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首位相手に完敗し、自動昇格の可能性は消滅。入れ替え戦出場を目指し、最終節へー関東大学サッカーリーグ2部 第21節 対東国大

2021年10月24日 会場非公開

スタメン

GK

坪井湧也(商4)

DF

和田悠汰(経4)

牛澤健(経2)

新井秀明(経4)

岡井駿典(法3)

MF

髙岸憲伸(文4)→大窟陽平(文1)

高橋一誠(経2)→佐野大樹(経1)

田邉光平(法2)

FW

星野創輝(商1)→鎌田蓮(法4)

山﨑希一(経2)→鈴木翔太(文3)

平尾拳士朗(経3)→有田恵人(文2)

 

試合結果

●中大0―3東国大○

今シーズンも残すことわずか2試合。3位の中大はここで連勝し、1部昇格へつなげたい。そんななか対戦相手となったのは、勝ち点44で既に昇格を決めている強敵。1部昇格へ向けてどうにか意地を見せてほしいところだ。

 

前半17分、相手の攻撃を止め自陣でボールを奪うと、髙岸が敵陣まで運び左サイドを走っていた山崎にパスを供給。ペナルティエリア手前でパスを受けた山崎は、そのままエリア内に入り右足でシュートを放つも、これは相手DFに阻まれる。その後何度もチャンスを迎えるが、相手DFとGKの壁を破ることができない。得点チャンスを作り出すものの、同33分に左サイドを崩され失点。均衡状態が失点という形で破られてしまう。

同35分には、高橋、岡井、髙岸、星野と敵陣でテンポ良くボールをつなぎ、最後は平尾が右足を振り抜いた。しかしこれも惜しくもゴールにはつながらず。1点ビハインドで試合を折り返した。

▲サイドでチャンスをつくった平尾

後半立ち上がり2分、集中した入りができず、早速失点してしまう。同14分、途中出場の有田がペナルティエリア手前で倒され、好位置でFKを獲得。キッカーは髙岸。右足から放たれたボールは相手DFに当たり、ゴール枠外へ大きくそれた。

▲FKの場面の髙岸(右)と岡井(左)

その後もしばらくボールを持つ時間が続くも、なかなかシュートまで持ち込めない。そして同40分、攻撃時にボールを奪われると、カウンターで失点。これで3点差となり、残り5分とアディショナルタイムでの逆転は絶望的に。それでも中大はDF登録の新井も攻撃に参加し、最後まで攻め続けた。同90分には牛澤からのロングボールを新井がヘディングで競り、こぼれたところを鎌田が胸でトラップしてシュートを打つが、これはキーパーがキャッチ。その直後、同じく鎌田は岡井のクロスに合わせヘディングシュートを放つが、これはゴール右へそれる。アディショナルタイムに入ってからもゴール前に何度も浮き球を入れ、チャンスを伺うが、ゴールにはつながらず、このまま試合終了。

▲試合終盤、攻撃参加した新井

90分を通してボールをしっかり保持していたが、終わってみれば3失点。首位を独走しているチームとの差をつきつけられる結果となった。

 

監督は試合後、「単純に言うと、相手の強いプレッシャー、体を張ったディフェンスに得点できなかった。全然ダメ。」と振り返ったものの、「この1週間でしっかり調整して、来週勝って、他のチームの結果待ちで3位以内を狙う。で、11月27日の入れ替え戦に行きたい。」と、表情はもう次の試合、そしてその後のプレーオフを見据えていた。

 

プレーオフに進むためには、最終節での勝利が絶対条件。引き分けも許されない試合でどんなプレーを見せてくれるのか、期待したい。

 

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(記事:佐々木絢子、写真:畑京介)