2021年4月27日 会場非公開
▼スタメン
GK
坪井湧也(商4)
DF
和田悠汰(経4)
牛澤健(経2)→新井秀明(経4)
塩崎悠司(経4)
岡井駿典(法3)
MF
高岸憲伸(文4)
高橋一誠(経2)
堀脩大(経4)→坂本康汰(経2)
FW
平尾拳士朗(経3)→鈴木翔太(文3)
小島偉央(商4)→鎌田蓮(法4)
山崎希一(経2)→有田恵人(文2)
▼試合結果
中大1ー1東海大
得点者:小島(前半9分)
前節から中2日で迎えたインカレ王者・東海大との上位対決。序盤は中大が主導権を握る。
前半9分、高岸が敵陣中央でボールを受けると、付近の平尾とのパス交換で相手をはがし、前線の小島へパスを送る。足下に収めた小島はペナルティエリア左へ展開。すると、山崎が受け、グランダーのクロスを入れる。最後はゴール前へ走り込んだ小島が左足でゴール右へと流し込み、鮮やかに先制。「狙っている形だからこそ中に人数をかけることができており、自分がフリーでシュートが打てました」と3試合連続となる得点でチームに勢いをもたらす。
▲得点を挙げて喜ぶ中大のトリデンテ(左から平尾、小島、山崎)
ここから立て続けにチャンスを創出。
同11分、堀が左足でペナルティエリア手前へ鋭い縦パスを入れると、高岸が受けてすかさず左足でシュートを放つ。しかし、これはGKのセーブに遭ってしまう。
さらに、同16分にも堀が攻撃の起点となる。右サイドの敵陣中央でボールを受け、ペナルティエリア右へスルーパスを送る。走り込んだ平尾がクロスを供給するも、中央へ走り込む小島には合わず、得点には至らない。
その後も相手の矢のようなプレスを1枚ずつ丁寧にはがしながら攻撃を続けるが、迎えた同30分。敵陣中央でボールを失い、ショートカウンターを受ける。相手のシュートを一度は坪井が防いだものの、こぼれ球を押し込まれて失点。前半はこのまま終了し、1−1のドローで試合を折り返す。
▲ドリブルで相手と対じする堀
後半に入ると、徐々に球際での激しさも増し、一進一退の展開となる。だが、後半20分過ぎからは思うような形でボールを持ち出せず、前半とは対照的に自陣から大きく蹴り出すことでのプレス回避が目立つ。
同39分には今日1番のピンチを迎える。浮き球のパスから相手がディフェンスラインの裏へ抜け出し、ペナルティエリア右から強烈なシュートを放たれる。しかし、坪井が体を張ってこれをセーブ。こぼれ球がゴールラインを割りかけるも、岡井がダイビングヘッドでクリアし、得点を許さない。
一方の攻撃では途中出場の鎌田を前線での起点にして攻め込むも、最後まで目立ったチャンスを作れずに試合終了。決勝点こそ挙げられなかったものの、4節終了時点で複数失点はなしと、強固な守備で東海大と勝点1を分け合った。
▲今季初めてフル出場を果たした高岸
試合を終えて塩崎主将は「引き分けだったが、ポジティブに捉えている。良いものも悪かったことを改善できればもう一段階強くなれると思う」と試合を総括。左足首のケガから復帰後初となった自身のプレーについては「6ヶ月ぶりの公式戦となり少し緊張する部分はありましたが、自分の今年はチームの鼓舞すること。なので、それを意識してやりながら自分のよさを出せました」と振り返った。
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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部