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主導権を掌握し、大量得点で勝利!─秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会 対大東戦

2025年5月25日 ダイドードリンコアイスアリーナ

決勝リーグ2戦目の相手は大東大。試合序盤から攻め続け、試合の主導権を握る。圧倒的な力を見せ、10点と大量得点を挙げて勝利を収めた。

〈第1ピリオド〉

試合開始早々、関椋太(商1)が果敢に攻めていく。序盤から積極的なパス回し、連携攻撃をみせ、開始47秒、角丸陸斗(国経4)のアシストから森星輝(文3)が先制点を奪う。その後もパックをキープし続け、小野田蓮(経4)のロングシュートや中谷采士郎(総1)、関の1年生の得点もあり、このピリオド、31という圧倒的なシュート数を放った中大は6得点を挙げ、第1ピリオドを終えた。

▲果敢に攻めた関

〈第2ピリオド〉

第2ピリオドでも中大の勢いは止まらない。開始4分、堤虎太朗(総4)の鋭いアシストによって棚橋映斗(経2)がシュートを決める。相手との点差が7点になったため、ランニングタイムで試合は展開された。続いて角丸、再び棚橋がパックを押し込みさらに点差を広げていく。試合の主導権は常に中大が握ったまま、第2ピリオドは終了した。

▲得点となるアシストをした堤

〈第3ピリオド〉

第3ピリオド開始後も横須賀大夢(総4)や木村裕翔(商4)が立て続けにシュートを放つものの得点こそならなかったが、中大の勢いは収まらない。高瀬優一朗(総1)の好セーブもあり、角丸が今試合10点目となるゴールを決め、10ー0で試合を締めくくった。

▲好セーブを決めた高瀬

最終戦の相手は宿敵東洋大。60分勝ちすれば優勝と、リーグ優勝が手に届くところまで迫ってきている。対大東戦では、攻撃的で幾度も息のあった連携プレーをみせた中大。どのような戦いを見せてくれるのか、見ものだ。

◆試合結果◆

◯中大10(6-0、3-0、1-0)0大東大●

 

◆コメント◆

【八戸監督】

ー今日の総括

常に先行する形で、来週に向けていい形で終われればなという風には思ってましたけど。開始早々点数がポンポン入って。いい流れで出来たので、けが人も出なかったし、良かったんじゃないですかね。

ー次の東洋戦では

今日と次、60分勝ちすれば優勝っていうところになってるので、選手も理解して頭から言ってくれたんで、来週に向けてしっかりコンディション整えていくだけです。

【角丸主将】

ー今日の試合を振り返って

今日は序盤からみんな足が動いていたし点数も取れていたのでいい流れで試合を運べたかなと思います。

ー今日の攻撃や守備の面で特に良かったところは

攻撃の面ではどんどんシュートも打てていたしパック取られた際もどんどんプレッシャー早く行けていたのであんまりDゾーン(ディフェンシブゾーン)で守る時間も減らせていたのが良かったなと思います。

ー次の東洋戦では

60分で勝てば優勝なので、あと1週間しっかり備えて絶対優勝したいと思います。

【高瀬選手】

ー初完封、率直な感想は

60分間プレイヤーのみんながすごい守ってくれたおかげで完封できたと思うので、すごい嬉しいです。

ー今日の試合を振り返って

あんまりシュートが来る場面がなかったんですけど、それでも落ち着いて1本のシュートにしっかり止めることができてたんでよかったと思いま。

ー今後に向けて

試合に出る機会だったら、チームが勝てるようなプレーをできるようにやっていきたいと思います。

 

◆お知らせ◆

次戦は6月1日(日)にダイドードリンコアイスアリーナで行われる対東洋大戦です。

(記事、写真:森本咲羽、水﨑菜花)

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