2023年10月1日 秋葉台文化体育館
前日に行われた山梨学大との試合を制し勝利を収めた中大。ここでも勝利をつかみ勢いに乗りたい。
スターター
#0樋口蒼生(文4)、#2内尾聡理(商4)、#22島﨑輝(商2)、#25西村慶太郎(経3)、#42山崎紀人(商2)
第1クオーター(Q)、試合開始1分で#0樋口が得点するも直後に明大の3ポイントシュートが決まり、そこから続けて得点を許してしまう。その後#0樋口がフリースローとレイアップで着実に得点を重ねるも、クオーター中盤からは明大の猛攻を防ぐことができず、9連続得点を決められ点差が引き離される。その後、中大は積極的にゴールを狙うも決め切れず15-26でこのQを終えた。
第2Qも序盤は明大ペースで試合が進み、点差を埋めることができない。しかし、開始から3分が経過したタイミングで#13小川翔矢(法3)と#15坂口大和(商1)が立て続けに得点。明大がタイムアウトを要求した。ここで明大の勢いを断ち切ることができたと思われたが、タイムアウト明けも明大有利のゲーム展開に変化は見られなかった。結局第2Q28-45とさらに点差を離され、苦しい展開で前半を終えることとなった。
▲終始冷静に得点を重ねた#13小川
第3Q、#0樋口や#13小川を中心に攻撃を仕掛けるも明大のペースを崩すことはできず、点差を縮められないまま46-62で最終Qへ。
迎えた最終第4Q。第3Qまでの苦しい展開からは打って変わって、序盤から連続で得点を成功させる。#2内尾と#1久岡賢太郎(商2)が中心となり完全に流れを中大へと引き寄せた。そこからも中大の攻撃は勢いを落とすことなく、#2内尾、#13小川、#77宮内柊人(商2)の3人が大量得点を重ね、劇的な逆転勝利を決めた。
▲3ポイントシュートでチームを引っ張った#0樋口
試合後、#0樋口は「相手が好む速い展開のバスケを止めようと話していたが、上手くいかず苦しい展開になってしまった」と試合を振り返る。一方で、後半逆転することができた要因については「前半苦しい展開になってしまうとそこで意識が切れてしまうのが今までの自分たちだったが、今回は意識を切らさず継続してやり続けようとチーム内で励まし合いながら取り組むことができた」とチームの成長にも言及した。
▲逆転勝利に貢献したキャプテン#2内尾
キャプテン#2内尾は、「点数は気にしてないが、逆転できてキャプテンとして良かった」と自身のプレーを振り返った。また、決定率の低さが目立ったフリースローについては「メンタル面の問題」だと分析し、今後の課題とした。
次戦の専修大戦に向けて「この前の練習試合ではボコボコにされてしまったので、しっかり準備をして良いゲームにしたい」と#2内尾は話す。
10月7日に控える専修大戦までに今回見つかった課題を修正し、3連勝を飾ることはできるのか。
◆試合結果◆
〇中大78(15-26、28-45、46-62、78-75)75明大●
◆お知らせ◆
次戦は10月7日(土)にアダストリアみとアリーナで行われる対専修大戦です。
(記事:佐藤友香、写真 : 二村沙羅)
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