第101回箱根駅伝では往路準優勝・総合5位の結果を収めた中大は、新体制のもとで「箱根駅伝優勝」を目標に掲げた。今回は辻誉(新文1=福岡第一)、杉本憲亮(新文1=高田)、生江倫太郎(新法1=学法石川)の3名にインタビュー。中大に入学したきっかけや高校時代の思い出について迫った。(取材は3月6日に行いました)
(聞き手、構成:大日方惠和)
▲(左から)生江、杉本、辻
―陸上を始めたきっかけ
辻:始めたきっかけは、小学生のころソフトボールチーム内で毎年駅伝大会が行われてて、そこで3年連続ぐらい区間賞をとったので、そこで、陸上始めようって思って、中学校から本格的に長距離始めました。
杉本:自分が陸上をそもそも始めたきっかけは小学校の頃、学校にポスターでクラブチームの紹介があって、何か運動しようっていうことで入って、長距離を始めたきっかけは、地元三重県の市町対抗駅伝があるんですけど、それの選考会でギリギリ入れなかったのが5年生だったので、6年生で選ばれようという思いを持って、そこから長距離を本気でやり始めました。
生江:自分は福島県の市町村対抗の駅伝があったのでクラブチームに小学5年生から参加させていただいて、そこから本格的に長距離を始めました。
―高校で印象に残っているレース
辻:僕は3年目の福岡インターハイで、地元でインターハイが行われるって決まってた時から5000メートルで決勝に進むことを目標にしてて。結果的に予選も通過できて、決勝で9位だったんですけど、そこで初めて13分台出せたので、長いレースが続いたんですけど、そこで自己ベストを出したのが一番印象に残ってます。
杉本:自分は高1で出場した伊那駅伝で、それまではほんとに三重県のレースでもあんまり出走だとか、上位で走るってことはなかったんですけど、駅伝で初めて全国規模の駅伝で走らせてもらって、その時に区間19位で走ることができて。今考えると19位っていうと、そこまでっていう感じはしますけど、今まで県レベルでしか戦ってこなかった自分にとっては、そこで19位っていう上位で走ることができたので、高1でその記録を出してから、高2あたりでしっかり全国を狙っていこうっていう意識の切り替えができたので、その高1の伊那駅伝が印象に残ってます。
生江:自分は高校3年次の全国高校駅伝で4区と2年生の時も5区を走らせていただいてチームとして入賞ができなくて、自分が3年生になったら、入賞であったり、優勝を目指してやりたいなっていう思いがあって、その中でチーム全員で力を合わせて5位入賞できたので、高校最後にすごくいい結果を残せたなっていうことで印象に残っています。
―ラストイヤーを主将として過ごしてみて向き合い方などに変化はあったか?
生江:そうですね。自分たちの学校は人数が多くて、80名ほどいたので、周りを見ながら、自分のことも考えながらやる中で、人間性だったりはその1年間で成長することができて、いい経験だったなと思います。
―中大への進学を決めた理由
辻:大学を選ぶ中で指導者をすごい慎重に選ぼうと思ってて、その中でも高校2年生の時に藤原監督が僕のことを見てくださってて、そこからずっと長い間見ていただいたっていうのもありますし、スカウトに来ていただいた時とかはすごい優しいんですけど、箱根駅伝とか、特に箱根駅伝の監督車に乗った時とかにすごい熱い声をかけたりしてて、そういう他の監督とは違った、熱量っていうのがすごい感じられてっていうのもありますし、やっぱり大学で駅伝続けるってなって、箱根駅伝ってすごい大きい大会があるんで、そこで中央大学で優勝したいっていう思いがあって、やっぱり青山学院とか駒澤大学とかが今すごい上位でずっと来てるので、そこを倒して優勝したいっていうのがあって中央大学を選びました。
杉本:自分も辻と同じで、その監督に惹かれたっていうところもありますし、自分は大学を選ぶ上で、走るだけじゃなくて、走る以前の補強であったり、体作りであったり、基礎を大切にしてるところを選ぶっていうのは大前提に考えてて。寮見学であったり、体験に参加させていただいた時に、例えば朝練始まる時に長い間補強をしたり、毎回の練習前に補強を長い間とってくださってるっていうこともあったので、それがあることによって、怪我をしない体作りができたり、自分と向き合う時間をそこで作れるかなっていう風に思ったので、この大学を選びました。
生江:箱根駅伝で、辻も言ってたんですけど、藤原さんの熱い声かけを見て、自分もこういう環境で藤原さんの指導を受けて頑張りたいなって思ったことと、学法石川の先輩であったり、監督さんが中央大学出身ってこともあって、高校の監督(松田和宏、平9卒)だったり、田母神一喜(令3卒、現ⅢF)さんなどの憧れの先輩が活躍していた場所で自分も頑張りたいなっていう思いもあって、中央大学に進学したいなと思いました。
▲1年生全員で決めポーズ
―今年の箱根で中大が躍進した姿を見てどう思いましたか?
