2023年10月15日 筑波大
2巡目を迎えた秋リーグ。1巡目の結果、中大は8位となり惜しくも下位リーグで戦うこととなった。後半戦最初の相手は先週1巡目の最終戦で惜敗を喫した江戸川大。#2内尾は2巡目に臨むにあたり「負けられない試合が続いていくと思うので、勝つしかない。結果にこだわって頑張りたい」と話す中、初戦でリベンジを果たし好スタートを切れるか。
スターター
#0樋口蒼生(文4)、#2内尾聡理(商4)、#11オヌ太郎(商3)、#22島﨑輝(商2)、#25西村慶太郎(経3)
第1Q、開始直後は両者なかなか得点につながらない試合展開を見せる。しかし#0樋口のバスケットカウントを境に中大が勢いづく。外から積極的な攻撃を仕掛ける中大は、続けざまに#0樋口の3点シュートが決まると、さらに#25のパスから#11オヌがシュートを決めるなど中大ペースで試合が進行していった。その後も#15坂口大和(商1)や#77宮内柊人(商2)が得点を重ね、点差を離し24‐16でこのQを終えた。
▲「決めきれないところが多かった」と反省も語った#15坂口
中大ボールから始まった第2Q。直後から#77宮内の3点シュートが決まり、中大の勢いは衰えない。交代で#60 蒔苗勇人(商4)、#13小川翔矢(法3)がコートに入ると、直後にそれぞれ3点シュートを沈め、また#11オヌのディフェンスが光り江戸川大は得点を決められず、タイムアウトを取る。その後、#60蒔苗が3点シュートを狙い、リバウンドでもチームに貢献するなど攻守両面の活躍を見せたが、江戸川大もバスケットカウントや3点シュートで点差を縮め、このQだけの得点では19‐20となったが、ここでもリードは守りきり43‐36で第3Qへ。
▲主に後半で活躍を見せた#13小川
第3Q、#2内尾の得点から始まりペースを維持したい中大だが、ファールが目立ちフリースローで江戸川大が徐々に近づく。中大も#0樋口の速攻や#13小川が得意のドライブで活躍を見せ、両者一歩も譲らない。最終的に中大優勢も、江戸川大に10点差まで迫られ63‐53で最終Qを迎える。
最終第4Q、#2内尾のアシストで#13小川が最初の得点を決めると、続いて#25西村の3点シュート、#2内尾の得点と勢いを取り戻す中大。対する江戸川大もタイムアウトを取ると、直後に3点シュートを決められ、その後も中大のファールでバスケットカウントを含む連続得点を許し、今度は中大がタイムアウトを取る流れに。しかし、直前で入っていた#1久岡賢太郎(商2)がタイムアウト後にバスケットカウントを取り、流れを呼び戻す。最後は#15坂口の連続得点で勝負が決まり、#78‐65と中大が勝利した。
▲「アグレッシブなところは体現できた」と自身のプレーを振り返った#77宮内
1巡目では江戸川大に70‐79で敗れていた中大。リベンジを果たし、2巡目初戦を白星で終える好スタートをきった。#77宮内は「戦術面とかではなく、気持ちの面で負けてしまったのが課題となっていたので、今日はそれを最初から体現して、勝つことができたので、今はほっとしている」と気持ちを語った。
秋リーグ後半はまだ始まったばかり、2巡目にはアリーナ立川立飛でのホームゲームも予定されている中で、選手たちも「負けられない戦いが始まっている」(#15坂口)と意気込んだ。2巡目に入り下位リーグでより厳しい試合を戦い抜く選手たち。その活躍から目が離せない。
◆試合結果◆
〇中大 78(24-16、19-20、20-17、15-12)65江戸川大●
◆お知らせ◆
次戦は10月21日(土)に筑波大で行われる対明大戦です。
(記事:桑沢拓徒、写真:桑沢拓徒、藤野真紘)
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