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強いぞ中大! 1部で勝ち越し7位でインカレへー第97回関東大学バスケットボールリーグ戦 対神奈川大

2021年11月7日 リリーアリーナMITO

5勝5敗で迎えたリーグ最終戦の相手は神奈川大。終盤まで粘りを見せる相手に苦戦するも、チーム力で勝り78-67で勝利。うれしいリーグ勝ち越しを決め、順位も7位でインカレ出場を決めた。

スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)


▲ドライブで敵陣を攻める#21渡部。リーグ全11試合で190得点を決め、得点王に輝いた

第1クオーター(Q)、#47吉田にシュートが決まり先制すると、その後も#15町井丈太主将(法4)を中心に効果的に得点を積み重ねていく。スティールを許し3点シュートを決められるシーンも見られたが、ディフェンスが機能し18-10で第2Qへ。第2Qも#21渡部や#47吉田が相手ディフェンスを突き破りながらのシュートで見せ場をつくる。一時5点差まで詰め寄られるも38-25で前半を終える。


▲試合終了間際に劇的な3点シュートを沈めた#32高田裕生(法4)

第3Qは一転して悪い時間が訪れた。#21渡部の3点シュートなどで加点していくが、相手も引き下がらずに45-42の3点差まで追い上げる。「切り替えて」の言葉がベンチから飛び出し、苦しい戦いを強いられたがここで逆転されないのが今年の中大。#35清水らに3点シュートが飛び出し、53-45と点差を突き放す。第4Qは一層激しい試合を繰り広げるがリードを守り切り、最後はラスト1分で今リーグ初出場を果たした#32高田が劇的3点シュートを決め78-67で勝利。最終戦を白星で飾り、1部リーグを6勝5敗の7位で終えた。

近年は2部に定着し、1部に昇格しても下位で低迷していた中大。2018年の1部リーグ5勝17敗の数字が強豪ぞろいの環境で戦う厳しさを物語る。今年は荻野コーチがなかなか練習に顔を出せない中で、選手主導で勝てるチームをつくり上げ躍進を遂げた。荻野コーチは「誰かが調子悪くても誰かがカバーできる層の厚さをこのリーグ戦で表現できた。1部で通用するチームになれた」と喜びを語り、#15町井主将は「スカウティングの徹底が勝利に結びついている。それが1部で戦えるようになった要因」と胸を張る。出場が決定したインカレ開催まで残り1カ月。まずは過去2年破れなかったベスト16の壁を越え、チーム一丸となってさらに上位へと突き進みたい。

◆試合結果◆
○中大78(18-10、20-15、15-20、25-22)67神奈川大●

(記事、写真:町田航太)