辻:ほぼ進学が決まっている中で見た駅伝だったので、どういう結果であろうと頑張っていこうというか、これから中大でやるんだっていう気持ちもある中で観戦したんですけど、前半からすごい攻めた走りで、往路は2位だったし、総合でも結構上位の順位だったので、自分が入った4年間の中で絶対必ず優勝したいなっていう思いもありました。
杉本:前半からトップで走ってる先輩方の姿を見て、そこから1月の半ばに都道府県駅伝があるんですけど、それに向けてしっかり自分の駅伝に向けて頑張っていこうっていう気持ちを持てたのと、あと(出走した)ほとんどの選手が自分が入学した際に先輩としている方々なので、箱根を走った多くの先輩たちと関われることができるので、いろんなことを吸収したいなっていうことは思いました。
生江:自分も往路が2位、総合が5位っていうことで、ホントに1月2日のレースを見ていて、ずっと先頭で中大が走っているところを見て、自分も今年からはここのチームに混ざってやるんだなっていうのでより一層気が引き締まるような気持ちで見てました。
―合流してからの練習環境・雰囲気はいかがですか?
辻:結構練習に参加させていただいてるんですけど、メリハリが一番ついてるなっていうのがあって。高校とかだとチームで気持ちがひとつになるっていうのがすごく難しいと思ってて。練習までの間の時間だったり、そういうところで気が抜けてる選手とかが高校の時は多かったんですけど、大学ってなるとすごいレベル高い方々が多いので、食事であったり、練習以外の部分はすごい楽しく優しくさせてもらってて、でも練習ってなるとすごいメリハリがついてて、ほんとに全員ひとつの気持ちで集中している姿を見て、やっぱりメリハリのすごさっていうのはすごい感じました。
杉本:自分は高校の時に朝練習せずに、午後練習のみの1部練習しかやってこなかったので、大学の練習は基本2部練であったり、合宿では3部練習となるので、そうやって1日に複数回の練習をするっていうことが最初は慣れるのも結構大変だったんですけど、まだ慣れたわけじゃないですけど、1日の中でタフさであったり、周りの同級生だったり、強いところから来ている選手たちとの差も感じた合宿だったので少しずつ準備期間をかけつつ、周りとの差を埋めていきたいなっていう風に思いました。
生江:自分は練習参加させていただいて、もちろんポイント練習もそうなんですけど、それ以外のジョグであったりとか、補強の時とかで先輩方を見ていると、高校時代とはまた違った、さらに質の高いようなものに感じていて。高校時代も結構きつい練習も多かったんですけど、それよりもさらにタイムがひと回り速かったりとか、そういうところで質の差を高校と大学で感じました。
―宮崎合宿の手ごたえは?
辻:合宿に参加する前は不安だったんですけど、いざ参加してみると新入生もいましたし、先輩方とかも優しくて、リラックスして練習に参加できたっていうところと、練習の内容自体は、正直高校のやってきた練習を考えると、絶対こんな練習メニューできないんだろうなって思ってて。でもいざ練習をやってみると、結構自分の中でいい練習ができたなって実感できましたし、練習もこぼれたりすることもなく、ほぼほぼ練習を達成できたと思ってるので、すごいレベル高い練習でしたけど、自分の中では良かったかなって思います。
杉本:自分は宮崎合宿前半しか参加できなかったんですけど、集団で練習することによって、その1人じゃできない練習もこなすことができましたし、やったことない練習であったり、一緒にやったことない人たちと練習することができて、今まで感じてこなかった新しい刺激がもらえました。
生江:自分は宮崎合宿入る前に足を少し痛めていて、走っていない期間とかもあった中で参加させていただいて、監督などと相談しながら別メニューでやらせていただいたんですけど、中盤ぐらいから足は少しずつ良くなっていって、それでポイント練習にも混ざらせていただいたんですけど、離れてしまったりして不完全練習な部分もあったんですけど、ここで焦っても仕方ないなと思ったので、まず足がしっかり治ったので、もう1回地盤を作っていこうって思って。そんなにポイント練習などはできなかったんですけど、補強などは一緒にできたので、チームの雰囲気を感じることができたので良かったなと思います。
―学年リーダーになりそうなのは?
