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柴田、中大記録に迫る好走見せる!新体制で幸先の良いスタートー第76回香川丸亀国際ハーフマラソン

2024年2月4日 香川県丸亀市・坂出市間折り返しコース

2月4日、香川県で丸亀ハーフマラソン・ハーフの部が開催された。「超高速コース」として知られる今大会に中大からは4名の選手が出走し、1月の箱根駅伝に出走した柴田大地(文1)・溜池一太(文2)の2名が自己ベストを更新し、柴田は中大記録まで9秒に迫る好走を見せた。

 

チームトップでゴールしたのは柴田。練習をあまり積めていない状況であったというが、中山顕氏(令元卒・現Honda)の持つ中大記録まであと9秒に迫る快走だった。今回のレースを「62分30秒切りが現実的な目標で、あわよくば62分切りを目指していました。前半から流れに乗ることができたところは高得点かなと思うんですけど、15km以降に中大記録が狙える中でペースを落としてしまったのでー5点で95点かなと思います」と振り返り、好記録にも満足しない柴田の姿勢が垣間見えた。今年のトラックシーズンは3000m障害を軸にしながら「5000m13分30秒、10000m28分20秒は最低でも必要かなと思います」と更なるスピード強化を誓った。

▲中大記録に迫る快走を見せた柴田(左)

 

自己ベストを更新した溜池は、箱根駅伝後の心境について「自分のせいでシード権を落としてしまい、1月一週目とか帰省期間は精神的に苦しかった」と語った。それでも「新チームが始まって前向いてやっていかないといけないので、自分が予選会走って取り返したい」と意気込み、練習に取り組んでいる。箱根駅伝後のけがの影響で最近になって走り始めたと言い、今回のレースについては「来週からアメリカに行くのでとりあえず今日は走れればという感じで、悪くても重く受け止めずという感じ」と振り返った。溜池は新シーズンについて「日本選手権参加標準を切って、予選会も大事ですけどトラックをしに中大に来たので5000に力を入れてシーズン走っていければと思います」と語り、スピードに一層の磨きがかかることで駅伝シーズンでの活躍にも期待がかかる。

▲自己ベストを更新した溜池

 

初ハーフとなった小田切は64分11秒でゴール。レースプランについて「後半しっかり上げていくレース展開のつもりで前半は余裕を持って走ることができた」とする一方で、「18kmくらいでキツさを感じたというか、ハーフの洗礼を受けた感じで、まとめ切れはしたんですけど目標には届かず悔しい結果だったと思っています」と振り返った。高校時代、中距離を主戦場としてきた小田切は長い距離への不安があると言い、「関カレの1500で勝負していくとコーチたちと話している。箱根駅伝・20kmにつながる1500にしていきたいと思っています」と語った。

▲初ハーフとなった小田切

 

本間は自己ベストに及ばず、「全然ダメでしたね。丸亀は高速レースなので、前半速いペースで入って後半粘ろうと考えてました。タイム的にも内容的にも悪いレースで、柴田がいいタイムを出したのでそこに関しては悔しさはあります」と語り、アメリカ合宿を共にし、ハーフで同タイムをマークするなど切磋琢磨してきた同期が出した好タイムへ悔しさを口にした。今後の目標を聞くと「強い四年生が抜けて中大には大きな穴だと思うんですけど、そこをカバーしていかないといけないと思っているので、エースになれるよう頑張っていきます」と成長を誓った。

▲悔しいレースとなった本間

◆大会結果◆

25  柴田大地(文1)61’41” PB

89  溜池一太(文2)63’26” PB

128  小田切幹太(文1)64’11”

149  本間颯(経1)65’27”

 

◆山本亮コーチ コメント◆

──各選手の走りについて

柴田 本当に100点のレースっていうんですかね。10kmまで攻めたうえで、そこから1km3分かけずに粘って粘って1年生で61分台、大したものだと思います。箱根でも万全の体調じゃない中、23kmという距離で力を出したので間違いなくうちの主力になる選手だと思っていましたけど、ちゃんと再現してくれて。チームの上位だけでなくて学生の上位として戦える選手になっていけるっていうところを周りにも示せたかなと思っています。

溜池 箱根後、体調は戻ったんですけど軽い肉離れの手前みたいなことで練習空いた部分もあったので、なんとかギリギリまとめたレースなのかな。チームのエース格の選手ですし、練習積んでいかないといけない選手、本人も思っていると思うんでここから練習積めるかどうかかなと思っています。

小田切 順調に練習出来ていて、63分30秒くらいを目標にコントロールしながら走っていたんですけど、足に痛みが出て安全運転の走りになったので仕方がないかな。小田切としてはなんとか粘ったレースだったと思います。練習は箱根前も含めてやりきっているので、この冬を越えてどれだけ成長を見せるかっていうところですかね。

本間 中途半端になってしまったかな。思い切って速い流れに乗れれば良かったんですけど、引いてしまったところで動きが嚙み合わなくてズルズルいってしまったかなというところがあって。やっている練習内容からすると、このままではないと思うので本人ももう一回ちゃんと思い切った攻めたレースを覚悟持ってできるように、練習を組み合わせられればという感じですね。

──エントリーの基準

丸亀は速いレースの流れになるので、狙ってやる必要がある選手という形でエントリーしました。チームとして予定になかった予選会も入った中でチーム全体としての流れの動かし方とか作り直そうというところだったので、絶対に速いレースの流れでやることがいいステップになると思ってトップ層の選手を出しました。

──今回のレースの狙いは

順位は、なかなか実業団の選手も多いので。ただ、学生の中でも順位は一緒に争ってたら意識してほしいという話はしました。けど、速い流れに乗ってそのうえでタイムを出せればいいかなと思っていました。そういった意味で柴田が狙っていたことを、100点の出来のレースをしてくれたと思います。

 

(記事:遠藤潤、写真:遠藤潤、日向野芯、日原優、藤本佳野)

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