• Twitter
  • facebook
  • instagram

最後まで響いた大量失点 悔しいベスト16ー第70回関東大学バスケットボール選手権大会5回戦 対拓大

2021年7月8日 越谷市立総合体育館

勝てば8強入りが決まる大一番を迎えた中大。おととしの2部リーグで2戦2敗と苦しめられた拓大を相手に雪辱を果たしたいところではあったが、第2クオーターの大量失点が最後まで響き69―79で敗戦。ベスト16で大会を終えた。

スターター

#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)

▲主力としてチームに欠かせない存在になった#2内尾

第1クオーター(Q)、#2内尾のシュートが決まり中大が先制。続けて#2内尾にブロックショットが飛び出すなど幸先の良い立ち上がりとなった。#21渡部の3点シュートや#99古河のディフェンスリバウンドなど攻守で奮闘し17―15で第2Qへ。

第2Qでは一転して拓大が牙をむいた。相手に3点シュートを5本も沈められ流れは完全に拓大へ。#21渡部や#13小川翔矢(法1)の3点シュートも決まったが、点差は開き23―42で前半を折り返す。

▲3点シュート5本を含め、19得点をマークしたエース#21渡部

第3Qは#6菊池允(商4)のシュートなどで追撃を図る。点差を離さないようシュートで応戦し、最終第4Qへ。第4Qも点差を縮め逆転すべく#3北村孝太(文3)や#15町井丈太主将(法4)らがシュートを決めていく。ドライブで敵陣へ仕掛けていくが、第2Qでの失点を埋めることができずに69―79で敗戦。追い上げ実らず悔しいベスト16止まりとなった。

試合後選手たちは「自分たちの悪い時間帯になった時に立て直せないという課題がそのまま出た。ある程度守れると思っていたが向こうの方が上手かった。(拓大への)対策していたが徹底できなかった」(#35清水)、「山場の拓大戦を越えられなかったのはキャプテンの責任」(#15町井主将)と敗戦を悔いた。

一方で#15町井主将は手ごたえも感じていた。「2年前のリーグ戦の時は点差が離れてしまって追いつくことなくそのままずるずる試合が終わる感じだったが、#2内尾や#21渡部が頑張って点数が縮まった」と2年前からの成長を感じ取っていた。

例年であればオータムリーグは8月下旬ごろに開幕予定。「今年は上位争いできるように」(#35清水)、「夏休み頑張って練習して結果を残せれば」(#15町井主将)と選手たちの士気は高い。今回の敗戦を糧にして、勝負の秋は中大旋風を巻き起こしていきたい。

試合結果

中大69(17ー15、6ー27、22ー22、24ー15)79拓大○

お知らせ

次戦の予定は以下の通りです。

対戦カード

Next Generation Tournament ディビジョンA 2回戦

試合開始時刻】

7月18日(日)午後12時30分

開催場所

越谷市立総合体育館

備考

Next Generation Tournamentは2・3年生に出場資格のある大会で、いわば昨年新人戦の代替大会。

駒大対帝京平成大の勝者と対戦予定。

【Next Generation Tournamentに臨む2・3年生に町井主将からメッセージ】

「すごい良い人材がいるので、優勝目指して頑張ってほしい」

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部