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インカレ勝者の実力発揮できずー第74回全日本ハンドボール選手権大会

2022年12月7日 山口・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター

インカレを連覇した中大は第74回全日本ハンドボール選手権大会に出場し、初戦でHC Wakayamaと対戦した。インカレ優勝校というプレッシャーのなかでの試合だったが、中大らしいプレーが出来ず一回戦敗退という結果に終わった。

▲シュートを試みる伊禮雅太(法3)

中大ボールで試合開始。開始2分で伊禮雅太(法3)がシュートを試みるも、キーパーに止められてしまう。ここで相手チームに7㍍スローがあたえられ先制点を奪われてしまう。しかし、はやいパス回しとサイドから間をぬって瑞慶山充貴(法2)がシュートを決め、同点に追いつく。その後、相手チームに続けて2点を取られてしまい、1点ずつ追いつこうとするも、相手チームに続けて点を取り続けられてしまい、1、2点リードされた状態で前半は進み、11-12で終了。

▲すばやいシュートを決める上山陽平(総3)

1点リードされた状態で後半をスタートした中大は、なんとしても同点に追いつき流れを変えていきたい。後半先制点を相手に奪われてしまい開始早々2点差に開いてしまった。蔦谷大雅(法4)のアンダーシュートで得点を狙うも止められてしまうが、瑞慶山のサイドからのシュートで1点差に追いつく。その後中大は失点を無くそうとディフェンスを意識するも、ファウルを多くとられてしまいなかなか中大らしいプレーが出来ないまま試合は進むかとみられたが、後半3分青雅俊(文4)がたたきつけるようなシュートを決め、上山陽平(総3)のすばやいシュートで同点に追いつく。ここでキーパーの野上遼真(総3)も相手チームシュートを3度セーブし、その後後半6分で泉本心(法2)がシュートを決めて15-14と逆転を果たし、流れをつかめたように見えた。リードしたまま試合は進んだが、残り10分で相手チームに続けて2点をうばわれてしまう。その後試合終了まで、中大も諦めずに攻撃を続けるが追いつくことが出来ず23-26で試合終了。

▲今試合で引退となる蔦谷大雅(法4)

インカレでは各試合30点以上を獲得してきたが、今試合は23点といつも通りの試合とはならなかった。今試合で引退となる蔦谷は「後輩たちにはこういう試合もあるという経験をしてもらって来年につなげてほしい」と振り返った。今年1年間主将を務めた久保寺歩夢(文4)は「インカレ優勝というプレッシャーもあったが終わってしまえば楽しかったし良い経験が出来て良かった。主将を務めてこの1年間チームを見る時間が増えてわかったことはやはり中大ハンドボール部に入って良かったなということです」と語った。この経験を糧に来年度の中大ハンドボール部の活躍に目が離せない。

試合結果◆
〇中大 23(11-12, 12-14)26HC Wakayama●

(記事:山﨑あきこ、写真:山﨑あきこ)

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