2022年６月５日 会場非公開
▼スタメン
G K
猪越 優惟（商３）
D F
荒木 遼太（経４)
大桃 怜音（商４)
牛澤 健（経３)
岡井 駿典（法４)
M F
芝田 将（経４)
田邊 光平（法３)
山崎 希一（経３) →小川 嵩翔（商２)
ＦＷ
平尾 拳士郎（経４)）→加納 大（商２)
鈴木 翔太（文４) →矢尾板 岳斗（商３)
星野 創輝（商２) →田中 幹大（商１)
▼試合結果
〇中大１―０立正大●
得点者：星野（後半17分)
ここまで３戦負けなしと好調を維持する中大イレブン。上位４チームが勝ち点差３の間でひしめき合う中、今節で勝ち点３をしっかり積み上げ次節慶應大戦に挑みたい。
前半は一進一退の攻防が続く。前半16分、田邊が相手DFのパスミスに素早く反応しボールを奪取。左足から強烈なシュートを放つも相手GKに阻まれてしまう。同27分、CKでピンチを迎えるもGK猪越が相手と競り合いながらしっかりボールをキャッチ。同35分、またも田邊が今度は相手ペナルティエリア外からゴールを狙うも相手GKの正面。前半終了間際には、大桃が右サイドからのCKに頭で合わせるも枠の左に外れた。
中大は左サイドの鈴木を筆頭にコートを大きく使って有効な攻撃を繰り返すも、得点を奪えないまま前半を折り返す。
▲ドリブルで相手をかわす鈴木
後半６分、中大は少し離れた位置からFKのチャンス。田邊の丁寧なボールに牛澤が左足で合わせるも枠外に外れてしまう。
▲攻守にわたって活躍を見せた田邊（右）
待望の先制点は後半23分。中盤に星野が降りてきて相手を引きつけてから田邊に落とす。田邊は左サイドの裏のスペースへ見事にワンタッチでパス。鈴木が収めると相手DFをかわして左足でのクロスを上げ、星野が頭で合わせて先制ゴールを奪う。
試合後ゴールシーンを「結構きつかったけど信じて走ってきてヘディングするだけだった」（星野）と振り返った。
同29分には途中出場の田中が相手ペナルティエリア内からシュートを放つも相手GKが見事にセーブ。試合終了間際には、相手にクロスを連続して上げられるなど流れの悪い時間帯もあったが、守備陣の連携によってピンチを凌ぐ。中大はうまく時間を使いながら無失点で試合を終えた。試合終了後、選手たちはピッチ中央で勝利を分かち合った。
▲先制ゴールを喜ぶ選手たち
今節を終えて、中大はリーグ戦２連勝を含む４戦負けなし。昨季までウィングでの出場が大半だった山﨑を中盤で起用するなど、戦術オプションの充実ぶりも見せた。２部リーグ優勝、１部復帰を目指し、次節対慶應大戦で首位浮上を狙いたい。
▼試合後コメント
宮沢監督
ー試合を振り返って
前半から中大がボール支配できて有利に進めたかなと思います。サイドからの攻撃っていうのは意識している部分で後半のゴールもいつもの形からできてよかったですね
ー鈴木翔太の縦への展開は？
本人も自信もってやっていましたし、何より彼の長所なので。前半からいい動きでしたし、後半もああいった形でゴールにつなげられるのも彼の強みですからよかったです。
ー次節以降の意気込み
暫定２位で次が首位慶應なんでもう向かっていくだけですね。守備陣も無失点で勝つっていうのを意識できてるんで泥臭くいきたいですね。1位で後期いけるように頑張ります。
鈴木選手
ー試合を振り返って
久しぶりのスタメンで使ってもらったんで、結果を残そうと必死でした。
ー後半のアシストについて
ああいう形は普段からやっているので、自分の良さも生きた良い展開だったと思います。創輝もいい位置にいてくれたのでよかったですね。
ー次節以降の意気込み
去年昇格をあと一歩のところで逃して悔しい思いもしましたし、後輩たちには１部で戦ってほしいので、首位慶應ですけど食らいついて行きたいです。自分としても次はゴールという形で結果を残したいです。
星野選手
ーチームとして球際の意識は
１部のチームとか試合は球際は１段階違うかなと個人的に思っていて、そこの球際でボールを拾えるほうが試合を有利に進めるので、球際、切り替え、ハードワークは全員が意識していることです
ー今後に向けて
守備陣が無失点という試合が多くて自分は(スタメンの中で)１番年下ですが、先輩達が戦っているのを見てて俺もやんなきゃと思っているのでこれからも自分のためでもあり、先輩やチームのために戦っていって個人的にはもっと点を取って一部昇格をしたいです。
関東リーグ全試合ブログ更新中！第７節・学芸大戦の試合記事はこちらから
（記事：関拓斗、写真：山縣一郎）
