㎞と徐々に順位を上げていきました。そのあたりはプラン通りでしょうか
強風と陽射しが強い天候は事前の予報で把握していましたので、その辺りの対策をしっかりと行いました。特に序盤で突っ込んでしまうと、後半、強風下では大きく崩れますので、最初の5kmはゆったり入りました。(5㎞)通過22位は思いの外下の順位でしたが、走っている選手の表情を見て問題ないと思いました

──吉居選手、中野選手が留学生にチャレンジしていきました。レース前にどのような指示を送りましたか
日本人先頭集団で勝負しようと話していました。留学生グループも風で5km通過が遅かったので、そこについていったのは走りながら2人が判断しました
結果としては後ろから行った方が良かったかもしれませんが、それでは彼ららしくないので、あれで良かったと思います

──集団走では二つのグループに分けてレースを進めているように見受けられました。どのような戦略で臨まれましたか
手島をリーダーとするグループと、森凪也をリーダーとするグループ2つを作りました。チーム内3〜6位を目指す手島のグループは力がある選手達だったので前でレースを進める戦略でした。森凪也のグループは最終ラインになりますので、前の6人に何かあってもこの6人で必ずカバーするのが仕事でしたので、10kmまでは手堅く進めました

──風が強い印象を持ちました。風の影響はありましたか
今回の予選会は陽射しと風が大きなポイントでした。戦略が大事になってくると考えていましたので、花田コーチがしっかりと各グループに大事なポイントを落とし込んでくれました。選手達もやるべき事が明確になっていたのではと思います

──今回の予選会で課題が見つかりましたらお願いします
中野翔太が初ハーフながら攻めたレースをしました。まだ練習内容的にも15kmまでかなというところはありましたので、箱根までにしっかりと練習を積んでいきたいと考えています
三浦は失速しましたが、1週間前から調子が落ちていました。ただ4年生という責任をもって逃げずに予選会に挑んでくれたので今回は良くやってくれたと思います。彼が爆発した時は本当に強いですから、残りの期間で必ずその状態を作りたいと思います

吉居
──レースを振り返っていかがですか
チームとして箱根駅伝出場を決めることができたことにホッとしています

──序盤から中野選手とともに先頭集団についていく形となりましたがどのようなレースプランで臨みましたか
日本人トップ集団でレースを進め日本人トップを目指して走りました

──序盤は例年と比べスローペースでスタートしました。そのあたりはどのように感じていましたか。また、自分のレースプランに影響はありましたか
タイムを出したい気持ちもすごくありましたが、風や日差しが強かったため、自分でペースを上げることはできませんでした。
どんなペースでも日本人トップ集団でレースを進めるというプランだったので、影響というのはありませんでした

──19キロ付近から集団を抜けラストスパートをかけました。どのようなことをイメージしていましたか
ラストの直線は風も強く、そこまででトップにいなければという気持ちでした。風がそこまでなければラスト5kmでペースを上げて行くことも考えていましたが、思った以上に向かい風の影響があったので、ラスト一周までは出ないと決めていました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします。
初めての全日本大学駅伝となるので、個人としては楽しんで自分の力を出せるよう準備していきたいと思っています

阿部
──レースを振り返っていかがですか
最初は少し出遅れましたが、後半にかけてしっかりとペースアップ出来たので良かったです

──初の予選会となりましたがどのような気持ちで臨みましたか
少し緊張していましたが全日本予選会などにも出場させていただいていたことで、緊張し過ぎず楽しんでスタートラインに立つ事ができました

──後半徐々に順位をあげていきました。どのようなことをイメージして臨まれましたか
向い風は無理して前に出ず、追い風の所で前の集団を追っていくイメージで走りました

──1年生ながらチーム内順位は2位、出走した1年生の中で日本人トップでした。その結果についてどう感じていますか
タイムよりも順位を目指して走っていたので、チームに貢献する事ができて良かったと思います

──10㎞を10000mの自己ベストに近い記録で通過しましたが、レース後半への影響はありませんでしたか
10kmは冷静に入って行くことができて、後半も粘っていくことができました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
全日本でも活躍できるように残り短いですがしっかりと調子していき、大学駅伝デビューを良いものにしていきたいです

手島
──レースを振り返っていかがですか
自分の役割を理解し、冷静に終始走りきれたと思います。前半の出遅れにも焦らないということとチーム全体で意思統一できていました

──大会前の調整や状態はいかがでしたか
今シーズンうまく練習を継続できておらず、夏場も怪我に苦しみました。短いスパンで状態を戻すことに不安がありました

──序盤から集団走を展開し後輩を引っ張りながらのレースでした。どのようなレースプランでしたか
全体の第一集団で集団走を形成する予定で、自分はラスト1周まで引っぱるというプランでした

──今回のレースで見つかった課題はありますか
今回の失敗はスタートでの出遅れでした。最後まで前を常に追う展開にしてしまい、余裕のないレースにしてしまいました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
全日本ではシード権獲得、個人では区間3番以内を目標に頑張ります

