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吉居、大学記録樹立の快走「エースとしての気合をチームに示したいと思っていた」─MARCH対抗戦2024

◆コメント◆

1組

伊藤春輝(法2)

──今日のレースの狙いは
個人としては走れるありがたさを感じたんですけど、それ以上に続く2~4組に走る人、箱根駅伝への思いというふうにチームへの想いが勝っていて、走っている途中も自分への声援がすごく聞こえて、絶対に自分が(前に他の選手を)出させないぞという気持ちが湧いて、チームに勢いづける走りができたかなという気持ちです

──今後の目標は

京王駅伝では今までやってきた練習が間違ってなかったということを確認できて、今回のレースでも前に出させない、チームへの思いというのを意識して走って達成することができたので、次回も目的を達成できるようなレースをしたいと思っています

池田慶次郎(経1)

──初めてのMARCH対抗戦の雰囲気は

チームメイトだけではなくて、中大を応援してくれている方、応援団やチアの方々の応援が聞こえて、自分の実力以上というか背中を押されてる感覚がありました

──これからの目標は

今年度中はCユニ基準のタイムを突破することを目指して、残りのトラックも頑張りたいと思っています

2組

阿部陽樹(文4)

──レースの位置づけは

全日本の後でしっかり練習を行っている中で、出し切るというイメージでした

──レースを振り返って

前半余裕を持って後半上げていくという、目標通りの走りができたかなと思います

──ラストスパートをかけた時を振り返って

自分がこの組で走るからには、しっかりトップで帰ってきて後続の3、4組へいい流れを作りたいと思ってたのでよかったです

──箱根駅伝への目標は

これからチームとしても上げていって、個人としても昨年のリベンジがあるのでそれに向けて頑張っていきたいと思っています

田中伶央(文1)

──レースを振り返って

練習をずっとしても、ベストが出ないというのを半年くらい繰り返していて。監督とかはいつも「周りと比べなくていい、お前はお前のペースでやっていい」と言ってくれるんですが、そんな中で同期が活躍している焦りがあったので、久しぶりにベストを出せて安心しました

──今後の目標は

もう1回年末に10000mがあるので、次こそは28分台マストで出せるように頑張っていきます

荒井遼太郎(法1)

──レースを振り返って

29分20秒切りというのを目標にしていて、5000m通過の設定を自分の中では結構速い組に入れてもらったので、その流れに乗って、中盤も粘るところで粘れて、自分の中ではまとめられたレースで自己ベストを大幅更新できたという点ではよかったかなと思っています

──今後のレースは

来週の日体大記録会、関東10マイルと年末にもう一度10000メートルやるという形でここから3本を控えているので、ここからまた調子を上げて自分の強さをさらに出せればチームにも刺激が与えられますし、来年の三大駅伝出走というのも近づいてくるかなと思うので、残り3本をまとめて自信をつけられたらと思います

折居幸成(法3)

──レースを振り返って

1組目のペースが自分としてはベスト出すには丁度良かったのですが、同期の佐藤や永島がいるのと他の一年生たちも2組目に出るということで、自分も負けていられないと思ったので、上げてもらってしっかり勝負しようと。自分としては今までよりペースが速い中だったんですけど、その中でも挑戦していこうという形で頑張りました

──今後に向けて頑張りたいことは

自分は結構山、登りが強くて、正直トラックやハーフマラソンのタイムだと16人入れるレベルにはなってないのですが、山というところでチャンスは残っているので、最後選考に入れるかどうかで箱根に向けてやるか、それとも強化の流れに入るかは変わってくるので、最後まで諦めずに頑張りたいと思います

3組

田原琥太郎(文1)

──レースを振り返って

28分40秒台と1人でも多くの選手に勝つという2つの目標を掲げて挑み、どちらも達成することが出来て良かったです。しかし、レースの途中から先輩に引っ張っていただく形となり、最後良い所だけ僕が持っていってしまって、積極性が欠けていた部分はまだまだ課題であると感じました

──ロードが得意なイメージがあるが、スピード面の強化は

レガシーハーフを終えた後は28分台を出すということにすぐ切り替えて、MARCH対抗戦までの1ヶ月間で十分にトラック練習が積めて、スピードにも自信がつきました。その成果がしっかり出せたと思います

──本戦に向けて、アピールポイントは

僕自身、突っ込んで走るということが実力的に出来るか不安要素があるので、勝負所を見定めて、耐えて、ここで勝負するぞということができるようになってきたので、冷静な走りが僕のアピールポイントだと思います

吉中祐太(文3)

──レースを振り返って

前半から集団の前でレースを進めて、途中引っ張ったりしてベスト更新出来たので良かったです。ですが、1年生の田原に負けて悔しい気持ちがあります

──最後の駆け引きの時の心境は

ラスト700mで山平さんと田原が飛び出した時まで田原が集団にいるとは知らなかったので驚きました。ラストスパートで田原まで追いつけると思っていましたが僕の思っていた以上に田原も余裕があって、最後刺しきれなかったなという感じです

