• Twitter
  • facebook
  • instagram

守備陣の活躍により連敗を阻止ー関東大学サッカーリーグ 1部 前期第6節 対 筑波大

5月18日 味の素スタジアム 西部球場

スタメン

GK 1飯吉将通(商3)

DF 28荒木遼太(経1)、3深澤大輝(経3)、6今掛航貴(経3)、松本大輔(経3)→34分 4安部崇士(商4)

MF 5中村亮太朗(経4)、7宮城和也(法4)、13縄靖也(商4)→61分 17本間椋(経3)

FW 8大久保智明(経3)、10加藤陸次樹(商4)、31上村尚輝(商2)→53分 9小山駿(経4)

  

試合結果
△中大0ー0筑波大△

集中応援による中大の声援がこだまする味の素スタジアム西競技場で関東リーグ第6節が行われた。開幕から無敗だった中大だが前節で東洋大に敗退し、負けられない今節。守備陣の堅い守りが光った試合となった。

前半から筑波大の攻めに押された中大は、15分自陣でボールを奪われ、ミドルシュートを放たれる。シュートはバーの上へ。続く18分筑波大のフリーキックから直接狙われたが、ゴール右にそれた。

25分、中大の攻撃の要である大久保が左サイドからシュートを狙うもボールは枠外へ。大久保は悔しさをあらわにした。

35分には筑波大が右サイドのクロスから頭で合わせるが間一髪クロスバーに助けられた。45分にはゴール左から中へ合わせられるが、ボールはゴールの上を通過した。前半は終始筑波大に攻撃の主導権を握られる展開となった。

▲試合開始前の中大イレブン

後半は、守備陣の活躍に助けられた。60分ショートカウンターをうけると、無人のゴールに打たれる。しかしDFの深澤が追いつき、ナイスクリア65分、73分とゴール間近で相手チームがシュートを繰り出し、あわや失点かと思われたが守護神・飯吉のビッグセーブの連発により危機を脱した。その後も先制点をめぐる一進一退の攻防戦が繰り広げられた。筑波大との対格差や多数の怪我人に苦しめられ、得点とはならなかった。しかし、首位筑波大から勝ち点1を得たことは、次へつながる試合となった。

▲ビッグセーブでチームを救った飯吉

佐藤監督は、「前節の東洋大戦は攻めながら負けたので、諦めない心でメンタル面で上をいって、90分走り回ろうと言っていた。筑波大はここ数年上位にいるだけあって、場慣れしている。経験の無さ、プレーの正確性というところの違いを肌で実感できた。それでいうと引き分けで勝ち点1は、ありがたい」と振り返る。

続けて、「守備はすごく評価できる。ディフェンスライン全員で守りきろうという思いはすごく良かった。ただ何本かシュートチャンスがあったので、そこで決めるというのが我々はいまひとつだった。」と次節への課題も口にした。

中大は、前節からの連敗は免れた。次節からの巻き返しに期待がかかる。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部