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終盤に怒涛の追い上げを見せるも前半の失点が響き連敗─2022年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対明大

2022年11月23日 ダイドードリンコアイスアリーナ

リーグ戦もいよいよ大詰め。ファイナルリーグ2戦目は秋季リーグで未だ勝てていない明大と対戦した。第1ピリオドから3点差を付けられる厳しい展開となり第2ピリオドでさらに点差を広げられるも、第3ピリオドで反撃。しかし序盤の失点が響いた結果4-9で試合終了。東洋大戦に続く敗北となってしまった。

▲得点に喜ぶ選手たち

第1ピリオド

試合は明大のパックからスタート。立ち上がりは両チーム一進一退の攻防を見せる。しかし開始5分、中大から退場者が出て数的不利になるとすかさず明大が鋭い攻撃で1点を先制。さらに11分にも素早いドリブルで持ち込まれてから強烈なシュートを喰らい2点目を許す。中大も角丸陸斗(国経1)、権平優斗主将(総4)を中心にチャンスを作っていくも明大の堅いディフェンスに阻まれあと一歩のところで得点を逃す。そして18分、GK石川涼(法3)が1度跳ね返したシュートのこぼれ球を押し込まれ、痛恨の3点目を奪われ第1ピリオドが終了。厳しい始まりとなった。

第2ピリオド

まずは1点を奪いたい第2ピリオドだが、開始1分でペナルティーショットを決められて4点目を奪われる。さらに明大の鋭い縦パスと素早い攻撃に苦しみ6分、12分と得点を奪われ0-6と大差をつけられてしまう。一矢報いたい中大は18分、「ちょっと吹っ切れた部分もあったというか、点差が開きすぎていたから意地でも追い付こうという気持ちでやった」(角丸)と語るように激しい攻撃でチャンスをつかみ、最後は角丸が押し込んで悲願の1点目を獲得する。その直後にもシュートを立て続けに放つも、惜しくもゴールとはならず終了。第3ピリオドに期待が持てる流れを作った。

▲1点目をアシストした権平主将

第3ピリオド

反撃したい第3ピリオド。開始6分に中大が一度弾かれたパックを沼田陸(文2)が押し込み2点目を獲得するも、直後に明大に連続得点を許してしまう。しかし中大も負けじと佐藤佑哉(経3)が決め返し、両チームが約2分間で2点ずつ奪い合う激しい攻め合いが繰り広げられる。ここから勢い付いた中大は徐々に明大の攻撃の芽を摘みパックを支配する時間が増え始める。そして12分、フォアチェックからチャンスを作ると角丸がこの日2点目となる得点を決めて点差を詰める。しかし17分、ささいなミスから1点を許してしまい、反撃及ばず試合は終了。東洋大戦に続く大量失点での敗北となった。

▲この日2得点を挙げた角丸

ファイナルリーグも残り1試合。権平主将は「連敗してしまってモチベーションというところが中々難しいが、勝ちきるかどうかがインカレの試合につながると思うので、主将としてチームを鼓舞するのと、あと1回練習があるのでそこで課題に向き合って修正していきたい」と意気込む。その言葉の通り、次戦こそは勝利を収めインカレに向けて弾みを付けられるか、注目だ。

◆試合結果◆
●中大4(0-3、1-3、3-3)9 明大〇

(記事:立花拓暉、写真:本國大和)

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