• Twitter
  • facebook
  • instagram

隙すら見せず完封勝ち!帝京大から勝ち点─令和6年度 東都大学準硬式野球秋季リーグ戦

2024年 10月28日 東京都・スリーボンドベースボールパーク上柚木

今リーグも残り2戦。リーグ優勝こそ逃したものの、中大準硬式野球部の戦いは続く。帝京大との勝ち点がかかった第3戦。エース大山北斗(商3)の好投によって試合を優位に運び、後半に1点ずつ得点を重ね見事勝利した。

初回、早速チャンスが訪れた。二死の場面から3番の功刀史也(文4)が右安打で出塁。続く4番の佐竹秀也(商4)も右安打で出塁。しかし、二死一二塁の場面で打席を迎えた5番の岩井大和(経3)は右飛に倒れ、このチャンスを生かせず、その後も5回まで安打6本と何度かチャンスの場面を作るが、あと一本が出ず、得点まで結びつけることができない。

チームが1点が遠い苦しい状況の中であってもエースの大山は、7回を投げ被安打2と好投で相手に試合の主導権を渡さず、得点を許さなかった。

▲エースの風格を見せた大山

試合が大きく動いたのは6回の中大の攻撃。一死の場面で5番岩井が右安打で出塁すると、続く山井裕希(商1)は三振に倒れるもその間に盗塁と相手の守備の乱れが絡み二死三塁に。7番代打の山口剛大(文2)の左適時打で岩井が生還。先制点をあげた。チャンスの場面で代打を任された山口は「打席に入ったときに4年生がめっちゃ声かけてくれたので、4年生と試合できるのもあと2試合っていうことだったので、4年生のために打とうって気持ちで(打席に)入りました」とこの打席を振り返った。

▲代打で活躍した山口

その後も7回、8回、9回に1点ずつ得点を重ね、投手陣も継投で1点も与えずに勝利。監督不在のため、監督代理としてチームを指揮し、自身も最終回登板した三橋朋徳(経4)は「今日は0で繋いでくれてたんで、0で押さえることに意味があると思ったので、そこにこだわろうという風に思いました」と、9回の投球を振り返った。

▲監督としても活躍した三橋

次戦は今季最終戦。4年生は引退となる。三橋は「最後は楽しんで、みんな笑顔でっていうところと中大らしさっていうところを全面に出していきたい」と意気込んだ。

勝利の勢いこのままに、最終戦を勝利で飾ってほしい。

◆試合結果◆
〇中大 - 帝京大●

チーム 123 456 789 計

中 大 000 00 1 1 1 1 = 4

帝京大 000 000  000= 0

 

(記事:篠原ひなた、写真:浅野詩多)

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report