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8ゴールの快勝で白星発進!!ー 秩父宮杯第68回関東大学アイスホッケー選手権大会対慶大

2021年4月25日 ダイドードリンコアイスアリーナ

昨季の秋リーグで優勝し、王者として迎える今季。新チームの初陣となった慶大との一戦は、チームのエースであり主将の矢島翔吾(総4)の先制点から始まると、その後もチームの勢いは止まることなく8ー2と快勝し初戦を勝利で飾った。

▲この試合3得点の矢島主将

〈第1ピリオド〉

序盤から荒木翔伍(法3)、佐藤尚輝(法2)がシュートを放つも相手キーパーの好セーブが光り先制とはならず。その後も矢島主将から渡邊大(文4)へつなぎシュートを打つも再び相手キーパーがファインセーブをみせ相手ベンチも盛り上がりを見せる。しかし試合開始約14分、矢島主将が一人で敵陣まで運び、狙いすまされて放たれたパックはきれいに相手ゴールへと吸い込まれ、中大に待望の先制点をもたらした。さらに矢島主将は再びゴールを決め2点目を追加。2ー0で第1ピリオドを終えた。

▲1ゴール2アシストの活躍をみせた権平

〈第2ピリオド〉

開始6分、慶大にゴールを奪われ1点差とされる苦しい立ち上がりに。しかしここから中大が猛攻を仕掛ける。権平優斗(総3)がゴール前で放ったシュートはキーパーに弾かれるものの、そのパックを夏野晃輔(商1)が押し込んで追加点を奪う。さらにそこから先程アシストした権平が4点目のゴールを決めると、その勢いのまま渡邊も立て続けに5点目を追加。5ー1で第2ピリオドを終え、シュート数では25ー4と圧倒的な差をつけた。

▲6点目を奪い喜ぶ米山

〈第3ピリオド〉

勝負が決まる第3ピリオド。序盤は互いに点の入らない激しい攻防が繰り広げられる。10分間の均衡を破ったのは米山幸希(法3)。鮮やかにゴールを決め6点目を奪う。直後に1点を失うものの、荒木が1点を追加し再び引き離す。さらに最後は矢島主将がこの試合自身3点目となるダメ押しのゴールを決め試合終了。8ー2で初戦を白星で飾った。

初戦を快勝しスタートダッシュに成功した中大。次戦では宿敵早大との一戦に挑む。

◆試合後のコメント◆

八戸監督

ー初戦を振り返って
「すごくいい入りで、60分間自分達のプレーが出来ました。失点はしましたけど内容的には満足ですね。」

ー新チームの雰囲気
「雰囲気もいいし、コンディションもフィジカルもメンタルもすごくいいですね。」

ー矢島主将の活躍について
「頼もしいですね。先制点、2点目あんな感じで決めて。見てる人もすごいと思うシュート、ああいう形でチームを引っ張ってくれると助かりますよね。」

ー新入生について
「堤虎太朗(総1)、種市悠人(総1)、夏野は順調にきてますね。当初は大学のペースとかに慣れていなかったけど、よくチームにも溶け込んでしっかりやってくれてると思います。」

ー次の試合に向けて
「相手がどうこうというより自分達がどうできるかということだと思うので、スタートからしっかりやっていきたいですね。」

矢島主将

ー今日の試合
「全体的にスタートが全員動いていたっていうのと、気持ちもしっかり入っていて中大のプレーをしっかり出来ていたのが一番だったかなと思います。」

ー主将として
「一番ベンチの雰囲気を気にしてて、マイナスの言葉とかメンタルケアとか。全員がホッケーに集中できることを重視してました。」

ー自身のプレーについて
「今年は去年の4年生が卒業して全然違う形になるじゃないですか。だから自分でどうしようっていうのは最初の方から考えていて、自分が一番もらいやすいところとかも伝えて。あとはやっぱり今年は自分で言ったらあれですけど、自分が得点源というのは自覚しているので。だから今日はそれが結果として出たのでよかったなと思います。」

ー期待してる選手
「石川涼(法2)。去年出られなかったことをバネにしていて、自分が正キーパーという自覚とゴールを守る姿勢がすごいなと思いますね。」

ー次の試合に向けて

「早大はがむしゃらに走ってチェックしてっていう形なので、それにのみ込まれず自分達のプレーをしていきたいと思います。」

権平副主将

ー新チームとしての初戦
「出だしからどのセットも良いスタートがきれていて、自分達のスタイルを崩さないで60分間できたことが今日の結果に繋がったのかなって思います。」

ー副主将からみたチームの雰囲気
「コミュニケーションも凄く取れていて、プレーとかも声かけて修正できたりしたので、特に自分が副主将とか関係なくみんながしっかり指示出せるのですごく良いと思います。」

ー得点を決めた場面
「その前に結構外してたんで(笑)。荒木からパス見てるからって言われたんで、そこにいたらしっかりとパスがきて決めるだけでしたね。」

ー新入生について
「みんな上手で、短い期間でチームにも馴染めていてこれからも期待しています。」

ー4年生の印象
「ホッケー面でも他の面でもしっかりとチームを引っ張ってくれているので、下級生はついていくだけだなって。チームの軸としてやってくれて感謝しかないです。」

ー次の試合に向けて
「早大は頭の良いチームですけど、しっかりと自分達のプレーをすれば勝てると思うので、そのための準備を今日から始めていきたいと思います。」

 

◆大会結果

○中大8(2-0,3-1,3-1)2慶大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部