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5安打を放つも、チャンス生かせず1点止まり。リーグ戦6敗目ー東都大学野球秋季リーグ戦 対亜細亜大1回戦

11月3日 神宮球場

チーム 123 456 789=RHE

中 大 000 000 001=151

亜 大 003 001 10× =560

[中]皆川、石田裕、湯澤、藤沢ー古賀
[亜]平内、青山、高山ー向井

[本]〈亜〉木倉(3回2点)、天井(6回1点)

 

◆スタメン◆

1[遊]中川 拓紀(商3=宇治山田商)
2[中]五十幡亮汰(法4=佐野日大)
3[一]内山 京祐(文4=習志野)
4[二]牧  秀悟(商4=松本第一)
5[指]倉石 匠己(経4=東海大市原望洋)
6[捕]古賀 悠斗(法3=福岡大大濠)
7[左]齋藤未来也(商2=関東第一)
8[三]石田 瑛平(商3=習志野)
9[右]坂巻 尚哉(経4=千葉経済大附属)

P   皆川    喬涼(法3=前橋育英)

 

先日のドラフト会議で中大からは牧主将、五十幡の2選手が、亜大からは平内、内間、矢野の3選手が指名を受け、ドラフト指名選手が合わせて5選手と注目度の高いこのカード。中大は「練習で調子がよかった」(清水監督)という齋藤を今季初のスタメンに起用するなど、打線を組み替えて臨んだ。

 

先攻は中大。対する亜大は先日のドラフト会議で読売ジャイアンツより1位指名を受けた平内が先発。

初回、二死から内山がライトにヒットを放つも、盗塁失敗に終わり得点には繋がらない。続く2回、倉石が二死からレフトにヒットを放つが1回同様、盗塁失敗で無得点に終わる。

巨人のドラ1平内(亜大)からヒットを放つ内山

 

中大の先発は、前回の登板で6回途中で無念の降板となった皆川。そのリベンジを果たしたいところだが、初回に3四球を与え、制球が定まらない。それでも何とか2回までは無失点で切り抜けた。

しかし、3回に先頭打者、田中幹(亜大)にヒットと盗塁を決められると、その後木倉(亜大)にホームランを打たれるなど3連打で一挙3失点。この回、一死も取れずにマウンドを石田裕太郎(経1=静清)に譲る形となった。

 

木倉(亜大)に2ランホームランを打たれ、3回に3点を失う

 

反撃したい打線だが、「フォークが低めに集まっていた」(五十幡)と平内からなかなかチャンスを作ることができない。しかし、6回に二死から中川がツーベースヒットを放ち、続く五十幡もヒットで繋ぎ、打席に立ったのは3番内山。しかし、ここはピッチャーゴロに倒れ無得点に終わる。

 

6回二死からヒットを放った中川。スピードを生かし二塁まで駆け抜けた

 

3回途中から登板した石田は5回まで無失点の好投を続けるが、6回に同じく1年生の天井(亜大)にホームランを打たれ1点を失う。続く7回にも連打を浴びさらに1失点。次の打者に四球を与えたところで、中大は左の湯澤卓己(文3=星野)にスイッチ。8回は藤沢真大(法3=仙台第二)が登板し、古賀の見事な捕殺もあり、3人で切り抜けた。

 

▲中大の貴重なサウスポー、湯澤。見事にその役割を果たした

 

そして9回の攻撃。一死から五十幡がスリーベースヒットを放ちチャンスメイクに成功する。その後内山が四球を選びさらにチャンスを広げ、牧主将の内野ゴロの間に五十幡がホームへ。何とか1点を返す。しかし、後続が繋がらずゲームセット。6敗目を喫した。

 

▲センターを越える当たりで三塁まで進んだ五十幡

 

「途中から(平内の)ペースが上がって、三振が多くなった」(清水監督)というように、亜大のエース平内からなかなかチャンスを作れなかった中大。試合後、亜大の生田監督は「明日は内間が先発。平内は本当の最後」と起用法を明言。「1、2打席目でチャンスを作って、3、4番に繋げられるようなバッティングを明日は心がける」と五十幡。

この言葉の通り、明日の今季最終戦は、内間からチャンスメイクし序盤に得点を重ね、勝利で終わることに期待したい。

 

◆試合結果◆

●中大 1—5亜大〇(亜大1勝)

 

お知らせ

次戦は11月4日に14時から神宮球場にて行われる対亜大2回戦です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部