中澤
──レースを振り返っていかがですか
日射しや強風など厳しい条件下でのレースでしたが、与えられた役割をしっかりこなすことができたと思います

──今回のレースでは徐々に順位を押し上げていきました。集団走ではどのようなプランで臨まれましたか
焦らずに後半から上げていくということは決めていました。前の集団で戦いたい気持ちはありましたが、チームで通過することを第一に考えて臨みました

──見つかった課題はありますか
同じ集団で走っていた阿部や手島さんにラストで離されていることです。分が悪いのでラスト勝負に持ち込ませない戦い方をしていきたいです

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
9年ぶりの全日本大学駅伝ということで、まずは楽しんで走りたいです。シード校や今回1位の明治大学との実力を測るいい機会だと思うので、しっかり疲労を抜いて自分の力を出し切る準備をしたいと思います

田井野
──レースを振り返っていかがですか
まずはホッとしています。一部の選手が万全の状態ではなかったので、僕たちの集団の走りが3位以内の条件だと思っていました。3kmまでは集団でポケットされてしまい、かなり遅い入りになりましたが冷静でした。結果的に後半のビルドアップにつながり、目標を上回る走りができました。サポートに回った2人のサポートにも助けられました

──初めての予選会でした。緊張やプレッシャーはありましたか
流石に少し緊張しました。しかし僕たちのグループではミーティングを重ね、あらゆるパターンの想定をしていました。日差しと風が強いコンディション、スローペースも凪也さんの転倒以外は想定通りだったので心理的な余裕はありました。前半はスローでしたが必ず後半上げていけると思っていました

──ハーフで大幅自己新となりました。要因は何だと考えていますか
集団のメンバーのお陰です。転倒しながらも凪也さんが15kmまでペースメイクをしてくれたので、僕は声掛けと情報伝達、給水の確保に集中できました。10㎞過ぎで三浦さんに声を掛けた時、僕たちでカバーするんだ、という気持ちが集団の中で一つになるのを感じました。今日のメンバーで走れたことを誇りに思います

──夏合宿で井上大輝主将(法4)から、期待する選手のひとりに挙げられていました。その期待に応えることができたのではないですか
どうでしょう…。まだ井上さんからの評価をいただいていないのでなんとも言えません。夏の練習はほぼパーフェクトにクリアできていたので、今回も自信を持ってスタートラインに立つことができました。夏場の練習が今日の走りにつながったのは間違いないです

──今回のレースで見つかった課題はありますか
今日の走りには素直に満足しています。前でタイムを狙いたい気持ちはありましたが、後ろで自分の仕事をきっちりこなせたと思います。10kmすぎには通過を確信していたので、それ以降は僕たちの集団で勝ちたいなという気持ちがありました。ラストをしっかり追い切れたのは自信になりました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
まずはしっかり休んで状態をあげていきたいです。全日本は後半に長距離区間があるので自分の持ち味を出せる自信があります。万全な準備ができれば、チームの目標であるシード権も不可能ではありません

湯浅
──レースを振り返っていかがですか
暑さと風の影響でスローペースでレースが進みました。悪条件でのレースは得意なので、自分を信じて走りました

──夏合宿を経て、予選会への調整はどうでしたか
夏合宿から調整まで良い状態で練習ができていました。良い状態を作れたのは、メニューを立てていただいた監督とコーチ、体のメンテナンスをしていただいたトレーナーさんのおかげです

──レースプランやタイムを振り返って、理想通りでしたか
15kmまでは余裕を持って集団で走り、そこからペースを上げていこうと思っていました。62分台がターゲットタイムでしたが、天候に恵まれませんでした

──昨年と同じ会場、同じコースでしたが違いであったり感じたことはありますか
給水地点が近くなっていたので良かったです

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
出走メンバーはまだ決まっていないので、まずはメンバーを勝ち取りたいです。出走できた場合は、力を出し切り箱根本戦に向けてアピールしたいです

東海林
──レースを振り返っていかがですか
大学に入ってから初めてまとめることのできたレースだったので素直に嬉しかったです。安心しました

──夏合宿を経て、予選会への調整はどうでしたか
全日本予選で1週間前にピーキングがあってしまったので、ハーフTTの時に調整方法を確認して、今回しっかり合わせることができました。夏の疲労も抜けてきています

──レースプランやタイムを振り返って、理想通りでしたか
レース展開はあんなものだと思っていたので落ち着いていましたが、タイムが思ったより遅くて余裕を持って走れました。ミーティングで話した通りに行ったので備えあれば憂いなしという感じでした

──初めてのレースでのハーフで63分台という結果でしたが、どのような感想でしょうか
3分ペースで押し切りたかったのでタイムは納得していませんが、まとめきることができてよかったです。また、阿部に負けたことは本当に悔しいので僕がエースになれるように練習します

