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東海大を下し全日本大会準々決勝進出を決める!ー文部科学大臣杯第75回全日本大学準硬式野球選手権記念大会

 2023年8月24日 大阪府・南港中央野球場

2回戦の相手は同じ東都1部リーグの東海大学。「手の内を分かっている相手なので、やりづらさがあったのが正直なところ」と小泉監督が語ったが、6ー2で勝利し準々決勝進出を決めた。

 

中大打線は2回、春季リーグに引き続き4番を任されている山口剛大(文1)がライト方向に二塁打を放ち、チャンスを作る。その後二死三塁の場面で相野七音(文2)。「間抜くか、思い入り振り抜こうと思って1点もぎ取ろうと思った」とライト方向のヒットを放ち、先制点を奪う。

▲先制点を決めた相野

先発を任されたのは大山北斗(商2)。「今日は絶対抑えて明日の試合に繋げようと思ってあがりました」と気合十分。初回先頭打者にヒットを許すも、3回まで東海打線を無失点で抑える。しかし4回に味方の失策から二死二塁とされ、ヒット一本を許し試合が振出しに戻る。

しかしそのすぐ裏には高垣昂平(商3)、小栁翼(商4)の連続ヒットでチャンスを広げ、相野の犠牲フライで1点を追加する。しかしまだこの回の中大打線は止まらない。二死三塁の場面で主将山崎大翔(商4)、村田、松浦祥真(経2)の三者連続ヒットで3点を追加し、先発大山を援護する。この場面を「ツーアウトから点が入ったところがすごく評価できる」と小泉監督は振り返った。

▲6回2失点で東海打線を抑えた大山

6回、大山は先頭打者にヒットを許し、その後味方の失策が続き無死満塁のピンチを迎える。また春季リーグ好調だった功刀史也(文3)が守備中に故障するなどピンチが続く。しかし犠牲フライで点を取られたもののわずか1失点で乗り切る。大山はこの回を「ちょっとやばいと思って、ギアをあげた」と振り返った。その裏には村田慶二(商1)の四球を足掛かりにチャンスを広げ、中森至(経4)のセンター方向のヒットで再び1点を追加する。

7回以降の投手は7回に三浦凌輔(商1)、8回田中駿佑(商3)、9回木藤忠広(商3)の投手リレー。三浦は今回全日本大会初登板となったが、先頭打者にヒットを許すも2奪三振でこの回無失点で切り抜ける。田中と木藤は危なげなく三者凡退に抑え試合終了。準々決勝進出を決めた。

 

石井竜弥(商4)と並んで投手の軸である大山が先発登板となった今試合。6回2失点の成績について小泉監督は6回を投げて試合を作った大山を評価した。1回戦に引き続き投手リレーとなった今試合であるが「一人で9回投げるのではなくてみんなで9回投げられれば」と選手層の厚さで連戦の全日本を戦い抜く。

 

◆試合結果◆
チーム 123 456 789=計

東海大 000 101 000=2

中 大 010 401 00×=6 

 

◆お知らせ◆
次戦は8月26日(土曜日)に南港中央野球場で行われる準々決勝です。

(記事:菅澤澪生、写真:鎌田怜穂、菅澤澪生、小泉百萌子、丸尾彩華、髙橋若夏)

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