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投打かみ合い開幕戦白星発進!ー東都大学野球秋季リーグ戦 対駒大1回戦

2022年9月3日 福島県営あづま球場

 

チーム 123 456 789=RHE
駒 大 000 000 000=0 3 2
中 大 010 600 00 X=7100

[駒]福山、エーアン、石川、石橋―岩本
[中]西舘、三奈木、大栄―綱川
[本]なし

◆スタメン◆

1[指]繁永 晟(商1=大阪桐蔭)
2[三]佐藤 豪(経1=藤代)
3[中]森下 翔太(商4=東海大相模)
4[一]北村 恵吾(商4=近江)
5[二]中前 祐也(法3=浦和学院)
6[右]皆川 岳飛(経1=前橋育英)
7[遊]石井 巧(文3=作新学院)
8[左]櫻井 亨佑(商2=習志野)
9[捕]綱川 真之祐(経1=健大高崎)
P   西舘 勇陽(法3=花巻東)

 

福島県で幕を開けた秋季リーグ戦。入れ替え戦を経験し、一段と結束を高めた中大は春季リーグ戦で勝ち越した駒大との一戦に挑んだ。試合前から霧雨が降り続けるコンディションの中、先発の西舘が7回無失点の好投。打線は、6回に打者一巡で一挙6得点をあげるなど、猛攻を見せ開幕戦を白星で飾った。

 

2回、先頭打者の皆川が中前打で出塁し石井の犠打で一死二塁のチャンスを作ると、迎える打者は開幕スタメンを勝ち取った櫻井。右中間を破る二塁打を放ち、先制に成功する。

▲春は怪我で苦しんだ櫻井が貴重な先制点を上げた

3回表、1死一、二塁から右翼手の頭上を越えるかと思われた打球を、ライトの皆川がキャッチ。生還を狙った二塁走者の工藤(駒澤大)が戻り切れずダブルプレーとなり、このピンチを切り抜けた。

追加点が欲しい中大打線が4回に爆発した。1死から石井が右前打で出塁すると、そこから櫻井、綱川、繁永も続き得点を重ねた。相手のミスも絡み打者一巡し、この回に一挙6得点を挙げる。

その後はチャンスを作るも得点には結びつかなかったが、先発の西舘が粘りのピッチングを続けた。「四死球が多かったのが課題だが、三振が思ったよりも多く取れた」と言葉の通り、終わってみると7回12奪三振の好投を見せた。

 

8回からは春季リーグで存在感を発揮した三奈木亜星(商1=浦和学院)がマウンドに上がり、三者凡退に抑えた。

▲春は肘の故障で出場が叶わなかった大栄がリーグ戦復帰登板で好投を見せた

 

最終回のマウンドに上がったのは、いわき市出身で開幕戦当日が誕生日の大栄陽斗(商3=仙台育英)。「まっすぐとスライダーがいつもより良かった」と駒大打線を完璧に抑え、頼れる存在が右ひじの故障からの完全復活をアピールした。凱旋登板については、「地元の皆さんに成長した姿を少しでも見せられたらと思っていたので、無失点で抑えられて良かった」と語った。

開幕戦を快勝し、幸先いいスタートを切った中大。スタメン全員が出塁するなど強力打線が爆発した。目標とする「日本一」に向けて、2戦目も勝ち切りこのカードを奪いたいところだ。

 

◆試合結果◆
●駒大0 - 7中大○

 

◆お知らせ◆
次戦は9月4日(日曜日)にヨーク開成山スタジアムで行われる対駒大2回戦です。

 

(記事:山里莉子、写真:鈴木佐和)

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