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1中差に泣くも「次に生かせる試合」-第69回全日本学生弓道選手権大会

2021年8月11日、12日 愛知・日本ガイシホール

昨年はリモート形式での開催となった全日本学生弓道選手権大会だが、今年は愛知・日本ガイシホールを舞台に熱戦が繰り広げられた。

初戦となった関学大戦では、大前・高橋陽平(理工1)の皆中を含め、全選手が3中以上の的中。合わせて17中で2回戦へと進み、シード校の法大を迎えた。

▲1回戦に臨む男子団体の選手たち(Instagramにも団体戦の写真を掲載しています)

法大戦では村田大空(文2)と星野翔希(文1)が皆中するも、中を務める高橋拓が1中に留まるなど、計15中とブレーキ。しかし法大も15中に終わり、同中競射にもつれ込んだ。高橋拓磨(理工3)は試合後「中てなきゃいけないというところで、力が入ってしまい上手く引けなかった」と分析した。

▲法大戦で皆中した星野

同中の場合、1人2本ずつの計10本で競射を行う。中大は大前・高橋陽が惜しくも1本目を逸らせてしまうも、残りを完璧に的中させた。しかし、合計9中にまとめたものの法大が一歩上回り10本全てを的中させたため、男子団体戦は2回戦で姿を消すことになった。

▲介添えとして試合を見守る土田康青主将(法4)

選手たちにとっては収穫の多い試合だった。「前の試合(全関東)からチームの空気を変えようという風にしようと。全関東で悔しい負け方をしてしまったので、チームの空気を変えようということで今回はいい空気にしていた」(村田)と反省を生かすことができた今大会。多くの選手が「次に生かせる価値のある試合」と評価した。

また、個人戦では男子決勝に高橋陽、岡嵜賢治(理工2)、高橋拓、八木橋優杜(経3)の4人、女子決勝に半田まゆか(文3)が出場し、高橋陽が8位入賞を果たした。

▲個人戦で悔しい表情を見せる高橋陽(Instagramにも個人戦の写真を掲載しています)

前の試合の反省をしっかりと克服し、実力を発揮できた中大。大きな大会に出場した選手たちはこの経験を生かし、他の選手を巻き込んで1部昇格を目指し秋のリーグ戦を戦っていく。

◆試合結果◆
男子団体決勝トーナメント
1回戦
〇中大 17中-15中 関学大●
大前
高橋陽平(理工1)〇〇〇〇
二的
村田大空(文2) ✕〇〇〇

高橋拓磨(理工3)〇〇〇×
落前
星野翔希(文1) 〇〇〇×

加藤真人(文4) 〇✕〇〇

2回戦
中大 15中-15中 法大
大前
高橋陽 〇〇×〇
二的
村田  〇〇〇〇

高橋拓 〇×××
落前
星野  〇〇〇

加藤  〇×〇

2回戦同中競射
中大 9中―10中 法大〇
大前
高橋陽 ×〇
二的
村田  〇〇

高橋拓 〇〇
落前
星野  〇〇

加藤  〇
2回戦敗退

◆試合結果◆
男子個人戦決勝射詰
尺二的3本→八寸的3本→遠近
⑧ 高橋陽
〇〇〇→〇〇✕→5~10位決定遠近競射 8位入賞
高橋拓
〇〇〇→〇×
岡嵜賢治(理工2)
〇×
八木橋優杜(経3)

女子個人戦決勝射詰
尺二的3本→八寸的3本→遠近
半田まゆか(文3)
〇〇×

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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