2023年5月13日 埼玉県・三郷市総合体育館
春リーグ7戦目。中大は昨年の秋リーグで敗北を喫した明大と対決した。前半から中大の武器であるディフェンスからの速攻で確実に点数を重ね、8点のリードで前半を折り返すと、後半も中大優勢で試合は展開し、37ー26と大差をつけ勝利。今季6勝目を飾った。
▲試合開始前の選手たち
前半、明大の2連続得点で試合は開始されたが池間飛勇(文4)、出口晴大(経4)らのサイドシュートが決まり、開始6分には同点に追いつく。タイムアウト後は相手の厚いディフェンスに阻まれ、なかなかシュートが決まらない時間が続いたが、「皆スピードがあって、シュート力があるチームだと思っていたので、シュート力を抑えるために(ミーティングで)中大は守ってからの速攻に繋げたいと話していた」(伊禮颯雅・法2)と語るように、中大も負けじと武器であるディフェンスを発揮。伊禮颯が3連続でシュートを決める活躍などもありさらに差を広げると、前半終了間近には泉本心(法4)のアンダーシュートや高橋侑吾(文3)の無人シュートが決まり、19ー11で前半を折り返した。
▲得点を量産した伊禮颯
迎えた後半も中大の勢いは止まらない。後半から出場したサイドの瑞慶山充貴(法3)、上山陽平(総4)が次々とシュートを決め、後半12分にはその差を10点まで広げる。後半はシュートミスもあったが、風呂内海渡(文3)の好セーブで明大のシュートを何度も阻止するなど、差をほとんど縮められることなく大きくリードをしたまま試合は終了。前半から中大のペースを崩すことなく今季6勝目を飾った。
▲好セーブを連発した風呂内
今回の試合について泉本は「今までのなかで一番自分たちのペースで試合を進めることができた」と振り返り、多くのシュートを決めた伊禮颯は自身のプレーについて「いつもはパス回しをして周りにアシストする感じなのですが、今日は前があいていたのでシュートを狙いに行った」と話した。また、泉本は5/15~20に味の素ナショナルトレーニングセンターで実施された日本代表強化合宿に大学生2名のうちの1人として選定された。そのことについては「若さを生かしてチャレンジして、代表に入れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
4月から開催された春リーグも残すところあと2戦。残るは昨年の春季リーグ優勝校である筑波大と昨年インカレの決勝で激戦を見せた日本体育大だ。現在首位の中大は勢いそのまま優勝なるか、期待が高まる。
◆試合結果◆
〇中大37 (19ー11、18ー15)26明大●
◆お知らせ◆
次戦は5月21日(曜日)に立教大学新座で行われる対筑波大戦です。
(記事、写真:小幡千尋)
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