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3年生最後の試合もわずかに届かず敗戦ー第1回東日本学生軟式野球選抜交流大会決勝 対國學院大

11月23日 ダイワハウススタジアム八王子

準決勝で名城大を12対0の7回コールドで下した中大は、第1回東日本学生軟式野球選抜交流大会決勝戦に臨んだ。相手は同じ東都リーグで、前回の対戦では1点差で勝利を収めている國學大。勝っても負けても3年生は引退となる今年度最後の試合に勝利し、有終の美を飾りたい。

▲今大会大活躍の山田

中大は3回、2アウトとなってから9番の太田が右中間へチーム初ヒットとなる2塁打を放つと、小泉将義(商3)が四球で続き、打席には名城大戦で本塁打を含め4打点の活躍を見せた山田裕務(経3)。「とにかくチームに貢献できる一打を打てるようにしたい」という言葉通りにレフトへ2点適時打を放った。記録は左翼の失策となったものの中大にとって大きな先制点となった。その後、中大の先発・千葉宥喜人主将(経3)が3回に1点を返されるも、4回には枝村亮哉(法2)、6回には中村和喜(法2)が登板し、細かい継投で國學大打線の的を絞らせずに6回までわずか2安打に封じ込めた。

▲先発した千葉主将

勝負の分かれ目となったのは7回、3番手の中村は四球や失策などが絡み、無死満塁のピンチを迎えてしまう。何とか2アウトまではこぎつけたものの味方の失策によりこの回2失点で逆転を許してしまう。結局この点が決勝点となり中大は2対3で惜敗。今大会は準優勝で幕を閉じた。

▲マウンドに集まる選手たち

「本来の力は出せていなかったが、彼らはよく頑張ってくれた」と今大会を振り返った岩下監督。千葉主将は「最後の大会の決勝で点を取れずに負けてしまったことは悔しいが、チームメイトがいなければここまで来ることができなかった。下級生には実力者が多くいるので、来年は全日本優勝、東日本優勝の二冠をぜひ達成して欲しい」と仲間への感謝と後輩への期待を述べた。

▲今大会を準優勝で幕を閉じた

中央大学軟式野球部は一昨年に全日本準優勝、去年には全日本優勝と軟式大学野球界の強豪校としての立場を確かなものにしてきた。引退となった3年生の思いを引き継ぎ、来年度はさらなる活躍を見せてくれるに違いない。

◆試合結果◆

123 456 789 =計

中 大 002 000 000 =2

國學大 001 000 20× =3

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部