──本戦に向けて、自身のアピールポイントは

安定感とスピードだと思っているので、これからの練習などでスタッフ陣にアピールしていきたいです

山平怜生(法4)

──レースを振り返って

今回は調整をせずにレースに望みました。その中でもベストタイムを更新することができ、また自分で先頭を引っ張る場面も作れたので、内容としては良かったと思います

──中大の初優勝に関して、副主将として感じることは

レース前はお互いに応援の言葉を交わしたり、逆にレース後には讃え合うなど、そういった部分がチームの士気を高めていると思います

鈴木耕太郎(法2)

──レースプランは

初めから設定されたペースで通過することは予想していて、途中でペースメーカーが外れた後も、駅伝の単独で走ることをイメージしながら走りました

──上半期不調だったと思うが、何が現在の走りに直結しているのか

上半期不調の中で、夏の練習が直結していると思ってて、練習に対しての考え方や単純な走り込みなどが形となって結びついていると考えています

4組

吉居駿恭(法3)

──鶴川(青学大)とのデットヒートとなったが、レース前から意識していたのか

鶴川さんと叩き合いをして、エースとしての気合いをチームに示したいと思っていました

──本間が集団に揺さぶりをかけた時の心境は

チームにとって勢いになる気迫の飛び出しだと感じました。自分も後半どこかで仕掛けたいと思っていましたが、その勇気がなかったので本間君の姿勢を見習いたいです

──全日本大学駅伝はチームとしても個人としても悔しい結果だったと思うが、どのようにコンディションを整えてきたのか

全日本は悔しい結果でしたが、チームを変えるきっかけになったと思っています。個人的にはプラスアルファ(の練習)やペースアップをチームメイトを巻き込んでやるようになりましたし、各学年やチーム全体でミーティングをして熱いチームになってきたと思います

──今大会の結果を箱根駅伝につなげるために、今後の取り組みは

今大会を通してチームの雰囲気がより良い方向に向いたと感じているので、さらに熱意を持ってチーム全員で箱根に向けて取り組んでいきたいです

本間颯(経2)

──レースを振り返って

照明での演出であったり、400m25周の間、絶え間なく応援団の皆様やファンの皆様、チームメイトなど本当に沢山の応援をしていただき、走っていてとても楽しかったです

──集団に揺さぶりをかけた時の考えは

ゆとりがあったのと、前の選手足を何度も当ててしまったのもあり、思い切って前に出ようと思いました

──全日本大学駅伝の後は変わりなく練習を詰めてきたのか

今回は全日本からあまり練習を抜かずに、練習を積んでいる中で出場させていただきました。全日本後もとても良い練習は消化できていました

──エース区間、主要区間を走る場合、自身の武器や課題は

練習の成果がタイムという形えで出て安心している部分はありますが、一回だけで終わらせずに駅伝でも高いパフォーマンスを出してチームの目標に貢献します。ロードでは納得のいく結果がまだ出せていないので箱根で自信を持って中継所に入れる練習をします

岡田開成(法1)

──レースを振り返って

27分台を狙っていただけに悔しいです。前2人の先輩との差を実感しましたので、今回感じた課題を克服し次は27分台を出します

──レースプランは

先頭集団で終盤までレースを進めて、最低でもラスト1周までは食らい付くというプランでした

──箱根駅伝予選会、全日本大学駅伝と高い水準で結果を残されてきましたが、コンディション調整で難しさはあったのか

特に難しさは感じませんでした。怪我だけはしないように気をつけました

──1年生の活躍が光る大会だったが、箱根駅伝に向けて、学年全体としてチームにどのような影響を与えていきたいか

僕たちはまだ大学駅伝について何も分かってないため、チームに口出しすることはできませんので、ただただ結果を残し続けて先輩たちに刺激を与えていきたいと思います

 

藤原正和駅伝監督

──1~4組までそれぞれの感想は

1組は伊藤が久々に公式レースに復帰し、上々の走りでした。2〜4組については各々が箱根メンバー選考のプレッシャーの中、必死になって走ってくれていたと思います

──全体として、今大会出走の狙いと達成度は

箱根までの期間を考えると1番練習したい時期なので、調整はせず出場した選手がほとんどです。やりたかった事はできているので、この後の期間が大事になってきます

──レース中はどのような声掛けをしていたのか

各個人によってかけた言葉は違いますが、対抗戦なのでその点を意識した声掛けが多かったかと思います

──狙ったレースとしては好感触はあったのか

この時期は狙わなくてもタイムが出るので、レースの内容を重視しています。練習の力が出せるようになってきたという点では良かったと思います

──箱根駅伝の選考という段階で選手のアピールをどのように受け止めているのか

レースの内容と1年間の練習を見て判断しますので、このレースだけではないですが、一人ひとりがこのチャンスに懸ける思いは良く伝わってきました

──12月の合宿ではどのような状態に持っていきたいか

怪我なく、体調管理に努めたいです

──箱根駅伝に向けての目標は

7位

 

(記事:日向野芯 写真:遠藤潤、大日方惠和、功刀萌恵、琴寄由佳梨、日原優、山﨑響、要明里沙、大畠栞里、土屋日向)

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