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シーソーゲームを勝ちきれず苦しい引き分けー東都大学準硬式野球秋季リーグ大会 対東海大2回戦

2021年10月19日 スリーボンドベースボールパーク上柚木

前試合の対日大2回戦で7回ゴールドゲームで大勝した中大、対戦チームは秋季リーグ首位の東海大。優勝のためには勝ちたい試合であったが、接戦を制することができず手痛い引き分けの幕切れとなった。

打線は初回から相手投手の立ち上がりを捉え、5番伴野匠(経3)の先制左安打と6番友田真志(商4)の押し出し死球で連続得点。先発を務めた近野佑樹(法3)も初回を3人で終わらせ、中大は幸先良くゲームを運んだ。

▲先制の左安打を打つ伴野

しかし近野は「我慢しなければいけない時に連続で知ってしまい反省」と語るように、4回相手の4番打者に右中間を抜ける二塁打を打たれると続く5番打者に連打を浴び、6番打者の左飛を佐竹秀也(商1)が落球し同点に追いつかれる。その後5回に勝ち越しに成功すると、裏では追いつかれる接戦にもつれ込む。

▲先発を務めた近野

9回には足立祐紀(商4)の押し出しとなる死球でリードを2点に広げたものの、6回からマウンドに立つ木藤忠広(商1)が先頭打者に二塁打を許すと、続く打者からも長打を打たれ一点差に詰められる。ここでピッチャーを林部庄吾(商4)にスイッチ。しかし勢いに乗った東海打線を抑えることができず同点となってしまう。それでも林部は後続の打者を抑え、一打サヨナラのピンチを切り抜けて試合終了。

▲リリーフとして起用された木藤

秋季リーグ優勝のためには勝ちたかった試合だった。試合後に池田監督も「単純なミスが多すぎた」と語り、チームに奮起を促した。それでも執念で守り抜いた中大、全日本での悔しさが最後活かされたのではないだろうか。秋季リーグ優勝、そして関東王座優勝に向けて更なる成長に期待したい。

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

中 大 200 011 001=5

東海大 000 210 002=5

この試合の写真をインスタグラムで投稿しております!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

(記事:塩ノ谷太樹、写真:塩ノ谷太樹、菅澤澪生)