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暗雲払う主将の一発!打線爆発9得点でコールド勝ちを収めるー令和3年度東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対拓殖大

2021年9月14日 戸田北部公園野球場

チャンスであと一本が出ずに秋季リーグ初戦を落とした中大。2戦目の拓殖大戦では、全日本から続く重苦しい雰囲気を振り払い、浮上のきっかけをつかみたい。

この日の中大は初回から打線が活発だった。先頭の三枝祐人(商3)がヒットで出塁すると、四球や相手のエラーが絡んで1点の先制に成功。なおも満塁のチャンスで打席にはこの日7番で起用されている市毛雄大(法1)。前の試合でも代打で適時打を放っている好調さそのまま、今日も中前2点適時打を放ち、見事スタメン起用に答えて見せた。▲今秋初スタメンマスクの芹澤青空(法2)

初回から大きな援護をもらった先発投手の枝村亮哉(法3)は2回以降も安定したピッチングを続け、3回にエラーが絡んだ1点を失ったのみで、7回を一人で投げぬく力投を披露。先発投手の働きを十二分に果たす活躍で、相手打線を寄せ付けなかった。▲7回1失点の好投を見せた枝村

勢いに乗った中大は6回にも2点を加え、迎えた7回。相手のエラーや市毛の内野安打などでさらに2点を加え6点差とすると、一打コールド勝ち(7回7点コールド)の場面で、この日途中出場の中島修平主将(経3)。1点を取るために外野に飛ばすことを意識したという打球はレフトスタンドに吸い込まれ、大学での初本塁打がコールドを決めるサヨナラ本塁打となった。

全日本から僅差の試合を勝ちきれなかった中大が、打線爆発に加え、主将の劇的なサヨナラ本塁打でいい流れを呼び込むような勝ち方をすることができた。これからも負けられない戦いが続くが、今日の勝利が今後のチームに勢いをもたらすことは間違いない。

◆試合結果◆

チーム   123 456 7=計

拓 殖 大 001 000 0=1

中   大 300 002 4=9

(7回コールド)

(記事:今諒平、写真:鎌田怜穂)