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駆け抜けた一生に残る4年間 後輩たちへ託す夢の続き―チームを支えた4年生コメント集②

◆チームを支えた4年生 コメント集②◆

 

先日のインカレでは3位という結果を残したハンドボール部。4年生はこのインカレをもって引退を迎えます。これまで選手たちを間近で見てきた実方監督は「今年はメンバーに入れていない4年生も多かった。それでも洗濯等裏方で本当に頑張ってくれました。感謝しかありません」と大会直後に4年生をねぎらいました。今回はインカレ終了後にうかがった4年生のコメント集第2弾です。2回目は名冨光輝(商4)、神里大希(文4)、大川拓哉(文4)、志村菜々子(商4)のコメントを紹介します。

 

 

名冨光輝(商4)

▲声を張り上げてチームメイトを応援する名冨

「負けてしまって残念だけど、みんなと一体になって戦えたので本当にこのインカレはいい思い出になりました。みんなで戦った一体感と中大として戦えたのは本当にインカレを通して思い出に残っています。個人的には自分が左利きなので、同じく左投げとして試合に出ていた翼と大雅には期待しているし、これから頑張ってほしいなと思います」

 

 

神里大希(文4)

▲隣に座る長谷川とともに準決勝を見つめる神里

「今は優勝できなくて悔しい思いが強いです。自分はなかなか試合に出ることはできなかったけど、しっかり自分が納得する形で大会を終えることができたと思います。(山川主将は)プレーでも魅せてくれたキャプテン。1回戦と2回戦はあまり調子がよくなくて心配だったけど、大体大戦で爆発してくれてうれしかったし、それが今年のインカレで特に印象が残っています。来年は日本一を狙えるチームだと思うので、プレッシャーを乗り越えて優勝してほしいなと思います」

 

 

大川拓哉(文4)

▲準決勝の応援席で歓声を上げる大川

「負けてしまったけど、準決勝は今までで1番記憶に残る試合でした。キャプテンは最初は頼りなかったけど、最後はみんなのことを引っ張ってくれて頼もしかったです。自分自身、けがでハンドボールをできる期間は短かったのですが、みんなのおかげで悔いなく4年間やりきれたと思います。いい選手がそろっているので、来年こそは優勝してもらいたいです」

 

 

志村菜々子(商4)

▲表彰式後にメダルをかけて選手たちに笑顔を見せる志村

「準決勝はセンターコートでプレーしている選手がかっこよく見えました。応援席がコートと近いぶん、声援がよく聞こえてきて『全員ハンドボール』が一番体現できた試合だったと思います。4年生は試合に出ていた人が少なかったぶん、それぞれの役割が多くて大変だった。それでも慎太郎が笑顔でプレーしていたり、下級生がやりやすいようにチームを作っていたメンバーはすごいなあと感じていました。同期は下級生の頃から仲が良くて、みんな自分を輪に入れてくれた。チームを引っ張ってくれる人、注意してくれる人、後輩の話を聞いてくれる人がいたこの同期で良かったと思っています。慎太郎は優しくて穏やかな人。だから注意とか嫌いだけど最後は嫌われ役も買って出ていた。チームのことを一番に考えていたし、誰よりも頑張っていました。去年のインカレも印象的だったけど、このインカレは全部楽しかった。来年のチームは今年出ていた選手がいっぱい残るから周りの期待も大きくなると思うし、それが重圧になるかもしれない。優勝してほしい気持ちもあるけど、来年も楽しんで試合をしてほしいなと思います」

 

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部