辻:濵口くんかなぁ
―(濵口くんに)実際会ってみてどうだった?
辻:最初の方はすごい陸上のことしか考えてないんだろうなっていう印象だったので、今考えるとそんな感じはないんですけど、やる時はやる人なので。一番チームを引っ張っていってくれそうな感じはします。
―ライバルはいますか?
辻:ライバルっていうライバルいないです。目標とかも吉居(駿恭)さんとか本間さんとか、27分台持ってる選手なので、ホントにすごい方だと思うんですけど、目標ってなってちゃうと割と行き届かない時に、どうしても物足りなさ感じるので。目標というよりかは、そういった強い選手がそばにいるっていう捉え方をしてて、そうすれば超えられることもできると思いますし、それぐらいの実力に近づけると思ってるので、目標とかライバルとかいうよりは、一緒に戦うっていう意識で僕は考えています。
杉本:自分は元々その同期9人の中で持ちタイムであったり、大会での成績、レコード含めて少し劣っているとこはあるんですけど、だからこそ同期たちと同じ練習をして、高校では3年間通して、3年生の時は特に自分一人で練習することが多かったので、まずは同期と一緒に練習をこなして、学年の中でまずは這い上がっていって、そこからさらに段階を上げて、先輩たちにも食らいついていけるようになっていきたいと思います。
生江:自分も同期はライバルだと思ってるんですけど、辻も言ってくれた通り同じチームでやる仲間でもあるので、切磋琢磨(せっさたくま)し合って、全員でレベルアップをしながら、みんなでもっと上に上がっていけたらなっていう思いはあります。
―自身の走りの強みは?
辻:トラックが主なんですけど、400㍍からのラストスパートとか、2000㍍からのラストスパートとか、勝負がかかった時とかの一番のラストスパートは絶対負けない自信がありますし、トラックシーズンも結構それで勝ち上がってきたので、ラストには自信があります。
杉本:逆に今自分の強みを持ってないことこそが強みだと思ってて、辻のようなラストスパートもまだ全然できないですし、かといって集団でのレース展開とかが上手くできるってわけでもないですけど、だからこそ自分に足りてないところを少しずつできるようにしていって、力をさらにつけていきたいなっていう風に思っています。
特にラストスパートはしっかりかけていけるようにならないと、勝たないといけないところで勝たないと陸上では意味ないので、そのラストスパートをしっかりできるようになるっていうのは、やっていく中で身につけたいなっていう風には思っています。
生江:スピードはそんなに無い方だと思っていて、どちらかというと駅伝などで長距離区間を任されることも多かったので、粘るような走りの方が強みだなと思っていて、スピードが自分の課題でもあると思っているので、体幹であったりとか日々の練習からスピードつけるっていうところを意識して、粘るところもしっかりもっとつけて、両方をさらにレベルアップしてどっちも強みにしたいなと思っています。
―トラックシーズン(上半期)の目標
辻:10000㍍は28分台を出すことを目標にしてて、5000㍍は今ベストが(13分)57秒なので、40秒台に乗せられるようにするのと、たぶん立て続けにレースがあると思うので、大きいタイムを出すっていうのだけじゃなくて、全体を通してトータルタイムというか、安定してタイムを出せるようにしたいなと思ってます。
杉本:自分は5000㍍は13分台、10000㍍は28分台って思ってはいるんですけど、1年生の時はあまり記録には目を向けずに、記録であったり成績は2年次からしっかり出していければなっていう風に、大学4年間通して段階的には考えてはいます。なのであんまり記録、記録っていう風に走るんじゃなくて、まずはしっかり力をつけて、戦っていきたいなっていう風に思ってます。練習が継続できるようになれば自然と記録もついてくると思うので、試合だけじゃなくて、まずは練習をしっかり大切にしてやっていきたいと思ってます。
生江:自分は10000㍍はまだそんなに考えてなくて、5000㍍はとりあえず13分台を出すことに上半期は集中したくて。練習であったり、レースもどんどん立て続けになったり、夏になってくると練習の方もどんどんボリュームが増えていったりすると思うので、まずはしっかり怪我をせずに継続して練習することを上半期の目標にしたいと思います。
―駅伝シーズン(下半期)の目標、箱根で走ってみたい区間は?
