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相手ディフェンスに苦戦し痛恨のリーグ2連敗ー関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対筑波大戦

2023年9月17日 東京・日大アスレチックスセンター八幡山

秋リーグ7戦目。昨日の早大戦で初黒星となった中大は筑波大と対戦。序盤から相手のディフェンスに阻まれ思うようにシュートが決まらず5点ビハインドで折り返したが、最後までその差を埋めることができず敗戦。痛恨のリーグ2連敗を喫した。

▲試合開始前の選手たち

前半開始1分で筑波大に先制点を許す。その後、伊禮颯雅(法2)が点を奪い返すも、筑波大が中大の持ち味であるディフェンスをたやすく破り、シュートを決め得点を量産。中大側も粘り髙橋侑吾(文3)、伊禮雅太(法4)ら中心に得点を稼ぐも筑波大の勢いは止まらず、試合の主導権を握られてしまう。また、シュートを決めようとするも相手のGKにカットされる場面が多くみられた。伊禮雅も「相手のキーパーに阻まれてしまった」と口にするほどだ。中大は思うように試合運びを行えず、15-20で5点ビハインドを追う状態で前半を折り返す。

▲積極的にシュートを打つ伊禮雅

迎えた後半。序盤からシュートミスが相次ぎ思うように点を奪えない試合が続くなか、風呂内海渡(文3)が7㍍スローをセーブするなどの活躍を見せる。しかしその後も相手のディフェンスに阻まれ果敢に攻めることができず、実方監督も前に攻めるよう選手に呼びかけた。後半20分、22ー30でのタイムアウト後には長谷川惣唯(法1)や髙橋の速攻、扇谷蓮(商3)のシュートなど4連続得点を挙げ26ー31と追い上げを見せる。しかし最後まで粘るも及ばず、31ー35で試合は終了した。

▲得点力でチームに貢献した扇谷

試合を振り返って伊禮雅は「悔しい結果になってしまった」と率直な感想を述べた。また扇谷も「監督に言われたことが上手くできなくてディフェンスがやられすぎた」と敗因を口にした。

秋リーグも残すところ2戦。残りの試合に向け伊禮雅は「この1週間でしっかりディフェンス練習を徹底して、勝てる相手だと思うので勝ちにこだわっていきたい」と意気込んだ。

現在中大は5勝2敗で3位に位置付けており、優勝の余地はまだ十分に残っている。秋リーグ4連覇へ向け、確実に勝利を重ねたい。

◆試合結果◆
●中大31(15ー20、16ー15)35筑波大〇

◆お知らせ◆
次戦は9月24日(日曜日)に国士舘多摩キャンパスで行われる対日大戦です。

(記事、写真:丸尾彩華、小幡千尋)

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