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横浜DeNAベイスターズドラフト2位 牧秀悟主将 指名あいさつ

10月30日 中大多摩キャンパス

先日のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズ(以下DeNA)より2位指名を受けた牧秀悟主将(商4=松本第一)への指名あいさつが行われた。DeNAからは吉田孝司顧問兼球団代表補佐、進藤達哉編成部部長、河原隆一スカウト部ディレクターが、中大野球部からは清水達也監督、牧秀悟主将が出席した。

 

▲左からDeNAの進藤編成部部長、吉田顧問、牧主将、清水監督、DeNAの河原スカウト部ディレクター

 

以下、記者会見コメント

 

〜出席者あいさつ〜

 

DeNA吉田顧問
「先日行われましたドラフトにおいて、横浜DeNAベイスターズは牧秀悟選手を2位で指名させて頂きました。その指名のごあいさつに今日は参りました。よろしくお願いします」

清水監督
「本日、先日のドラフトで横浜DeNAベイスターズの方から指名して頂きまして、こうやってこのような場を設けて頂きまして関係者の方々に感謝申し上げます。本人もすごく喜んでいますので、円滑に進めたらと思います。よろしくお願いします」

牧主将
「横浜DeNAベイスターズの方より2位指名を受けました牧秀悟です。ずっとプロ野球選手になりたいという中での野球人生で、こうしてベイスターズの方に指名して頂いて本当に自分も心から感謝していますし、すごく嬉しいと思っています。今日はよろしくお願いします」

 

〜質疑応答〜 ※吉田顧問以外全て牧主将コメント

 

ーー指名から4日経ちましたが、今の心境
「指名の日はすごい嬉しくて夜みんなにコメントを頂いて迎えてもらったが、次の日リーグ戦があったということで、リーグ戦に向けて一旦指名の喜びは抑えて、今リーグ戦2日後で、もう1回プロ野球に入ったのかなと実感しています」

 

ーー家族、友達、関係者の方とどんな話をしたか
「家族の方からすぐに電話をもらってありがとうということは伝えましたし、地元の友人の人たちからも、おめでとうというのはすごい沢山くれたので、嬉しく思います」

 

ーードラフト会議の翌日とその2日後とのリーグ戦でホームランなど見事なバッティングだったが、心境の変化などはあったか
「あまり指名がきてからという意識はなかったが、一応リーグ戦という形もありましたし、チーム的にも勝っていなくて、何かを変えたいというところで自分が打ったのでよかったかなと思います」

 

ーー現在、リーグ戦で首位打者だが残り2試合どのような思いでゲームに臨むか
「4年間やってきて最後のリーグ戦の1カードになるので首位打者をとっていますけど、そこにはこだわらず、まずはチームが勝つことに専念して臨んでいきたいと思う」

 

ーー中野市(牧主将の地元)では牧選手がプロ野球選手になったということで、大変盛り上がっているが、中野市の皆さんにプロ野球選手としての抱負
「自分が野球を始めたのは中野市内でありますし、小さい頃からずっとお世話になった人たちもいるのでそういう人たちにも野球を通して、元気や勇気を与えられる選手になっていきたいと思うので、これからも応援してほしいです」

 

ーー今日球団の方々が来たが、あいさつを受けての率直な感想
「ドラフトの指名を受けたときはまだ実感はなかったが、こうしてあいさつにきて頂いて本当にプロ野球選手になったのだなと思っています」

 

ーープロに入ってまず目指す目標
「上位指名で期待されているということもあるので、1年目からしっかり活躍できる選手になっていきたいと思います」

 

ーー(プロでの)最終的な目標
「自分の中でバッティングが売りなので、打点王を目指していきたいですし、右バッターで2000本安打というのはすごい高い目標だと思うのでそこを目指して、最後は日本を代表する右バッターになっていきたいと思います」

 

ーー中大の2つ上の先輩である伊藤選手(優輔=現三菱パワー・2018年度卒業)が巨人より4位指名を受けたが、プロで対戦することになったら意識することはあるか
「(伊藤選手が)1年生の時から投げていましたし、自分も出て(伊藤選手の)後ろを守っていて、2年生の時に入替戦で中大が1部に残れたこともあるので、もしプロで戦うとなったときは良い投手でもありますし、中々打てる球は少ないと思うが、一緒に戦ってきた仲間として、向こうに印象付けるようなヒットだったりを打っていきたいです」

 

ーー1年目からの目標、横浜スタジアムで戦う自分をどのように描いているか
「DeNAの内野手、特に二遊間は本当に選手層が厚いですし、1軍2軍関わらずすごい選手ばかりなのでその人たちに負けないように1年目からしっかり守れて、自分の売りであるバッティングというのは生かしていきたいと思います。横浜スタジアムで試合をするというのは想像できていないですけど、ファンの方々の応援というのが12球団でも上の方だと思うので、そういう中でファンの人たちに愛されるような、魅了できるような選手になっていきたいと感じています」

 

吉田顧問
ーー(牧主将に)どんな選手になって欲しいか
「本当は大きいのではなくアベレージヒッターになってほしいという気持ちがある。アベレージヒッターと3割を目指してほしいと思っている」

 

ーー日本を代表する右バッターになりたいとあったが、今プロ野球で活躍している右バッターの選手で憧れている選手
「日本代表に選ばれた鈴木誠也選手(広島東洋カープ)であったり坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)というのは自分の憧れでもありますし、超えていかないといけない存在でもあります。自分のバッティングが変わったのは2人の動画を見たりとか研究できたからだと思っているので、その2人をいずれは超えていきたいと思っています」

 

ーー鈴木選手と坂本選手の動画を見たということですが、その中でどういう点を研究して試していこうとしたか
「自分は1年生の頃からすごい上半身の力に頼っていたが、2人の選手を見ていく中で、下半身の連動から前進を使って打つという所が自分にはなかったので、そこを参考にしてバッティングがはまったと思う」

 

ーープロ野球で対戦してみたいピッチャー
「同世代である山本由伸投手(オリックスバファローズ)とは対戦してみたいと思う」

 

ーー坂本選手と鈴木選手の名前が挙がりましたが、DeNAの中で弟子入りしたい、教わりたい選手
「今4番を打っている佐野選手(恵太・DeNA)はチャンスに強いですし、チームで1本欲しいというときに打っているという印象が強いので、チームの4番を打っている人にどういう心境で打っているのか、どういう球を待っているのかというのはすごい聞きたい。佐野選手だけではなく、良いバッターの人たちから取り入れられるものは取り入れていきたい」

 

記者からの質問に答える牧主将。「日本を代表する右バッターになりたい」と意気込みを語った

 

▲最後に中大マスコットキャラクター、チュー王子と記念撮影

 

◇牧秀悟(まき・しゅうご)◇

生年月日:1998年4月21日

学部学科:商学部会計学科

身長・体重:178㌢・93㌔

出身:長野県

 

記事・写真 「中大スポーツ」新聞部