──1年生インタビューでは箱根に懸ける思いも感じられましたが、初出場となる予選会はいかがでしたか
予選会はあくまで通過点であり、僕たちは本戦で戦わなくては意味がないので、まずはシードそして100回大会では優勝を目指してやっていきます。なので、今回の予選会で一喜一憂はできません

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
先輩方の力を借りて勝ち取った全日本駅伝、当日は僕がチームの上位進出に貢献できるように頑張りたいと思います

助川
──レースを振り返っていかがですか
チームとしては作戦通り走れましたが、個人的にはもう少し後半上げていきたかったので自己評価は60点です

──夏合宿を経て、予選会への調整はどうでしたか
夏前半はうまく距離を踏めていたのですが、9月に入り疲労骨折をしてしまい、後半はうまく距離が踏めない状態でした。そこからの立ち上げだったのでなんとか間に合ってよかったです

──レースプランやタイムを振り返って、理想通りでしたか
15キロ以降は自分が先頭にビルドアップする予定でしたので、理想とは遠いレース展開でした

──2年前は補欠、昨年はエントリーが叶いませんでした。予選会初出場で懸ける思いであったり、感じたことはありますか
その点は特に思うところはなく、チームの為に自分の仕事をするだけと考えてしました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
監督も仰っていたように、失うものは無いので中大9年ぶりの伊勢路を全力で楽しんで走り、8位入賞を目標に個人は区間賞争い出来るよう頑張ります!

中野
──レースを振り返っていかがですか
中盤から苦しいレースになりましたがチームのみんなのおかげで無事本戦へ駒を進めることができました。今回助けていただいた分、全日本では自分が稼ぐ走りをしたいと思います

──前半は吉居選手とともに先頭集団につくレース展開となりましたが、どのようなレースプランで試合に臨みましたか
日本人トップ集団でレースを進めて行く予定でした

──15キロ付近から先頭集団から遅れをとる形になりましたが、そのあたりはどう感じていますか
今回の結果は自分の実力不足なので、全日本や箱根本戦で良い結果を出すための糧にしたいです

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
区間賞を取ってチームを勢いづけるような走りを見せたいと思います。ご声援のほどよろしくお願いします

森凪
──レースを振り返っていかがですか
タフなレースになると予想していたので、僕たちの集団は、最初は抑えて後半上げていくという作戦をとっていて、実現できたと思います。チームとして自信を持つことができるレースになったと思います

──大会前の調整や状態はいかがでしたか
直前のポイント練習が消化できていませんでした。正直、出走も厳しいと思いましたが、このような状態でプレッシャーのかかるレースに出場することがチームにとっても自分にとってもプラスに変換出来ると信じてスタートラインに立ちました。信じて送り出してくれた監督、コーチ、チームメイトにはとても感謝しています

──今回のレースでの収穫は何ですか
思うような練習ができてない中でスタートラインに立つことは不安も大きかったですが、それよりも前向きな気持ちが上回ることができたことが今後のレースに活きてくると思います

──見つかった課題はありますか
ハーフはやはり練習が直接出るものだと再認識したので、自分の状態を常に把握しながら練習の継続、積み上げと休息のバランスを大事にしていかなければならないと思いました

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
駅伝を経験できるというのはかなり大きなことだと思うので、まずは全力でシード権獲得に向けてやっていきたいです。そこで新たな課題が見つかると思うのでそこを箱根本戦までに修正したいと思います

三浦
──レースを振り返っていかがですか
個人としては全くでしたが、チームのおかげで箱根駅伝出場を決めることができました。もっとチームの代表に選ばれていることの自覚を持ち次に繋げていきます

──大会前の調整や状態はいかがでしたか
夏場の故障であまり練習が積めてなかったというのもありますが、最終的には自分の甘さが出たレースとなりました

──レースには具体的にどのような戦略で臨まれたのですか
全体的に抑えて入り、後半他大学が落ちてきたところで確実に順位を上げていくという展開でした

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
まずは、全日本で力を出せるようにしっかり調整していきます。全日本駅伝でも応援、サポート宜しく御願い致します

山平
──レースを振り返っていかがですか
2週間ほど前までは調子が良かったのですが、そこから調子が落ちてなかなか思うように練習ができないまま予選会を迎えてしまい、思うような走りができませんでした。
チームとしての結果は良かったかもしれませんが、個人的には反省点しか残らないレースでした

──レースには具体的にどのような作戦で臨まれたのですか
自分は3番目のグループで走り、15kmまではそのグループで固まっていき、15kmが過ぎたらフリーという形でした

──今回のレースで見つかった課題はありますか
大事なレースに調子を合わせることができなかったことが課題です

──2週間後に全日本が控えています。全日本での抱負や目標をお願いします
残り2週間で調子を上げていき、なんとか全日本を走れるように頑張っていきたいです

※なお、一問一答は文面取材でおこないました。

(記事:小幡千尋、写真提供:中央大学陸上競技部)