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リーグ最終戦を勝利で終える。ー2022年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対法大

2022年11月27日 ダイドードリンコアイスアリーナ

リーグ最終戦の相手は法大。ここまでファイナルリーグで勝ち星をあげていない中大はインカレ前の最後の試合で流れを変えたい。

第1ピリオド

第1ピリオドは中大が支配する。「相手の守りを崩し、点数の取れるタイミングで取れた」権平優斗主将(総4)と素早いパス回しでの攻撃を繰り返す。開始2分、藤間航哉(経1)が流れの中から得点。幸先よく先制し、チームに弾みをつけた。その後約3分間で2得点、終了間際にはDFである木村裕翔(商1)が得点。「シンプルにプレーできていた。しっかり前に前にパックを運んで、どんどんゴールにパックを集めていたところが良かった」(八戸監督)と相手に得点を許さず4点差とした。

▲得点に喜ぶ選手たち

第2ピリオド

圧倒した序盤から一転、中大は押し込まれ始める。試合再開早々に反則をとられ1人少ない状態で相手に得点を許す。その後何度もピンチを迎えるもGK石川涼(法3)や守備陣を中心になんとかゴールを守る。嫌な流れが続く中、大坊晃己(総3)が権平からのパスをうけキーパーとの1対1を制した。第2ピリオドは互いに1点ずつを奪い勝負の行方は第3ピリオドへ。

▲喜びを爆発させる大坊晃己(総3)

第3ピリオド

4点差のまま迎えた第3ピリオド。大坊の得点で流れを断ち切ったかのように思われたが、相手に押し込まれ続ける。開始5分間で立て続けに得点され中大はたまらずタイムアウトをとる。しかし、うまく修正ができず4分後には追加点を許し1点差とされた。大きくあった点差を縮められる難しい状況の中で大坊が個人で突破し得点。今度は法大がタイムアウトを取りキーパーを下げ、フィールドプレイヤー6人での攻撃に転じる。リーグ最終戦ということもあり、選手たちも熱くなりぶつかり合う。権平主将は「勝ち切るように声掛けとかで自分たちで気づいて改善できた」と終了間際、試合を決定づけるゴールを決めた。一時は1点差とされるも最後まで集中を切らさず戦った中大はファイナルリーグ最終戦で初勝利を収めた。

▲試合を終えた選手たち

9月に始まった長いリーグも全15試合を終え、8勝2分5敗の3位という結果になった。「60分間通して自分達のホッケーができない、相手に流れが行った時に自分達にまた引き寄せるプレーも必要でそういうところをはしっかり正していかないといけないなと思っています」(八戸監督)とリーグ全体を振り返る。そしてインカレに向けて「しっかり勝つことができる、勝ち切ることができる、自分達のプレーを最後までできるようなもっともっと強いチームを作っていきたい」と語った。今月末のインカレは4年生の集大成。ファイナルリーグでの悔しさを晴らす活躍を期待したい。

◆試合結果◆
〇中大7(4-0、1-1、2-4)5 法大●

(記事:関拓斗、写真:大川穂乃佳)

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