• Twitter
  • facebook
  • instagram

男子に続き女子もベスト16に終わるー第48回関東女子学生剣道優勝大会

2022年9月19日 武蔵野の森総合スポーツプラザ

昨年同大会で準優勝を果たし、7月の全日本選手権で準優勝の諸岡温子(経4)を大将におき挑んだ中大であったが、4回戦で日体大に敗退しベスト16にとどまり全日本選手権に不安を残すかたちとなった。

▲見事なメンを決める先鋒、寺本すずな(経2)

中大はシード権を獲得し2回戦からスタートし、初戦の立正大戦では先鋒の徳田侑紗(経2)が引き技でさがったところに小手面を決められ一本負け。幸先の悪いスタートを切ったかのように思えたが続次鋒の佐竹蘭(商4)、中堅の杉本咲妃(経3)は落ち着いた試合運びで一本勝ちを収め、副将の小川真英(経2)、大将の諸岡ともに相手に力の差を見せつけ二本勝ちで2回戦は勝利した。続く3回戦の横市大戦では5人全員が二本勝ちという相手に全く隙を見せず完璧な勝利を収めた。

▲日体大から唯一の一本を取った諸岡

順調に駒を進めるように見えた中大であったが4回戦の日体大戦でまさかの結末となった。3回戦から徳田に代わり先鋒に入った寺本が開始早々相手のメンが決まり、さらにメンを打とうと浮いた手元へコテを入れられ二本負けを喫する。続く次鋒も相手の勢いそのまま二本負け。後がなくなった中大であったが中堅の杉本もメンを決められ一本負け。ここで中大の4回戦敗退が決定する全国大会の切符は手に入れたものの、日体大からとったのは諸岡のメン一本と不安を残すかたちになった。

試合後諸岡は「関東大会では、一人一人の闘い方が明確でなかったと思います。日体大は、体の使い方が上手く研究されていて、私たちは今回研究のところを怠っていたと思ったので、インカレではしっかりと相手の研究をしていこうと思います。また、日体大のように当たりぎわの技、引き技をしっかり練習して全日本では必ずこの悔しさを晴らせるように精進していきます」と語った。

 

◆試合結果◆

2回戦(シードのため1回戦はなし)

〇中大4ー1立正大●

▼詳細結果

徳田ーメ森元

佐竹メー伊藤

杉本メー吉成

小川コメー船谷

諸岡メメー岡崎

3回戦

〇中大5ー0横市大●

▼詳細結果

寺本メメー森本

佐竹ドメー奥田

杉本メメー菅原

小川メコー長嶋

諸岡メコー関戸

4回戦

●中大0ー3日体大〇

▼詳細結果

寺本 ーメコ石川

佐竹 ードメ宮原

杉本 ー メ藤武

小川 ー  相場

諸岡メー コ中村

(記事:髙梨晃世、写真:松本あゆみ)

Twitter(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report