2025年10月4日 日本体育大学世田谷キャンパス
リーグ戦2巡目最初の試合で迎えた相手は日大。1巡目では日大に2点差で惜敗し、この試合は中大にとってリベンジの1戦となった。序盤からリードを維持し、危なげない試合運びで15点差をつけ勝利。2巡目の躍進に期待が高まる。
スターター
#5石口直(文3)、#33鴫原樹生(商3)、#37カッター勲生(法3)、#55板倉怜弥(文2)、#77宮内柊人(商4)
第1Q前半は石口が得点を量産。スティールからの速攻でレイアップシュート、3点シュート、フリースローを決め切りチームに勢いをもたらした。第1Q後半は日大の3点シュートが決まり、一時逆転されるも、#11三谷拓夢(商1)が3点シュートを取り返し、3点リードで第2Qへ。
第2Qは三谷、#1久岡賢太郎(商4)の連続3点シュートから始まった。カッターのリバウンドからパスを受けた宮内が3点シュートを決め、会場を沸かせる中大。前半1回目のタイムアウトを取った後、日大の連続得点により3点差まで追いつかれるも石口が3点シュートを2本決め点差を広げ、41ー33で前半を終える。
▲1年生ながら活躍を見せた三谷
8点リードで始まった第3Q。#42山崎紀人(商4)のアシストから#77宮内柊人(商4)がしっかりとシュートを沈めると、それを皮切りに石口や山崎が得点を重ね、前半からの好調を崩すことなく点差を広げていく。その後も、石口の連続得点が続き、試合中盤では一時18点差を記録した。後半には日大に7回のフリースローの機会を与えてしまった中大だったが、三谷の活躍によってリードを守り抜いた。
12点差とさらに点差を広げて迎えた第4Qは、この試合大活躍の三谷のシュートでスタート。続いて#3高山鈴琉(商3)もしっかりとレイアップを決めると、日大の3点シュートやフリースローなどを被りながらも、勢いはそのままに中大の猛攻が続く。三谷がスピード感ある2点シュートを成功させバスケットカウントの判定を受けると、1年生ながら圧巻の活躍に中大ベンチや応援席は大きな盛り上がりを見せた。試合終盤には三谷と高山の2連続3点シュートが決まり、中大の勝利は盤石に。この試合で中大最後の得点を決めたのは高山。1巡目で惜敗を喫した日大に15点差で快勝した。試合後、三谷は「2巡目全勝」という目標を語り、リーグ戦後半での活躍を誓った。
▲シュートを打つ石口
◆コメント◆
石口
──1巡目で惜敗した日大との試合を振り返って
前回は高山(鈴琉)と自分のシュートが入らずに負けた試合だったので、今日はそこを取り返そうという気持ちで臨みました。ディフェンスに関しては、みんなで球際とかリバウンドとか頑張ろうという話をしていたので、そこのところを頑張れたのが良かったと思います。オフェンスに関しては、みんなでシュートを狙いに行くというスタンスを40分間継続できたのが良かったと思います。
──自身のプレーを振り返って
今日はシュートが入ったので良かったんですが、まだまだパスとかボール運びとか課題がいっぱいあるので、そこのレベルアップをできるようにこれからも頑張っていきたいと今日の試合で思いました。
──次戦の対早大戦と2巡目に向けての意気込み
早稲田はやっぱりシュートがすごく入るチームなので、どれだけプレッシャーをかけられるかとか細かいところが大事になってくるので、そこを頑張りたいです。リーグ戦全体に関しては、怪我人とかもすごく多いので、その分チーム力で戦えるか大事になると思うので、頑張っていきたいなと思います。
三谷
──1年生ながらチームに貢献。自身のプレーを振り返って
自分は1年生で、3・4年生に打たせてもらっているという感じなので、そこをしっかり決め切ることができて良かったと思います。
──前回惜敗の日大にリベンジを果たしたが、今の気持ちは
前回はプレータイムがなくて悔しくて、チームもそこまで良い状況じゃなかったので、今日勝ったことで、この1巡目を通して成長できたと感じました。
▲レイアップを決める高山
◆試合結果◆
〇中大 75-60 日大●
(20−17、21ー16、18ー14、16ー13)
◆お知らせ◆
次戦は10月5日(日)に日本体育大学世田谷キャンパスで行われる対早大戦です。
(記事:佐藤友香・樋口有花、写真:佐藤友香・樋口有花)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)