辻:やっぱり駅伝メンバーに選ばれたいなっていうのはあって、僕は往路を走りたくて、往路の中でもやっぱり2区3区あたりを走りたくて、高校では成績とかは関係なしに1区を走ることが多くて、結果があんまり良くなくて、つなぎの区間で前を追って走る方が気持ち的にも結果的にも良くて、大学駅伝とかもそうなんですけどトップで行くのもそうなんですけど、つなぎの区間だともらって次の人に渡すっていう気持ちの差があるので、そこも兼ねてつなぎの区間で、もらった選手のために、次の選手のためにっていう気持ちで走りたいので2区と3区を走りたいなっていうのはあります。
杉本:メンバーに選ばれるっていうこともありますし、20km以上走るっていうのが高校の時には考えられないような世界ではあるので、まずそういった箱根箱根のように20km以上の距離はハーフマラソンで、実際目標タイムっていうのを決めることはできないですけど、長い距離をしっかり全力で走りきれる体であったり脚を作りたいなっていう風に思います。往路であれば1区を走って、今年であれば駿恭さんのようにチームを勢いづける走りをしたいなっていうとこもありますし、または6区も少し気になってて、これまで浦田さん(浦田優斗、経4)が6区を走られてたので、走る適性があるかっていうのはまた別として気になってて、走ってみたいなっていうのは思ってます。
生江:下半期の目標は上半期の結果次第でもどんどん変わってくると思うんですけど、まずは自分も駅伝メンバーに選ばれたいっていう気持ちがあって、箱根駅伝だとどの区間ももちろん走りたいですけど、中でも10区が自分的には魅力を感じていて。
9人繋いできた中で最後自分が10区として、プレッシャーも大きいんですけど、その中で走ることであったりとか、周りの声援を受けても走れるだったりとか、そういうところに自分は10区はいつも箱根駅伝を見る中で魅力を感じていたので、走りたいなと思いました。
▲それぞれの目標を掲げてポーズを撮る3人
―同部屋の先輩は誰ですか?
辻:自分は岡田開成(法1)さんです。
杉本:溜池一太(文3)さんです
生江:自分は寮長の折居(幸成、法3)さんです。
―休日どう過ごす予定ですか?
辻:新1年生は担当の方(先輩)と一緒にいないといけないんで、先輩方とたぶんどっか行ったりするかな。
杉本:まずは自分が過ごす環境であるので、部屋を整えたり、必要なものを揃えてやりたいなっていうことは思ってて。もしここから新入生だけで自由に動ける時間が取れるようになれば、また同期でいろんなとこ行って、遊びに行きたいなって思ってます。
生江:自分も担当の先輩についていくんですけど、自由な休日の過ごし方であれば、古着とか好きなので見たりとか、まったりしたいなって考えたりしてます。
―学校生活で不安なこと・楽しみなことはありますか?
辻:不安なことはあんまり無いですけど、電車が…。入寮する時僕電車乗ったんですけど、何回も迷っちゃって、電車はちょっと不安というか。嫌だなって。乗り継ぎとか多くてどれに行けばいいのか、そこはちょっと不安です。福岡は福岡市中心らへんと比べたら、人の多さは同じぐらいですけど、いろんな選択肢があってレベルが違います。すごい難しいです。
杉本:俺は多摩キャンパスに自転車で通うことになるんですけど、山の上にあるので、あんなとこほんとに自転車で通えるのか心配です(笑)
生江:自分は茗荷谷の方なので、まずはしっかりといろんな人と仲良くなって、単位をしっかり取りたいです。朝練やって、そこから電車で移動、しかも朝早いので、確かにそういうとこもあるかもしれないですけど、でも逆に都心の方に向かうことになるので、楽しみではあります。
―好きなキャラクターや芸能人、アーティストはいますか?
