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駆け抜けた一生に残る4年間 最高の仲間へ伝える感謝の気持ち―チームを支えた4年生 コメント集①

◆チームを支えた4年生 コメント集①◆

 

先日のインカレでは3年ぶりの3位に輝き、多くの感動を届けてくれたハンドボール部。4年生は今大会をもって引退を迎え、学生生活の大半を過ごしてきたチームを離れます。今回は、そんな4年生に最後のインカレを終えた直後の心境を語っていただきました。第1回は長谷川舜(商4)、臼田翔馬(法4)、大西暁斗(法4)の3人です。

▲4年生の集合写真。最後のインカレは笑顔で終えた

 

 

長谷川舜(商4)

▲試合終了後、後輩の岩﨑滉大(文3)をねぎらう長谷川

「最高の舞台で最高の仲間とコートに立って試合をできなかったのが悔しいです。自分はこれまで同期にたくさん迷惑かけてきた。それでも、こんな自分を見捨てないで最後まで一緒に戦ってくれたのは今の同期しかありえないと思っています。菜々子は知っているマネージャーの中で一番仕事ができる。選手との距離感とかアプローチの仕方をいつも考えてくれていたし、同じ学部で私生活も一緒にいる時間が長かった。ハンド部に入ってくれてありがとうと言いたいです。大希は下とのパイプ役になってくれました。けがで練習がまともにできなくなってもチームのことを考えてくれていた。もっと一緒にハンドボールをしたかったな。拓哉はじん帯を切るのを2回くらい目の当たりにして、一番けがに悩まされたけど最後まで一緒にいてくれた。感謝しかないです。光輝は1年から試合に出ていて影響力があったし、気づかせてもらったことがいっぱいあります。今のチームを支えてきた人だから感謝したいです。慶裕は一般生だけどひたすら努力してもがいていた。それでも3年やってきた選手を諦めてアナリストになるっていう覚悟は心から尊敬しました。なかなかできる決断ではないし、本当にすごい。このチームがここまでこれたのも慶裕のおかげです。自信を持ってこれからのことにつなげてほしいと思います。ホリケンは入学した時には同じポジションで自分にないものを全て持っていた。だから正直、自分が試合にでれないのかなとも思いました。でも、2人で切磋琢磨して試合に一緒に出れたときはすごいうれしかった。チームのために第一に行動する姿は尊敬しています。暁斗は最初冷たい人かと思っていたけど、ほんとはすごい優しくて仲間思い。男としてかっこいいと思っていました。副将としてチームを支えてくれたし、自分を成長させてくれた。翔馬とは中学生の頃から8年の付き合い。高校も一緒だったし、入学前はしゃべりすぎてしゃべることがむしろなかったくらい。それで同期に気まずいをさせてしまったこともありました(笑い)。言葉を交わさなくてもいい存在の翔馬と一緒にプレーできて自分は幸せだと思っています。慎太郎にはキャプテンキャラじゃないのに嫌な役回りをさせてしまったなと。チームのために言いたくないことも言わないといけないし、誰よりもチームのためを考えてくれていた。慎太郎がキャプテンじゃないと今年のチームは成り立たなかったと思います。歴代のキャプテンがすごかったからプレッシャーは大きかったと思うけど、それでも自分にとって慎太郎は歴代のキャプテンの中で一番いいキャプテンでした」

 

 

臼田翔馬(法4)

▲表彰式で賞状を受け取る臼田

「今年はもともと4年生が引っ張っていくタイプじゃなかったので、準決勝を見て頼もしい後輩たちだなと思いました。大会中はチーム全員で戦うことを意識して応援席やベンチも一体感がすごかった。(山川主将は)最初は頼りないかなと思っていたけど、優しくてチームやみんなのことを考えられるキャプテン。時には厳しくしてくれていいキャプテンだったと思います。同期には本当にありがとうと言いたい。4年間お疲れ様でした。自分はこの同期で良かったです。来年はインカレ優勝してくれると思っています。(長谷川には)8年一緒なので特に話すことはないです(笑い)」

 

 

大西暁斗(法4)

▲準決勝でガッツポーズを見せる大西

「3回戦でけがをしてしまって、準決勝はテーピングを巻いての試合でした。あまり調子がよくなくて風太と変わったら、風太が結構当たっていた。自分の中には試合に出たいという気持ちがあったけど、そこはチームスポーツなので勝つためにはしょうがないと思っていたので後悔はありません。このインカレでは1点を取りたいと思っていたので、1回戦でゴールを決められたのはうれしかったですね。(山川主将が)最初に主将をやるってなったときは不安だったけど、言葉でも態度でも引っ張ってくれるキャプテンで本当に良かったです。来年のチームは3位じゃ物足りないと思うので、上を目指して頑張ってほしいです」

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部