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古賀の今季初本塁打、石田裕の好投で今季2勝目ー東都大学野球秋季リーグ戦 対亜大1回戦

2021年 10月11日 神宮球場

チーム 12 3  456  789 =RHE
中 大 141  000  001=7100
亜 大 000  000  000=021

[中]石田裕ー古賀
[亜]松本健、遠藤、加藤ー草部、大野、向井
[本]古賀〈1回1点〉

◆スタメン◆

1[三]中前 祐也(法2=浦和学院)
2[中]根本 翔吾(商2=習志野)
3[捕]古賀 悠斗(法4=福岡大大濠)
4[一]北村 恵吾(商3=近江)
5[右]森下 翔太(商3=東海大相模)
6[指]髙橋 隆慶(文2=明秀日立)
7[二]石井  巧(文2=作新学院)
8[左]中田 悠斗(経4=藤枝明誠)
9[遊]中川 拓紀(商4=宇治山田商業)
P   石田裕太郎(経2=静清)

ここまで1勝とチームが苦しむ中、未勝利ながら防御率0.83と孤軍奮闘する石田裕が先発。

石田裕に今季初勝利を届けるべく、何としても先制点がほしい1回、3番古賀主将がライトへ今季初本塁打を放つ。「キャプテンの一打が大きい」(清水監督)とチームを勢いづける一発を放った。

マウンドに上がる前に1点の援護をもらった石田裕は「古賀さんの1本からリズムよく投げられました」と先頭打者にこそ安打を許すが、その後はテンポよく打者を打ち取り、さらにチームを加速させる。

▲99球で完封勝利を収めた石田裕

2回は二死から中川、中前、根本の3連打と相手の失策や四死球もあり、一挙4得点。今春の強力中大打線の復活を予感させるイニングとなった。

▲公式戦初ヒットを放ち、見事スタメン抜擢に応えた根本

大量援護の直後の3回以降は、中前の好守や古賀主将の2回の盗塁阻止もあり、許したのは6回の内野安打のみ。9回まで投げきり、「東都の中では、石田くんが一番いいピッチャーだと思っている」と生田監督(亜大)を脱帽させる完璧な投球を披露した。

打線は3回に石井の左前適時二塁打で、9回に代打、宮井健成(商4=星稜)の中越適時二塁打でそれぞれ1点ずつを加え、亜大から7点を取った。

▲9回に中越適時二塁打を放った宮井

投打が噛み合い、今季2勝目をあげた。石田裕は99球でリーグ戦を通して初の完封勝利。試合後、古賀主将は「チームが勝ててなくて悩んでいたので、今は嬉しいです」と笑顔を見せ、さっぱりした髪型はドラフトに向けてかという質問には「そうです。昨日切りました」と記者席を笑いに包んだ。今日のドラフト会議については「夕方には切り替えて待ちたい」と落ち着いた口調で話した。

残りのリーグ戦は3試合。今日のような試合運びで、勝ちを積み重ねていきたい。

 

◆試合結果◆
○中大7-0亜大●(中大2勝5敗)
◆お知らせ
次戦は10月14日、9時半に神宮球場にて行われる対亜大2回戦です。

(記事:小林美久)