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秋季リーグ開幕!攻め続けて初戦快勝!ー関東学生ハンドボール秋季リーグ戦 対順大

2021年9月11日 東京・国士舘大学多摩

 秋季リーグが開幕した。春季リーグは緊急事態宣言の発令により延期の末、中止になった。今回の秋季リーグは緊急事態宣言下の開幕となったが、感染対策を整えた上で行われた。

 ▲試合開始前の円陣

 初戦の相手は順大。「初戦の入りが大事だなと思っていた」(部井久アダム勇樹・法4)と気合を入れて臨んだ。

 先制点を決めたのは中大。高橋宗汰(商4)今大会初めての得点を鮮やかに決めた。その後1点入れられるも、伊禮雅太(法2)、中村翼(法4)が連続して得点を決めたことでチームは勢いに乗る。その後失点するも、蔦谷大雅(法3)が決めると伊禮が2連続で得点を決め、さらに青雅俊(文3)、部井久も確実に得点を重ねリードを広げる。さらに前半20分には、泉本心(法1)が相手からボールを奪い、その流れでゴールを決めるという1年生ながら存在感を残すプレーを見せた。 

 前半は互いに攻めるプレーを見せた結果、中大が3回もPKをするという白熱する戦いとなったが、17ー11で中大優勢のまま折り返した。

▲前半で安定したプレーを見せた部井久 

 迎えた後半、開始早々にまず順大が得点を決めた。しかし、蔦谷がすぐさま落ち着いて得点を決めると、その後中大は流れを掴み、流れるようなパスで相手を翻弄し得点を重ねた。

 そして今日の中大は攻めだけではなく、守りも怠らなかった。後半5分には、フィールドの選手たちが相手の攻撃を途中で何度も阻止。キーパーの宮城風太(経4)が相手のゴールを確実にセーブし、中大の流れを保った。そして後半7分、中村が点を決めたところでタイムアウトを奪った。

 タイムアウト後も中大がすぐさまチャンスを拾い、パスをつなげて田中響人(商3)が得点を決めた。さらに後半12分には、瑞慶山充貴(法1)が点を決めると会場全体が歓声が響き渡った。しかし、相手を13点差を広げたところで風向きが変わる。相手に連続で得点を許し、今まで通りに点数を伸ばすことができなくなった。しかし、後半23分に田中が相手に何度も阻止されるもゴールを果敢に攻めると、一瞬の隙をついた泉本がゴール。その後も一進一退が続いたが、35ー24という10点以上の大差をつけて初戦を勝利で飾った。

▲ゴールを決める泉本

 次戦の相手は明大。「明治は今日の順天堂よりも手強いチーム」(部井久)と話すも、「そこを全員わかっている。いつも通りやれば勝つと思う」(部井久)とリーグ戦王者として2戦目も気合い十分に臨む。

◆試合結果◆

中大35(17-11、18ー13)24順大●

(記事:松岡愛莉、写真:竹内賢心、松岡愛莉)