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タイブレークを制しベスト4進出!!ー第43回関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦 対横浜国大

2021年11月7日 明治安田生命八王子グラウンド

2年連続の優勝がかかる本大会、初戦の相手は横浜国大。序盤にエラーが絡み先発近野佑樹(法3)が大量失点を許し、苦しい状況が続く。7回に執念で同点に追いつき、その後は両者とも得点できずタイブレークに突入。8回からマウンドに上がった田中駿佑(商1)が好投で無失点に抑え、中大に流れを引き寄せる。その裏、代打林部庄吾(商4)が決勝打を放ちゲームセット。6-5で辛勝しベスト4進出を決めた。

 

先発の近野は2、3回に相手打線につかまり5失点と、本領を発揮できないまま木藤忠広(商2)と交代。一方打線は3回まで横浜国大のエース玉利に抑えられる。

▲先発近野のフィールディング

4回、中大の攻撃が動く。1死から足立裕紀(商4)が四球で出塁すると、5番伴野が低めの球を打って1死一・三塁とする。6番高垣昂平(商1)が左飛に倒れ2アウトとされるも、7番功刀史也(文1)が内野安打を放ち1点を返す。その後相手のパスボールが続きさらに2点追加。

5、7回にも1点ずつ追加し同点に追いつく。木藤は要所で安打を許すも6回まできっちり0で抑え、同期の田中にバトンタッチ。

▲タイブレークを無失点で抑え笑顔で迎えられる田中

中大は8回にセンター小柳翼(商2)のファインプレー、9回にキャプテン森康太朗(法4)の牽制など好プレーで流れを引き寄せるも決着がつかず、タイブレークへと突入。1・2塁から始まるタイブレークは、無失点で抑えることが難しい。しかし、1年生田中は肝の据わった投球を見せ0で抑えた。

▲決勝点をあげた林部

この回に決着をつけたい中大。先頭の5番伴野が犠打をきっちり決め1死二・三塁とする。ここで回ってきたのは代打林部。「チームみんなが自分のために繋いでくれた場面だったので打つだけ」と4年生としての意地を見せ、左犠打を放ちサヨナラで勝利を飾った。

▲勝利を決め雄叫びを上げる佐藤龍之介(商3)

「近野の調子が悪すぎる」と監督が話すように、近野の投球が心配される。次戦は強豪明大を倒した神大が相手である。次戦の勝利と本大会の優勝には近野の好投が絶対的に必要だ。4年生が最高の花道を飾るためにも近野が復活してくれることに期待したい。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 789 10=計

横国大 140 000 000 0=5

中 大 003 100 100 1=6

◆お知らせ◆

次戦は11月9日、スリーボンドベースボールパーク上柚木にて行われる準決勝、対国士大世田谷戦となります。試合開始は9時30分を予定されています。

この試合の写真をインスタグラムで投稿しております!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

(記事:坂井真子、写真:塩ノ谷太樹、江渕光太、鎌田怜穂、菅澤澪生)