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日体大に残り20秒で逆転され1点差で惨敗―第97回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日体大

2021年10月30日 駒沢屋内球技場

オータムリーグ3勝目を狙う中大の相手は留学生二人を擁する日体大。身長とパワーを兼ね備えた留学生をものともせず、中大らしい粘り強いDFでリズムを作り、終始リードを進めるも残り20秒で逆転され1点差で敗戦を喫した。

スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)

第1クオーター(Q)から中大ペースで試合が進む。中大は#47吉田、#21渡部の身長を生かしたリバウンドから早いボール運びで点をどんどん重ねる。DFも留学生をはじめとした日体大の選手たちに簡単にはボールを入れさせず7点リードで2Qへ。

エース#21渡部がさすがのプレーを見せた。第2Q早々から3点シュートを決め、チームに勢いをもたらす。#21渡部に負けじと、#2内尾、#35清水、途中出場の#15町井丈太主将(法4)がそれぞれ1本ずつ決め、このQだけで5本の3点シュートを決めた。

▲チーム最多19得点をあげた#21渡部

7点リードで迎えた後半。相手の速攻攻撃が決まり始め、日体大に流れが渡ると思われたが、第2Qに続く3点シュート5本と#2内尾の果敢なプレーで流れを渡さなかった。

▲留学生相手に恐れずカットインする#2内尾

しかし最終Q、日体大の猛追が始まる。留学生ムトンボが身長を生かしたリバウンドからのゴール下シュートが立て続けに決まり残り3分で同点とされる。同点から中大は攻撃の手を緩めず1点リードのまま試合を終えるかと思われたが、相手にボールが渡り残り20秒で2点を許し、逆転されそのまま試合終了となった。

 

中大は1点差で惜しくも勝ちきることはできなかった。#21渡部も「エースという役割をもらっていながら最後シュートを打つ場面が少なかったり、決めきることができなかった」とエースとしての責任を感じていた。終始リードを進めていただけに悔しい敗戦となったが、日体大相手に手に汗握る素晴らしい試合を見せてくれた。次戦は今勢いのある大東大だが、次こそは白星をあげて欲しい。

◆試合結果◆

●中大80(19―22、22―22、25―21、14ー25)81日体大○

(記事、写真:鎌田怜穂)