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追い上げ及ばず、春季リーグ2敗目-令和4年度東都学生軟式野球連盟春季リーグ戦 神奈川大

2022年4月28日 戸田北部公園球場

春季リーグも後半戦に差しかかり、今年もリーグ優勝に向け意気込む中大の相手は神奈川大。前試合の東洋大川越相手につかんだ大勝利の波に乗り、2連勝としたい。

中大の先発は、ここまで全試合先発を務める山下乃亜主将(文3)。3回まで全て三者凡退と抜群の立ち上がりを見せる。さらに5回まで0点で抑える好投であったが、6回に相手の打線が続き満塁のピンチから、死球も重なり2点を奪われてしまう。

          ▲ここまで全試合先発投手を務め、好投を見せる山下主将

一方の打線もなかなか続かなかった。前半、ランナーを塁に置く場面が何度か見られたが、ランナーをホームに返せない。岩下監督が「最後の1本が出ないと感じる」と評したように好機を得点につなげられず、こう着状態が続いた。

6回に2点を先制され、逆転を狙う中大は8回。「ここからしっかり塁に出て、食らいついていきたい」と打席に向かった1番石渡拓海(商3)がセンターへ大きな当たりを放ち、見事無死三塁のチャンスを作る。続く2番林駿佑(経2)の中前適時打で1点を返すことに成功。勢いこのまま逆転かと思われたが、この後の打線が続かず、この回1点のみで逆転は叶わなかった。

▲8回に無死満塁のチャンスを作った石渡拓海(商3)

リーグ優勝を目指す中大にとっては痛い敗戦となり、残り4試合は1試合も落としたくない状況となった。山下主将も「絶対に全勝したい」と意気込みを述べた。残る試合を勝利し、一昨年、昨年に続くリーグ優勝をものにしたい。

◆試合結果◆

チーム  123 456 789 =計
中  大 000 000 010 =1
神奈川大 000 002 00× =2

(記事:鎌田怜穂 写真提供:軟式野球部)

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