• Twitter
  • facebook
  • instagram

圧巻の全勝!怒涛の三連勝を遂げる─第76回 関東大学ボクシングリーグ戦2部 対慶大戦


2023年6月10日 後楽園ホール

 

これまでの2試合を制し、勢いに乗る中大。第3戦の相手はこれまで1勝1敗の慶大となった。初戦のLF級を不戦勝で勝ち取り、その後全ての階級で勝利し相手を圧倒した。

▲コーナーに相手を詰める近藤良(商1)

LF級の柿沼力生(総2)が不戦勝で勝ち取ると、続くF級で出場した近藤良(商1)は勢いそのままRSC勝ちで2戦目をものにした。第3戦はB級の篠田立輝(総1)。勢いよく試合に入ると、終始優勢な試合運びを見せる。第2、第3Rでさらにギアをあげ、そのまま5ー0で判定勝ちをおさめた。

終始、余裕を見せる主将祝聖哉(法4)

きちんと自分のボクシングをしようと意気込み、第4戦L級に挑んだ森貞宏大(商2)は同じく5ー0の判定勝ちでこの試合をものにする。続く第5戦は、主将の祝聖哉(法4)L W級がリング上で圧巻のショーを見せつける。軽快にステップを踏み相手を揺さぶると、縦横無尽にリングを駆け回る。ジャブで牽制し、相手の猛攻にもしっかりとブロックを作り冷静に試合を進めていき、第3R2分42秒で相手が試合続行不可能となりRSCで勝利となった。LW級6位の実力を見せつける結果となり、会場はさらに盛り上がりを見せた。その後の第6戦、牧野蓮(商3)はなんと開始34秒でKO勝ちとなった。開始早々から前に出て何度もストレートを放ち、まさに騏驥過隙(ききかげき)の試合となった。

勝利し拳を突き上げるウエノアンドレリュウイチ(商4)

最終第7戦はウエノアンドレリュウイチ(商4)。ウエノはCR級チャンピオンの実力者であり、その身長とリーチの長さから繰り広げられるパンチは圧巻である。その特徴を活かした試合運びを見せる。しっかりと距離を取り相手の動きをみる冷静に進めていく。時折、相手優勢の場面が少々あったものの、第3Rで相手の動きが鈍くなったところを突き、合計5ー0の判定で勝利した。

 

 

これで開幕から3連勝を遂げた中大は、この勢いのまま次戦、専大戦に挑むこととなった。中大が1部の舞台に返り咲くための重要な一戦となる。その真価が問われるときが来た。

 

◆試合結果◆

◯中大7-0慶大●

LF級◯柿沼ー●不戦勝

F級◯近藤-山崎●RSC

B級篠田◯5-0安倍●

L級◯森貞5-0李●

LW級○祝主将-大矢●RSC

W級○牧野-中村●KO

M級◯ウエノ5-0石井●

 

(記事、写真:本國大和)