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リーグ優勝へ一直線!6連勝で首位独走ー令和3年度東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対拓殖大

2021年10月18日 笹目公園野球場

終盤に差し掛かり、混戦となっている秋季リーグ戦。東日本大会出場へ頭一つ抜け出した格好となっている中大は、前回勝利している拓殖大との一戦を迎えた。今回も着実に勝ち星を積み上げ、目前に迫るリーグ戦優勝に一歩前進したい。

先発は寺田真(商2)。独特なフォームから繰り出す多彩な変化球を武器とする右腕は相手打線を手玉に取り、初回を無失点で切り抜け、堂々の立ち上がりを見せた。

先発を務めた寺田

▲先発を務めた寺田(軟式野球部より提供)

2回、寺田を援護したい中大打線は連勝の勢いそのままに2点を先制。「練習期間が開いていたので調子はほどほどだったが、先に点を取ってくれたので投げやすかった」と語る寺田は、得点圏への出塁は許すものの、要所を締める投球で得点を許さず、6回無失点の好投でマウンドを支配した。

5回、1死から4番樺澤将(経2)が左翼への二塁打で出塁すると、5番長野壮一郎(経2)が左中間を真っ二つに破る適時二塁打、さらに6番中島修平(経3)も適時二塁打と畳みかけ、この回2点を奪う。これで打線に火が付いた中大打線は、相手投手の制球の乱れ、守備陣のエラーにも乗じて、6回、8回にも1点を奪って流れを大きく引き寄せた。

▲5回、バッターボックスに立つ中島(軟式野球部より提供)

7回からは、先発寺田に代わって、小芦泰輔(商2)がマウンドへ。これがリーグ戦初登板である小芦だが、それを微塵も感じさせない見事な投げっぷりと躍動感で拓殖大を翻弄。先頭打者を三球三振にきって取ると、続く打者も三振、最後の打者は緩急で内野ゴロに打ち取り三者凡退。8回も相手打線を寄せ付けず圧倒し、2回をパーフェクトに抑え込んだ。

▲圧巻の投球を見せる初登板の小芦(軟式野球部より提供)

9回には松井亮河(法1)が登板。先頭打者に初球を痛打され得点圏への出塁を許すが、後続を打ち取って、無失点リレーを完成させゲームセット。これで成績を6勝1敗とし、連勝を6に伸ばした。

試合後、先発の寺田は「チームはいい雰囲気で来ているので、このまま残り全手の試合を勝っていきたい。自分も投げることがあったら、気負わず楽に投げたいです。」と意気込みを語った。

今日の試合では、試合後半にかけて新戦力の活躍が目立った。好投を見せた小芦、9回に登板した松井など楽しみな選手が数多く揃っているのは来季に向けても好材料であるといえるだろう。中大の快進撃はまだまだ止まらない。

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計
中 大 020 021 010=6
拓殖大 000 000 000=0

(記事:角谷優希 写真:軟式野球部)

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