11月3日 龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
▼スタメン
GK 1 飯吉将通(商3)
DF 6今掛航貴(経3)、18安部崇(商4)、3深澤大輝(経3)、28荒木遼太(経1)→90分 松本大輔(経3)
MF 5中村亮太朗(経4)、16高岸憲伸(文2)→77分 小野智史(経4)、小野寺巧(文1)→55分 7宮城和也(法4)
FW 8大久保智明(経3)、25高窪健人(文3)、31鈴木翔太(文1)
▼試合結果
○中大3-2早大●
得点者:高窪(62分)、OG(66分)大久保(69分)
熱戦を制したのは中大だった。前半は苦しい試合展開だったが、後半に怒涛の追加点を挙げ地力を見せつけた。見事勝ち点3を奪い、インカレ出場に向けて弾みをつけた。
試合開始から中大にとって思うようにいかない状況だった。
「前半は動きもよくなくて相手の守備を崩すのにゆっくりな攻め方になってしまった」(佐藤監督)と敵陣でのボール保持時間は長いものの、相手の守備を前にスローペースから抜け出せず苦しい展開となった。さらに追い打ちをかけるように前半23分に相手クロスから、シュートのこぼれを詰められ先制点を奪われる。勝負は後半へと託された。
▲果敢にオフェンスする大久保
ここで終わらないのが中大だ。後半は開始早々スピードのあるパス回しで相手を揺さぶり、チャンスを作る。 62分に大久保のパスから高窪が抜け出し落ち着いてシュートを決めると、そのわずか4分後大久保のコーナーキックが相手に当たりゴール。さらに69分には高窪からパスを受けたフリーの大久保が追加点を奪う。わずか7分の間に3得点を挙げ怒涛のオフェンスで逆転に成功した。
▲ベンチとともに得点を喜ぶ選手たち
しかし終盤の82分にゴール前のクリアを相手に拾われ、シュートまで持ち込まれて失点してしまう。試合終了まで早大の攻撃が続いたが、守備陣が集中して守りきり、勝ち点3を取った。「前半があれだけ全体的に悪いプレーをしていた中で後半しっかりチームで一つになることができた。後半がいつも通りのプレーだった。」(大久保)
12月11日からは全日本大学サッカー選手権大会(通称インカレ)が開催する。この大会は全国から集まった24チームが大学一を目指す大会で、関東からは上位5チームが選出される。中大は現在7位で5位との勝ち点差は2と 順位変動の可能性は十分だ。次節の相手は関東リーグ2位の桐蔭横浜。集中応援の声援を糧に勝ち点を積み重ねたい。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部