辻:僕、ベジータ好きです(笑)やっぱり自分を誇りに思ってるところが、僕と似てるからですね。
杉本:自分は音楽系でいったら、ミセスとかは、練習前だったり、試合前とかに聞いたりすると気持ちも盛り上がってきますし、いいなって思ってます。
生江:k-popアイドルが好きです。TWICE、aespaとかいろんなジャンル見るんですけど、その中でもTWICEはライブ行ったりとかもしたことあったので、TWICEが一番好きですね。
―誰ペン(推し)ですか?
生江:モモです!
辻:自分はミナです!
―趣味や最近ハマってることは?
辻:音楽とか聴くの好きで、聴く音楽も色々あって、ロックとかラップも聴きます。僕が好きなアーティストは、海外の人なんですけど、Playboi Cartiって人がいて。ラッパーなんですけど。正直何言ってるかわかんないですけど、メロディーとか今までと違う曲調とかで。3、4年前ぐらいに知ってからずっと好きで。曲も好きなんですけど、ファッションセンスもよくて、よくラッパーとかだと、アクセサリーとかつけて見栄張っちゃったりするとこなんですけど、Cartiは結構独創的な感じで、他の方と違うスタイル、服装をしてるので、そこもあってすごい聴いてます。
杉本:5歳ぐらいの時からピアノをやってきたので、時間が空いてる時に弾いたりして、ストレス溜まってたりしたらピアノ弾く。ストレス発散じゃないですけど、気持ち良くなれるので、高校まではやってましたけど、寮になると、弾ける場所もなくなるので、場所を見つけるか、また新しい趣味を探したいなって思ってます。(ピアノは)最初は無理やりやらされながら、『なんでこんなんやらなアカンの』みたいに思ってたんですけど、弾けるようになってくると、例えば自分が気に入った曲を自分の手で実際に奏でることができるので、そこは楽器の良いところなんじゃないかなっていう風に思います。
生江:自分はさっき言った古着ですね。
―試合前のルーティンなどはありますか?
辻:特別何かをするとかないんですけど、気持ちの持っていき方の部分なんですけど、『自分はできるんだ』っていうポジティブな、ベジータじゃないですけど、俺は最強だっていう。3年生の時調子悪かったんですけど、そういう時も今の自分の状態をもう100%出そうっていう気持ちで持っていくようにはしてます。
杉本:試合前日にパスタを食べるようにしてて、小学校の頃にクラブチームの監督が、エネルギー蓄えるために炭水化物を取った方がいいよっていうことをを言われてて、その時は分からないままパスタ食べたんですけど、それが小学校の頃から中高とずっと続いてきて、パスタを前日食べたら明日試合なんだなって思いながら(笑)
―好きなパスタは?
杉本:カルボナーラです!
生江:自分は音楽の話なんですけど、いっぱい音楽聴くとテンション上がるので、その中でも自分が新日本プロレスが好きなので、内藤哲也選手の入場曲を聞くのが、自分の試合前のルーティンです。
―最後に、4年間の目標は何ですか?
辻:4年間の目標は三大駅伝で三冠を達成することと、個人の目標としては、10000㍍とか5000㍍で日本代表ぐらいのレベルの選手になることが4年間の中の目標です。
杉本:自分も同じようにチームとしての目標は三冠で、個人としては箱根駅伝で区間賞を獲りたいっていうところはもちろんあるんですけど、地元が三重になので、地元となる全日本大学駅伝の主に後半区間を走って区間賞を獲って、地元の後輩であったり家族もいるので、今まで自分を育ててくれた人に自分がしっかり走ってる姿を見せたいっていうところもあるので、全日本でしっかり後半区間で襷(たすき)をつないで感謝を伝えたいっていう思いがあります。
生江:三大駅伝に出走して優勝に貢献することであったり、トラックでも同じような成績をしっかり残して、ロードとトラック両方で強い選手を目指して活躍したいなと思ってます。
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