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秋季リーグ初勝利!「チャレンジャー」中大が四冠に向け一歩前進ー令和6年度東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対国学大戦

2024年9月30日 東京都・町田市民球場

8月の全日本選手権で優勝した中大。目標である四冠に向け秋季リーグが開幕したが、初戦は専修大に敗れ、暗雲が立ち込めるスタートとなった。その中で迎えた2回戦の相手は國學大。優勝を目指す中大にとって絶対に負けられない一戦となった。試合は3回表に4点、4回裏に2点を奪った中大が失点を1におさえ、秋季リーグ初勝利を飾った。

試合は序盤、両校ともに得点が入らない固い展開となる。守備ではエース・主将牧温人(法3)が好投。安定感のあるピッチングで強力打線に繋げる。しかしヒットや四死球で出塁するも、相手の好守備に阻まれ得点には至らなかった。

▲好投を見せた牧

それでも均衡を破ったのは中大。3回裏、この日いつもの4番ではなく8番で打席に立った副将・福島諒平(文3)がソロホームランを放つ。「気楽に打つことができた」と痛烈な打球は綺麗な放物線を描き左中間スタンドに吸い込まれた。これで勢いに乗った中大は畳み掛ける。続く海老沼樹喜(経2)、小牧颯太(経2)が連続でヒットを放ち1点を追加すると、片倉裕文(法2)のツーランホームランでさらに2点を奪取。全日本選手権でも猛威を振るった強力打線がその力を見せつけた。

▲チームに勢いをもたらした福島

4回表、先頭打者にソロホームランを打たれるも、その後は牧の好投、冷静な守備で追撃を許さない。すると4回裏、またしても福島、海老沼の連続ヒットでチャンスを作ると、寺沼樹(商2)がツーベースヒット。これで2点を追加しさらに国学大を突き放した。

▲ツーベースヒットを打った寺沼

その後、両者ともにチャンスをつくるもスコアは動かず。中大が快勝で秋季リーグ初勝利を飾った。牧は「2戦目まずは勝ててよかった」と安堵の表情を浮かべるも、「6点止まりになってしまったので、やっぱりあそこはコールドで決めていかないと。得点のバリエーションを増やすのが課題です」と口にした。福島も「最後の一本が出ないということで、サインプレーやスクイズなどの動かすようなプレーを増やしても良かったと思う。去年は最下位だったので、チャレンジャーという気持ちで試合に臨みたい」と今後に向けての課題を語った。前人未到の四冠へ、中大軟式野球部の挑戦は続く。

 

◆試合結果◆
〇中大 6 - 1國學院大●

チーム 123 456 789 計

國學大 000 100 000=1

中 大 004 200 00× =6

 

◆お知らせ◆
次戦は10月7日(月曜日)に町田市民球場で行われる対専修大戦です。

(記事:渋谷海翔 写真:渋谷海翔、大澤晶)

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