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創部初の四冠へ向けて視界良好!エース牧完投で連勝ー令和6年度東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対専大戦

2024年10月7日 東京都・町田市民球場

チーム 123456789=RHE

中 大 040000010=591
専 大 00201001✕=393

[中]牧―寺沼
[本]〈中〉若松(2回ソロ)、福島(8回ソロ)

1勝1敗で迎えた、リーグ戦第3戦。
中大はエース牧温人(法3)を先発投手に起用。春のMVP投手は味方のエラーもあったが、9回3失点(自責点2)で完投勝利。打線も相手のミスにつけ込み、ホームラン2本を含む9安打で5得点。春夏連覇に向けたチームの視界は良好だ。

 

初回、両チームともに先頭打者が出塁したが点には結び付かず、試合は投手戦になるかと思われたが2回先頭の若松虎太朗(文1)の一振りが試合の雰囲気を変えた。

ワンボールから「初球のスライダーが抜けて引っかかってたので、次はストレートしかないなと思って狙って打てました」と振り抜いた打球は打った瞬間確信のホームラン。中大打線は欲しかった先制点を得て勢いを増す。

▲確信ホームランを放った若松

続く6番海老沼樹喜(経2)、7番山村駿悟(経2)が連打で続き、1死後9番織田尚(商3)がフォアボールで繋ぎ満塁。1番寺沼樹(商2)の打席で、リードの大きかった3塁ランナーに牽制したキャッチャーの送球が悪送球となり3塁ランナーが生還。2−0となる。なお寺沼の打席は続き、打球は平凡なゴロだったがセカンドがお手玉し3塁ランナー牧がホームイン。この回、相手のミスに漬け込んで3点を先制した。

▲悪送球で海老沼がホームに生還した

牧は2回を三者凡退に抑え、3回も勢いそのままかと思われたがエラーと内野安打で1死一塁二塁のピンチ。2死まで漕ぎ着けるも3番花輪(専大)に三遊間を抜けるレフト前ヒットを浴びて、2点を返されてしまった牧はこの回を「エラー絡みの失点だったとはいえ、自分が止められていれば良かった」と振り返った。

▲9回完投勝利を飾った牧

その後は両チームチャンスを作れず、4〜7回までは両チーム得点のないままゲームが進んだ。中盤の攻撃を主将の牧は「序盤こっちのペースで進められていたのはよかったが、追加点を取りに行かないとダメだった」と反省した。

その後、8回1死4番福島諒平(文3)のレフトスタンドへ豪快なソロホームランが生まれ、好投を続ける牧へと援護射撃。貴重な追加点を得た。

▲貴重な追加点となるホームランを放った福島

しかし8回裏、牧が1死から代打の渡邉に右中間を破るツーベース、3番花輪にヒットで続かれ1死一塁三塁でピンチを作る。4番佐藤翼にレフト前ヒットを浴び、5−3と2点差になるも後続を抑え万事休す。9回は先頭を出すも後続を抑え、完投勝利。中大は5ー3で勝利を飾った。

現在、春季リーグ優勝と全日本制覇で二冠の中大が目指すは秋季リーグ優勝、東日本制覇で四冠達成のみ。一度火がついた中大野球部を止めることは、そう簡単にはいかない。

◆お知らせ◆
次戦は10月11日(金曜日)10:00から町田市民球場で行われる対明治学院大戦です。

(記事:小林想、写真:大澤晶)

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